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★過去に掲載したニュースです。

●石井聰亙DVD−BOXU発売記念、特集上映会開催

『水の中の八月』『指圧王者』『逆噴射家族』『TOKYO BLOOD』『LIVE FRICTION 1989』『鏡心』という初DVD化を含む6作品に特典ディスクを加えた『石井聰亙作品集DVD-BOXU』の発売を記念して、石井聰亙の30年にわたる軌跡を網羅した特集上映会が東京と大阪で開催される。

DESTROY YOURSELF all about 石井聰亙 in Tokyo
2008.1/19(土)〜2/1(金)各回21:00より上映

会場:ユーロスペース TEL:03-3461-0211 www.eurospace.co.jp
当日一般1400円 大学・専門学校生1200円 会員・シニア1000円
ぴあミニシアター回数券もお使いになれます。2月1日は通常料金です。
連日12時より入場整理券を劇場受付にて発行いたします。

1/19(土) 「逆噴射家族」 ★ゲスト:石井聰亙監督
1/20(日) 「ロンリープラネット」「鏡心」完全版
1/21(月) 「高校大パニック」「1/880000の孤独」「突撃!博多愚連隊」
1/22(火) 「シャッフル」「アジアの逆襲 REMIX LIVE VERSION」
1/23(水) 「爆裂都市/BURSTCITY」
1/24(木) 「半分人間」「THE MASTER OF SHIATSU指圧王者」
1/25(金) 「狂い咲きサンダーロード」
1/26(土) 「水の中の八月」 ★ゲスト:石井聰亙監督+小嶺麗奈
1/27(日) 「ユメノ銀河」
1/28(月) 「エンジェル・ダスト」
1/29(火) 「TOKYO BLOOD」「THE MASTER OF SHIATSU指圧王者」
1/30(水) 「DEAD END RUN」「ELECTRIC DRAGON 80000V」
1/31(木) 「五条霊戦記 GOJOE」
2/ 1(金) 「DUM NUMB LIVE FRICTION 1989」「THE ROOSTERS RE-BIRTHU」


DESTROY YOURSELF all about 石井聰亙 in Osaka
2008.2/16(土)・17(日)

会場:浄土宗應典院
大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27 06-6771-7641 www.outenin.com/ 

2/16(土)
・Aプログラム(500円):13:00〜
石井聰亙監督あいさつ
「アジアの逆襲 REMIX LIVE VERSION」
「TOKYO BLOOD」「THE MASTER OF SHIATSU指圧王者」
・Bプログラム(500円):15:00〜
石井聰亙監督あいさつ
「ユメノ銀河」
・Cプログラム(2000円):17:30〜
石井聰亙監督+小嶺麗奈トーク
サイケデリックパーティー
「水の中の八月」

2/17(日)
・Dプログラム(500円):10:00〜
石井聰亙監督あいさつ
「DEAD END RUN」「ELECTRIC DRAGON 80000V」
・Eプログラム(500円):13:00〜
石井聰亙監督+松井良彦監督+秋田光彦
「狂い咲きサンダーロード」
・Fプログラム(500円):15:00〜
石井聰亙監督トーク
「逆噴射家族」



●NONが新春早々、東京でのライブを敢行

 先ごろNON BANDの80年代の音源がCDリリースされたNONが、新年早々東京でのライブを行う。1月11日には高円寺UFOクラブで「NONがきた:バラードから爆音まで」と題して、ソロの弾き語りから、NON BANDのメンバーとのバンド・サウンド、そして灰野敬二、吉田達也を迎えてのスーパー・セッションまで、NONの多彩な音楽世界が展開される。

 翌12日には吉田達也とともに、渋谷O-NESTでの「円盤ジャンボリー」に参加する。この二日間は、80年代から現在までたゆみなく歩み続けるNONの今に触れることのできる、またとない機会だ。なお期間限定でNON BANDのブログも開設されている。


●2008/1/11(金)
NONがきた:バラードから爆音まで
HERE COMES NON : from BALLADS to BAKUON
NON (NON BAND) with 灰野敬二 吉田達也 佐々木絵実
(キキオン)山岸麒之介・玉垣ミツル(NON BAND)
@U.F.O.CLUB (03-5306-0240) 地下鉄東高円寺駅下車3分JR高円寺駅下車20分

青梅街道/環七交差点ファミリーマートB1F 開場18:30開演19:00
前売\2500当日\2800(1drink)info.テレグラフファクトリー 0489-24-2337

●2008/1/12(土)
円盤ジャンボリー8太鼓祭り・上
NON with 吉田達也
@渋谷O-NEST 03-3462-4420 渋谷区円山町2-3-6F 開場16:30開演17:00
前売 1日券\2000 (11~13日通し券\5000)当日1日券\2500(drink別)
info. 円盤03-5306-2937
http://blog.goo.ne.jp/enban_taguchi/

期間限定NON BAND BLOG: http://nonband.exblog.jp/


●元ミスター・カイト、ジーンが新バンドでライブを

東京ロッカーズで活躍したex.ミスター・カイトのジーン(美咲歌 芽句)が詩集『荒涼天使たちの夜』刊行に続き、Jean+荒涼天使でライヴを行います。荒涼天使のメンバーには元フリクションのラピスや元アレルギーの荒木康弘も参加しています。

