ナンバ: お聞きいただいた今日は、ツネマツマサトシで「き・を・つ・け・ろ」でした。
地引: どうですか、この20数年前の聞いてみて。
恒松: うーんかっこいい(笑)
一同:笑
恒松: いやいい音してるね。
地引: あの当時はインディーズって名もないころで、レコーディングなんかもあれでしょ
恒松: 4chかなたぶん。もちろんアナログな。
地引: 枚数も
恒松: 実質300枚しか作ってなかったのかな。
地引: 自分でレコード屋もってたりなんかして。
恒松: そうそう。あと高円寺の駅の街角で売りつけたりとかね(笑)。あのころ結構高円寺に仲間がいっぱいいたから、知った顔見ると「買ってくれ」って。
地引: これが原点になっているという。ほんと今聞いてもかっこい。(ナンバさんに)どう?
ナンバ: えっ、かっこいいです。デビューはソロでいらっしゃったんですか?それは意外でした。
恒松: この直後にフリクションに入るという。
地引: フリクションの2代目ギターなもんで。その前のギター、ラピスってのがクビになって。そのドラマーのチコヒゲの話によると電車に乗ってて、ホームにいるマッチャンを電車の窓から見かけたらしいの。
恒松: うーん、なんかそう言ってるけどね。
地引: あ、あいつかっこいいとか思って、あいつ入れようと。ギターケース持ってるからギターひくんだろうみたいな。それで声をかけたという。
ナンバ: ナンパですよね(笑)
恒松: ナンパされたんですね(笑)
〜間〜
地引: フリクションがもう初期の東京ロッカーズの中心みたいな形で一世を風靡したみたいな感じで。だけど在籍期間は短かったんだよね。
恒松: どのくらいあったかな。2年間やったかな、どうかな。
地引: フリクションというとやっぱり今でも、レック、ヒゲ、ツネマツというあのトリオが最強だったという。そのときよく一緒に運転手としてついていったりしてたんだけど。
恒松: うんうん
地引: ほかのメンバーあまり酒飲まないもんで。
恒松: うん、そうなの(笑)打ち上げとかないしね。
地引: マッチャンだけしょうがないから一人で飲みにいく。
恒松: 一人夜の街へ消えるという(笑)
ナンバ: 寂しいですね(笑)
地引: ではフリクションから一曲聴いてもらいたいんですが、これは「オートマチック・フラ」というんだけど、これ実は元々は…
恒松: フリクションとして発表したんだけど、原曲は僕の曲をアレンジしてフリクションでやったっていう。
地引: 一曲だけね。
恒松: うん。一曲だけ。
地引: ではその曲を聴いてもらいたいと思いますが。これはまあアルバムもいいだけど、その当時のライブが何年か前に出てそっちのほうから聴いてもらいたいと思います。
ナンバ: ではお届けします。フリクションで「Live
1980」から「オートマチック・フラ」
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