Jean+荒涼天使
Jean=美咲歌 芽句(Poetry Reading: ex. Mr. Kite)、Lapiz(Gr: SANDADA、忘我'z、ex. Friction)、Aji(Gr: ex. ○△□、山脈ズ)、フルカワヒロカズ(B: ex. MarbleSheep)、荒木康弘(Dr: ex. P-Model、ex.Allergy)

9/28(Fri)@東高円寺 UFO CLUB『NO PUSSYFOOTING』
荒涼天使/Sister Paul/Kuruucrew/クルブシーズ/Quickmole
Open: 18:30 Start: 19:00
前売り: \2,300(1Drink)
当日: \2,500-(1Drink)
Tel: 03-5306-0240
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南 1-11-6 ハーモニーヒルズB1
http://www.ufoclub.jp/
*この日の演奏は、4人によるインストルメンタル中心のライヴになります。

10/3(Wed)@国立 地球屋
Jean+荒涼天使/花&フェノミナン
Open: 19:00 Start: 20:00
\1,000+Drink Order
Tel: 042-572-5851
〒186-0012 国立市東1-16-13 B1
http://chikyuya.web.infoseek.co.jp/

10/14(Sun)@渋谷 Lamama『Primal Tone. #25』
Jean+荒涼天使/Spear Men/Brig/眠草
Open: 18:30 Start: 19:00
前売り: \2,200+Drink Order
当日: \2,500+Drink Order
Tel: 03-3464-0801
〒150-0043 渋谷区道玄坂1-15-3 プリメーラ道玄坂B1
http://www.lamama.net/welcome.html
*中村宗一郎マスタリングによるスペシャルCD-R配布あり。

10/20(Sat)@東高円寺 UFO CLUB『WAGU 19』
Jean+荒涼天使/三上寛/オシリペンペンズ/にせんねんもんだい
Open: 18:30 Start: 19:00
前売り: \2,500(1Drink)
当日: \3,000(1Drink)
Tel: 03-5306-0240

 


●ミスター・カイトのジーンが初の詩集出版。記念ライブも。

 70年代末に東京ロッカーズ・ムーブメントの中心バンドのひとつ、ミスター・カイトの女性ボーカリストとして活躍したジーンが、初めての詩集を出版することになった。美咲歌芽句(みさかめぐ)のペンネームで、タイトルは『荒涼天使たちの夜』。5月1日に思潮社から発売される。

 また、その発売を記念したライブ・イベントも4月28日に渋谷「青い部屋」で行われ、ボーカリストとしてのジーンの姿が久々に披露される。ゲストとして、東京ロッカーズ時代からの盟友である恒松正敏も出演する。

詩集『荒涼天使たちの夜』 美咲歌 芽句(みさか めぐ)著
出版=思潮社  定価=2000円+税  発売日=5月1日
総ページ数=192頁(四六判並製)

美咲歌芽句(EX. MR.KITE)、処女詩集『荒涼天使たちの夜』発売記念LIVE
4/28日(土)19:00open23:00close \2500(予約)\3000(当日)
@渋谷「青い部屋」03-3407-3564 http://www.aoiheya.com/index2.html
出演/美咲歌芽句(ジーン) WITH LOADED, 恒松正敏(EX FRICTION)
BIG SCAT,SILENT TONGUE
DJ /鳥井賀句、松田尚久


NON、4年10ヶ月ぶりの東京ライブ

インディーズ黎明期の東京ロッカーズの時代からNON BANDとして多くの人を魅了してきた女性ロッカーNONが、久々に東京でソロ・ライブを行う。現在も、地元の弘前で定期的にライブ活動を行っているが、東京でのライブは2002年1月のNON BAND復活ライブ以来となる。アルバム発売以降、新曲も増えているようで、またNONの紡ぎ出す新たな世界に出会えるだろう。


◎NON SOLO (from:NON BAND ベース弾き語り)

2006年11月4日(土)
19:30open 20:00start
場所 Galerie Cafe PIGA(東京都世田谷区北沢2-24-6北口ビルB1F(小田急線・井の頭線下北沢駅北口徒歩1分)
tel:03-3468-7071
http://www.piga.or.tv/
料金 \1500(1drink付)



石井聰亙初期作品DVD-BOX発売! 記念イベントも続々と開催

石井聰亙監督の初期作品が7枚入りのDVDボックスとして発売される。

 インディーズ・ムービーから出発し、常に日本の映画シーンに激しいインパクトを与え続けてきた石井聰亙監督の活動30周年を記念して、全作品のDVD化が決定した。その第一弾として、記念碑的傑作『狂い咲きサンダーロード』や伝説のデビュー作『高校大パニック』を含む初期作品6編と、特典映像を収めたボーナスディスクからなる7枚組のDVDボックスが発売される。これまで観る機会の少なかった初期の自主制作作品が初めてDVD化されることにより、石井聰亙の原点が時代を越えて蘇えり、再び多くの若者の心をわしづかみにするに違いない。

 また、DVDボックスの発売を記念して、吉祥寺バウスシアターでの石井作品の上映会に加え、ロック・シーンともかかわりの深い石井監督らしく、新宿ロフトで三日間のライブ・イベント、さらにロフト・プラスワンでのトーク・イベントも企画されている。特に活動再開したフリクションが登場する10月24日のライブは注目だ。

 

 

石井聰亙作品集 DVD-BOX 1 (1976-1983)
収録作品『高校大パニック』(1976),『1/880000の孤独』(1877),『突撃!博多愚連隊』(1978),『狂い咲きサンダーロード』(1980),『シャッフル』(1981),『アジアの逆襲〜REMIX LIVE VERSION 』(2006)
特典映像ディスク(撮影風景、インタビュー、バチラスアーミー・ライブ映像 ほか)

DVD 7枚組 価格24,990円(税込み)
2006年10月28日発売

SOGO ISHII DVD BOX発売前夜祭
BATTLE TALKERS -supported by ROCK OF AGES-
2006年10月15日(日) OPEN:18:30/START:19:30
会場:ロフトプラスワン
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
料金:\2,500(オーダー代別)
※ローソンチケットにて9月15日(土)より発売!(Lコード32992)
出演:石井聰亙、山田辰夫、緒方明、池畑潤二、伊勢田勇人、スマイリー原島、ギンティ小林

BURST GIG 1,2,3
2006年10月23日(月)・24日(火)・25日(水) OPEN:18:30/START:19:30
会場:新宿ロフト 
新宿区歌舞伎町1-12-9タテハナビルB2 http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/
料金:前売\3,300(ドリンク代別)/当日\3,800(ドリンク代別)
出演:
23日 GUITAR WOLF、日本脳炎、FOE
24日 FRICTION(RECK・中村達也)、恒松正敏グループ、dip
25日 ROCK'N'ROLL GYPSIES、怒髪天、bloodthirsty butchers

超爆音上映3DAYS -石井聰亙レトロスペクティブ-
2006年10月26日(木)・27日(金)・28日(土) START:21:00(レイト)/23:00(オールナイト・28日のみ)
会場:吉祥寺バウスシアター 
武蔵野市吉祥寺本町1-11-23 http://www.baustheater.com/
料金:レイト前売¥2,000/当日\2,300 オールナイト(28日のみ)前売¥3,000/当日\3,300
上映プログラム:
26日(木)/監督舞台挨拶
花田裕之アコースティックライブ
「ザ・ルースターズ/RE・BIRTHU−ライブ版」
27日(金)/監督舞台挨拶
恒松正敏アコースティックライブ
「E.D.P.S/LAST LIVE@1984.12.24 SHIBUYA LIVE-INN」
「フリクション/DUMB NUMB LIVE」
28日(土)/監督舞台挨拶
秘蔵フィルムライブ(ザ・フールズ、ザ・スターリン、EP-4、じゃがたら)
+トークセッション(進行:樋口泰人)
「ザ・スターリン/絶賛解散中!!FOR NEVER」 
     
(オールナイト)
PANTAアコースティックライブ
「アジアの逆襲〜2005 REMIX LIVE VERSION〜」
「シャッフル」
「Street Noise」
「ELECTRIC DRAGON 80000V」
「DEAD END RUN」
「狂い咲きサンダーロード」


詳細 http://www.transformer.cp.jp/

 


「まんがイーター」が世に送る(はずだった)特殊少女漫画家・うぐいす祥子の自費出版本『犬小僧の復讐』発売中

 「まんがイーター」の発売が諸事情によって大幅に遅れてしまい、多くの方々にご迷惑をおかけしていますが(本当に申し訳ありません)、本来ならこの「まんがイーター」がデビューとなるはずだった特殊少女漫画家・うぐいす祥子さんが漫画単行本『犬小僧の復讐』を自費出版しました。

 うぐいす祥子さんは、既に「まんがイーター」より先に、秋田書店の漫画雑誌にギャグ漫画を掲載するなどプロとして活動していますが、この『犬小僧の復讐』には一般の商業誌では掲載されるのが難しい、彼女の本領を発揮したユニークな短編漫画が収められています。

 サチヨとサチコの姉妹が現実離れした事件に次々と遭遇するこのシリーズ、レトロな少女漫画風の絵柄と珍奇なストーリーとが相まって、どこか昔の貸本漫画を思わせるアヤしい魅力が漂っています。一度読んだらクセになる中毒性あり。850円で、中野タコシェで入手できます。(2006.1.16)

 

 


根本敬の傑作『亀ノ頭のスープ』が新装版として再発売

 我らが特殊漫画家、根本敬の代表作のひとつである「ミクロの精子圏」を含む単行本『亀ノ頭のスープ』が、青林工藝舎から新装版として発売された。『亀ノ頭のスープ』は1990年にマガジンハウスから発行され、その後、河出文庫から再刊されていたもの。今回は三回目の刊行となるが、これまでの文庫版と違って、大きな誌面で見ることができるのが嬉しい。

 ここに収められた「ミクロの精子圏」は、「タケオの世界」(『怪人無礼講ララバイ』に収録)、「未来精子ブラジル」(未完)と並ぶ根本漫画の集大成と云われる精子三部作の一編で、壮大な根本ワールドが展開される名作だ。根本ファン必携の一冊!
◎根本敬『亀ノ頭のスープ』青林工藝舎発行 1,500円+税

 


会田誠氏も絶賛!? 女の子のホンネ炸裂のエッセイ集『掃き溜めに、犬』

 モダンアート界の奇才・会田誠の作品集や、戸川純の復刻本など、独自な路線の出版を続けているABC出版社から、女の子のホンネが炸裂する興味満点のエッセイ集が出版されています。これがデビュー作となる筆者の永田ヨシミさんは会田誠と戸川純の大ファンということから、ABC出版社から自分のエッセイ集を出すことがかねてからの念願だったとか。

 これまでネットなどで書きためてきた文章を集めたこのエッセイ集、女の子の下半身の話題をはじめ禁断の(?)テーマを、開放的な笑いにつつんで綴っています。小説と漫画、イラスト付き。帯には憧れの会田誠氏のこんな推薦文が。「可愛くて下品で壊れてて聡明で… 正直、けっこうタイプです。」

永田ヨシミ『掃き溜めに、犬』 (ABC出版)定価1,500円+税

 11月17日(木)の夜7時から、阿佐ヶ谷の喫茶店「よるのひるね」で永田ヨシミさんの初のトークショーがあります。ナマ永田王に会えるまたとないチャンスです。お店の方に事前に予約が必要とのことです。

『永田王のめちゃ★モテ生トーク』
11月17日(木)午後七時から九時 
会場:よるのひるね 杉並区阿佐ヶ谷北2-13-4 (阿佐ヶ谷駅北口徒歩1分) 
1000円1ドリンク付 
予約制 yoruhiru@jcom.home.ne.jp or tel03-6765-6997



特殊コスプレ・アイドル「」のボディペインティングがDVDに

特殊コスプレイヤー「声」が、自らの体をキャンバスにして挑んだボディ・ペインティングの記録が、ついにDVDとしてリリースされる。かつて漫画古書店まんだらけのコスプレ店員の時代に、過激なコスプレ緊縛写真集『人間時計』を世に出し話題を呼んだ「声」の新たな挑戦だ。

 「声」のボディ・ペインティングのプロジェクトは、『まんがイータ−』のために企画されたモダーンアーチスト会田誠とのコラボレーションに始まり、その後は駕籠真太郎、町野変丸、笠間しろう、根本敬、という個性あふれる漫画家が続いた。会田誠による「声」のボディ・ペインティングは既に『ブルータス』や『美術手帖』などで紹介され、モダンアート・シーンで高い評価を得ているが、それ以降もそれぞれ異なったアプローチによる素晴らしい作品が生み出されている。

 今回、その中から笠間しろう、町野変丸、根本敬の制作風景を中心に、「声」のボディ・ペインティングのインパクトある映像がDVDとして作品化される。監督はなんと『ラバーズ・ラヴァ−』などパンク・センス溢れる作品でカルト的な人気を集める福居ショウジンだ。(会田誠の制作過程も特典映像として収録)「声」の可憐で大胆な特異なキャラクターと、多くの才能の結集によって、類のない面白さに満ちた作品ができあがった。
 『変躰ランド』のタイトルでDVDとビデオが5月7日に同時発売。ロフト・シネマの製作で、JVDからリリースされる。

 また、5月6日(木)にはロフト・プラスワンで発売記念イベントも開催される。声をはじめ、今回の企画に参加したアーチスト、漫画家の諸氏が参集。またライブ・ボディ・ペインティングも予定されている。

 (雑誌『BURST』5月号の表紙とカラーグラビアで、声が登場しているので、そちらも御覧下さい)

『変躰ランド』
監督:福居ショウジン 出演: 声、笠間しろう、町野変丸、根本敬 / 会田誠
製作: ロフトシネマ、JVD 発売:JVD 発売日2004年5月7日(金)
定価:DVD 3,990円  ビデオ6,300円 (レンタル有り)



早川大の写真集『STILL HEART BEATING 』発売される

「イーター」8号で、その暴力的で鋭敏な「書」と散文詩を紹介した名古屋在住の前衛書家・早川大龍こと早川大(わたる)が、今度は写真集を出した。
 蒼穹舎から刊行された『STILL HEART BEATING 』と題された彼の写真集には、街の日常的風景の一部を切り取ったようなカラー写真が並ぶ。見慣れたはずの風景が、彼の眼を通すと、実に禍々しいものに見えてくる。森山大道も高く評価したというのも頷ける、強い力を持った写真だ。
 早川大『STILL HEART BEATING 』発行:蒼穹舎/本体価格2400円



恒松正敏、描き下ろし作品が秋公開映画「ラスト・クォーター」に登場

 2004年秋、全国松竹系よりロードショー公開予定の映画「ラスト・クォーター」に、恒松正敏の描き下ろし作品2点が登場する。
 映画は、監督 二階健、原作「下弦の月」矢沢あり著。主演は栗山千明、成宮寛貴など。そのうち緒形拳演じる画家のアトリエ内の作品、また映画を象徴するような作品として2点が登場する。「白痴」、そして昨年の「スカイハイ」など映画での活躍が続いている。
http://www.last-quarter.jp/

 また、4月16日からは大阪で作品展が開催される。油彩、テンペラ、ドローイングに加え、近年取り組んでいる自作屏風など旧作から新作まで約50点を展示(上作品「変容73」)。

日時:2004年4月16日〜4月27日
会場:都画廊
場所:大阪市東心斎橋2-8-26 都ファッションビル3F
TEL:06-6211-6095
http://plaza.harmonix.ne.jp/~artnavi/09-gal-ad/160427-miyako-tunematu/00-miyako-tunematu.html



根本ワールドへの入門書『夜間中学』発売記念イベント開催

 只今『まんがイータ−』制作中の我らが特殊漫画家、根本敬の因果世界に、より親しみやすく触れてもらおうという単行本『夜間中学』が発売された(発行:情報出版センター 定価:1500円+税)。「フツーのOLにも読めるように」という心遣いから、装丁もいつもより上品で、そのかいあってか朝日新聞の読書欄にも紹介されていた。文章も読みやすく書かれてはいるが、しかしそこは根本ワールド、中味は一筋縄では収まりません。ちなみに、タイトルの『夜間中学』とは、渋谷のアップリンクで毎月行われている根本イベントにちなんでいる。

 さらにこの本の発売を記念して、3月4日(木)に新宿ロフトプラスワンで新たなイベントが行なわれることになった。「根本敬、夜、夜間中学の夜」と題されたこの日のイベントは、アップリンクとは別だてで、同じく特殊漫画家のマディ上原をゲストに、二人で結成している漫画ユニット「お岩」としての初のトークライブとなる。漫画界に祟るために結成されたという「お岩」は、『まんがイータ−』誌上で10年ぶりの作品を発表する予定で、この日のトークは『まんがイータ−』の予告編的な意味合いももつものだ。なかなか発売されない『まんがイータ−』(進行が遅くてすみません)が待ちきれない根本ファンの皆さん、ぜひ参集ください。18:30開場19:30開演で、チャージ1300円と飲食代がかかります。
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

 


ROVO−日比谷野音ライブが二枚組でCD化

 今年5月5日に日比谷野音で行われ、その壮大なパフォーマンスで早くも伝説と化したROVOのライブが、二枚組のCDとしてリリースされる。

 トータルで二時間近くの演奏が、あの日の雰囲気そのままに、完全収録される。

●「ROVO/LIVE at 日比谷野音 2003.05.05 〜MAN DRIVE TRANCE SPECIAL〜」二枚組CD 全9トラック トータルタイム 110分
ROVO are 勝井祐二(E.Violin), 山本精一(G),益子樹(DX7,5H101),芳垣安洋(D),岡部洋一(D),原田仁(B),中西宏司(JUNO106,SH101)
10月10日発売予定。税込み価格 3,360円。
発売元:WONDERGROUND MUSIC / 販売元:ユニバーサルミュージックIMS

*ROVOの次回ライブ予定
11/14 HIGH BOOSTER" with SUPERCAR at 大阪難波ハッチ
11/23 MAN DRIVE TRANCE ALL NIGHT" at 新宿リキッドルーム
http://www.wondergroung.jp


根本敬の「映像夜間中学」西日本夏期補習、開催

「学ぶ」出版後も、イベントに執筆にと大忙しの根本敬だが、8月には西日本各地で、「映像夜間中学」の夏期特別講座を開催する。これは渋谷アップリンクで定期的に行われている大人気のイベントを、京都、大阪、山口、福岡、そして名古屋の各都市で開催するもの。根本敬が、長い間撮りだめた映像をつかって、因果者の世界を探究していく、実に貴重なひとときだ。
 なお、イベント当日は各会場にて、参加者全員にもれなく特製手作り教科書と学生証を配付する他、学長自作の気合い入りまくったハンドメイド本やバッジ、オリジナルTシャツや一点モノの版画いった記念の品々の物販も行う予定。

この夏、あなたの街で終わりなき炎の夜が始まる....。

<映像夜間中学・西日本夏期補習>
●京都校 みなみ会館
日時:8/2(土)8/3(日)両日共に20:30より開校(予定)
アクセス:みなみ会館(市バス九条大宮すぐ、近鉄東寺駅西へ150m)
お問い合わせ先→tel.075-661-3993(みなみ会館)※会場にて前売を取り扱っております。
http://www.rcsmovie.co.jp/minami/
     
●山口校 ムラタ酒店
日時:8/4(月)8/5(火)両日共に19:00より開校
アクセス:ムラタ酒店(JR山口駅より徒歩20分、JR小郡駅より車で20分)
お問い合わせ先→tel.083-932-2321(SL企画)

●福岡校 イビザルテ 
日時:8/7(木)8/8(金)両日共に19:00より開校
アクセス:イビザルテ3F 森の食卓&ギャラリー(福岡市中央区薬院1-16-17イビザビル)
お問い合わせ先→tel.092-715-0153(イビザルテ)※会場にて前売を取り扱っております。

●大阪校 シネ・ヌーヴォ
日時:8/9(土)8/10(日)両日共に19:00より開校
アクセス:シネ・ヌーヴォ(地下鉄中央線「九条」駅より徒歩2分)
お問い合わせ先→tel.06-6582-1416(シネ・ヌーヴォ)※会場にて前売を取り扱っております。
http://terra.zone.ne.jp/cinenouveau/

●名古屋校 カノーヴァン
日時:8/11(月)8/12(火)両日共に19:00より開校
アクセス:カノーヴァン(名古屋市中区新栄2-2-19)
お問い合わせ先→052-262-3628(カノーヴァン)※会場にて前売を取り扱っております
http://homepage2.nifty.com/canolfan/

料金(各会場とも):当日/¥2,500(特製手作り教科書&学生証付き)
  前売/¥3,999(二日間通し券のみ、特製手作り教科書&学生証付き)
★二日間続けて参加した生徒にはその優良な出席態度を評し根本学長より表彰状が貸与されます。
※前売券は映像夜間中学の公式ホームページ、または各会場にてお求め頂けます。

◎講議内容(各会場共通、2日間違った内容です)

1日目の講議内容:『アッパー&ダウナー系電波菩薩
イイ顔の海に溺死寸前、君も一緒に飛び込んでみないか?
学長自らがあの人、この人、例の人と、強力な因果者の磁場圏内に次々と巻き込まれ決死の体験!そして生還した学長が持ち帰ったお宝映像の数々の中から厳選して紹介される天災と狂喜は神ひとえ、その現場や人々を“アッパー系”と、その対極の“ダウナー系”に分類、それらを理屈ではなく臍下三寸へ向けて講議する。

2日目の講議内容:『アシッド系解毒波止場
蠅がUFOに見える男や女の渦に宇宙酔い
“ドヤ街のクリムト”こと其風画伯、電波喫茶、宇宙の神などなど、学長がこれまでに出会った“アシッド系”と分類される素敵な人たちを一挙に紹介、そのドキュメント映像の数々を通して彼等の出現により発生する異次元空間とその無意識のメッセージを読み解いていく。

「“この世”の存在は根本(こんぽん)的に下らなくてフザケたものだ。そこを大大大前提とし、その認識から出発した上で人は真面目に生きるべきだろう。ようするにマジメな事を只、無自覚にマジメなままやってマヌケの魔力に足下掬われるのではなく、フザケた事を真面目にやり通す者たれというという事。その辺の事を一見バカバカしく思える映像を観ながら体感していただければ幸、ってな『場』でありたや」根本敬(映像夜間中学学長)
   


根本敬「学ぶ」発売記念サイン会を開催

 7月11日に刊行される根本敬の漫画単行本「学ぶ」の発売を記念して、中野タコシェにおいて、根本敬サイン会が行われます。期日は7月19日(土曜日)午後4時から。この日のサイン会では、アクリル絵の具を使ったイラストなども加えた手の込んだサインを書いてくれるそうです。なお、当日までに「学ぶ」を購入した方にはサイン会に参加できる整理券が渡されるとのことです。詳しくはタコシェのホームページを御覧下さい。
http://www.tacoche.com/

また、原宿のアート系書店ナディフNADiffでは、ちょうど「学ぶ」の発売日となる7月11日から31日まで、「根本敬アートフェア」が開かれます。さらに7月25日(金)午後8時30分からは、「現実はお笑いよりバカバカしい」と題した根本敬特殊講演会も行われます。(入場料1800円ワンドリンク付) フェア期間中には、ヤギヤスオが根本漫画をモチーフに描いた「学ぶ」の表紙の原画も展示される予定です。
http://www.nadiff.com/


モダンアートの異才、会田誠の作品集『三十路』発売される

 モダンアート・シーンで今最も注目すべきアーチスト、会田誠の二冊目の作品集『三十路』が、2002年末に発売された(ABC出版. 1,600円+税) 。会田誠は作品ごとにそのスタイルを変えながら、おたく的感性、変態的欲望、日本的情念などなど、現代の日本の表層と深層を、ごった混ぜに表現する。また妄想戦争マンガ『ミュータント花子』や、変態青春小説『青春と変態』(ともにABC出版より)でもその類稀な才能を発揮し、一部の目敏い連中から熱烈な支持を受けている。

 この作品集には、代表作といえる「戦争画RETURNS 」のシリーズや、「スタジオボイス」に連載された美人画イラスト「食用人造少女・美味ちゃん」シリーズなど、30代前半に発表した作品が網羅されている。アートとサブ・カルチャーの垣根を取り壊したその多彩な表現は、とてつもなく刺激的だ。

 なお、只今制作中の「まんがイーター」にも、会田誠は登場する予定。


関西パンクの源流「ウルトラビデ」、結成25周年の復活ライブ決定

 関西パンク・シーンの黎明期に活動し、その後の非常階段などのノイズ・アバンギャルドの源流となった伝説のバンド「ウルトラビデ」が、オリジナル・メンバーで復活する。東京と大阪で行われる一夜限りのライブには、当時活動を共にしたINUの町田康、林直人、アーントサリーのPhew(MOST)が出演。二度と見られないであろう豪華な顔ぶれが結集する。

「関西 NO WAVE 2003
 〜ウルトラビデ再結成ライブ〜インプロヴィゼーション・アナーキー」

日程:2003年1月15日(水)
場所:東京・渋谷・クラブクアトロ
出演:ウルトラビデ、町田康、MOST
開場:18:00 開演:19:00
入場料:3000円(1ドリンク付き)
問い合わせ:スマッシュウエスト(06-6361-0313)

日程:2003年1月19日(日)
場所:大阪・心斎橋・クラブクアトロ
出演:ウルトラビデ、町田康、北嶋建也+林直人
開場:18:00 開演:19:00
入場料:3000円(1ドリンク付き)
問い合わせ:スマッシュウエスト(06-6361-0313)


関西で最初のパンク・ギグが行われたのは今から25年前、1978年12月30日大阪難波・ギャルソンだった。このギグを主催したのは関西初のパンクファンジン/アウトサイダー主幹、関西初のインディーズレーベル/アンバランスレコードをスタートさせる林直人(後にINU、アウシュビッツを結成)であった。出演は町田康、Phewなど、現在も個性的活動を精力的に行っている精鋭達、特にHIDE、JOJO広重(現アルケミーレコード社長、非常階段リーダー)、渡邉浩一郎(故人)、TAIQUI(現Bellaphonリーダー/浪漫座メンバー)の4人編成で出演したウルトラビデは、ノイジーなアヴァンギャルド・パンクバンドとして突出したサウンドを呈していた。1979年にはウルトラビデ、町田康と林直人で結成されたINU、Phew率いるアーント・サリー、最高速パンクバンド/SSの4バンドで「関西NO WAVE」の名称で集中的にライブを行った。その名の通り関西を代表するパンクバンドとして伝説的な足跡を残し、次世代への扉を開いたのは周知の通りである。

その後各バンドは解散するも、それぞれのメンバーは別ユニットやソロでの活動を行っていたが、、HIDEはULTRA BIDE'でデッドケネディーズ/ジェロビアフラのレーベルからレコードをリリース、ニューヨークを基点に米国で活動していたが2001年に帰国。ウルトラビデの結成25周年にあわせて、当時の音源の復刻アルバムのリリース(2002年夏に関西NO WAVEフェアのプレミアムアイテムとして配布)、再編集盤のリリース(2003年1月、アルケミーレコードより発売予定/「インプロヴィゼーション・アナーキー」(ARCD-145))を行い、2003年1月に東京と大阪で各一夜のみの再結成ライブを行うことが決定した。

この「関西 NO WAVE 2003〜ウルトラビデ再結成ライブ〜インプロヴィゼーション・アナーキー」では、町田康、MOST(Phew)、林直人という、往年の仲間が25年ぶりに集結、当時のスピリットはそのままに、現在もなお最新鋭のパンクサウンドを演奏する。再結成されるウルトラビデはHIDE、JOJO広重、TAIQUIというオリジナルメンバーに、ナスカカー、グラインドオーケストラのシンセサイザー奏者・中屋が加入、まさに強烈なインプロヴィゼーション・アナーキズムを具現化する!見逃すな!



東京ロッカーズのドキュメンタリー「ロッカーズ」上映イベント開催

 日本のパンク・ロックの幕開けとなった伝説的ムーブメント、東京ロッカーズを同時代的に捉えたドキュメンタリー映画「ロッカーズ」(1979年公開)の上映&トーク・イベントが、12月19日に新宿ロフト・プラスワンで行われる。

 「ロッカーズ」には、リザ−ド、フリクション、ミラーズ、Mr.カイト、S-KEN、スピードなど、時代を切り開いたバンドが登場、ライブ映像やインタビューが当時の雰囲気をリアルに伝えている。また、SSや8・1/2など、貴重なライブ映像も収められている他、来日中のストラングラーズも友情出演している。

 監督の津島秀明氏は多くのバンドのライブ・フィルムやプロモーション・ビデオなどを手掛けたが、1994年に急逝。その後は、「ロッカーズ」のフィルムの所在も明らかではなくなり、長い間幻の映画となっていた。今回、S-KENスタジオの流れを汲むマグネット・スタジオの山浦正彦氏の尽力によって、原版ネガが発見され、ニュー・プリント完全版での上映が実現することになった。宝島社から短縮版がビデオ・リリースされたことがあるが、完全版での上映は10数年ぶりのことになると思われる。

 また当日は、関係者によるトーク・ショウも行われ、ミュージシャンとして出演もしているリザ−ドのモモヨ、S-KEN、鳥居賀句(PAIN)、映画製作に携わった写真家の井出情児、デザイナーのヤギヤスオ、そして「イータ−」編集長である地引雄一等が顔をそろえる予定。

 リザ−ドのアルバム「LIZARD/LIVE AT S-KEN STUDIO'78 and more!」も、当日先行発売される。

歴史的パンク・ドキュメント映画「ロッカーズ」上映&トーク!
       遂に幻の原版発見 ニュー・プリントによる上映実現!

日時:12月19日(木) 18:30 OPEN 19:30 START
場所:新宿ロフトプラスワン 
内容:映画「ロッカーズ」上映、トークショウ
出演者:モモヨ(リザード)、S-KEN、地引雄一(イーター)
    鳥井賀句、井出情児、ヤギヤスオ 他
料金:\1800(飲食代別)、当日のみ・前売り無し

問い合わせ:(株)マグネット 03-3403-8462 
      ロフトプラスワン 03-3205-6864
http://www.magnet-co.com/


リザ−ド、伝説のS-kenスタジオ・ライブが初のCD化!

 日本パンク・シーンを築き上げ、ひとつの頂点を極めたバンド「LIZARD」の、1978年の六本木S-kenスタジオでのライブ音源が、初めてCDとして発売されることになった。

 S-kenスタジオは、東京ロッカーズと呼ばれた日本のパンク・ムーブメントの拠点となった音楽スタジオで、1978年10月にそこで行われたリザ−ドのライブが、24年の歳月を経て世に出ることに。この日のライブは、やはり東京ロッカーズの中心バンドのひとつミラーズとの共演で、その演奏はフルタイムでライン録音され、そのテープを聴いたストラングラーズのべーシスト、ジャン=ジャック・バーネルが即座にアルバムのプロデュースを申し入れたという伝説的なものだ。翌年、リザ−ドはロンドンに渡り、ジャン=ジャック・バーネルのプロデュースでファースト・アルバムをレコーディングし、数カ所のライブハウスに出演、本場のパンクスからも熱狂的な支持を受けることになった。

 まさに東京ロッカーズが盛り上がり始めた時期の、気迫のこもったリザ−ドの演奏は、時代を越えた強力なエネルギーを発している。さらにこのCDには、1980年にリザ−ドが発足させた自主レーベル「ジャンク・コネクション」からリリースされたシングル盤「サカナ」のほか、S-kenスタジオで録音された未発表音源も収録される。

 またこのアルバムの発売を記念して、東京ロッカーズのドキュメント映画「ロッカーズ」の上映&トーク・イベントが12月19日に新宿ロフト・プラスワンで行われる。詳細はおってお知らせします。

「LIVE AT S-KEN STUDIO'78 and more !」/ LIZARD
'78初来日のストラングラーズを一発KOしたS-Ken Studioに於ける渾身のNon Stop Liveが、
世紀を跨いで聴く者を圧倒する!
収録曲*<1987.10.28 live 全曲>ロボットラブ/ロッキンドール/ニャンコマニア・ロック/キングダム/マシンガンキッド/ロッククリティック*<ジャンクコネクション・シングル盤>サカナ/SA・KA・NA(dub version)*<未発表スタジオ録音>ロッキンドール/ロッククリティック/GO!GO!タクシー
パーソネル:モモヨ(V.G)/カツ(G)/ワカ(B)/ツネ(D)/コウ(Sy)/ベル(D)=「サカナ」のみ
MAGL-5008 \2,381(税込\2,500)
発売日:2002年12月20日
発売元:マグネット・レコード(TEL:03-0403-8462)

http://www.magnet-co.com/
http://www.musicman-net.com/

 


 

手塚眞監督のデビュー作『星くず兄弟の伝説』DVDで発売決定

 ビジュアリスト手塚眞の初の長編作品として、今なお熱烈な支持を得ているポップなニューウェーブ・ロック・ミュージカル『星くず兄弟の伝説』がDVDとして発売されることが決定した。

 『星くず兄弟の伝説』はまだ大学生だった手塚眞がミュージシャン近田春夫と協同し、近田春夫が制作総指揮と音楽監督を、手塚眞が脚本と監督を務めて完成した、80年代ポップ・カルチャーのエッセンスを詰め込んだ超エンターテイメント作品だ。主演のスターダスト・ブラザーズには、東京ロッカーズ時代からパンク・ニューウェーブ・シーンで活躍した久保田しんごと高木完(後にヒップホップでも活躍)。そして、先日不幸にも他界した戸川京子が、二人を支えるヒロインとして可憐な魅力を振りまいている。さらに謎の大物プロデューサーに尾崎紀世彦、ライバルのロッカーにISSAY、ガードマンにサンプラザ中野が出演。また戸川純、渡辺和博、影山民夫、高田文夫、中島らも、さらにはタモリや前田日明など、多彩なゲストが賑やかに彩りを添えている。 手塚眞の瑞々しい映像と、近田春夫の抜群のセンスの音楽が一体となった、軽やかな楽しさいっぱいの傑作だ。

 今回のDVDは、デジタル・ニューマスターに手塚監督が編集を加えたディレクターズカット版を収録。さらに40分のメイキングやオリジナル予告編などの特典映像も加えられたコレクターズ・エディションだ。
また手塚眞POP+ART film collection として、永瀬正敏主演の最新作『実験映画』のほか、10年間にわたる6本の短編作品を集めた短編映画集を同時にリリース。ビジュアリスト手塚眞の神髄がここに結集している。
 なお『星くず兄弟の伝説』のDVDリリースに関連して、記念イベントも開催される予定で、詳細が決定しだいあらためてお知らせします。

●DVD 手塚眞POP+ART film collection
◎『星くず兄弟の伝説』−コレクターズ・エディション−
原案/制作総指揮/音楽監督:近田春夫
監督/脚本:手塚眞
出演:久保田しんご、高木完(一裕)、戸川京子、ISSAY、尾崎紀世彦、渡辺和博、サンプラザ中野/伊武雅刀、影山民夫、高田文夫、中島らも、戸川純、川崎徹、森本レオ、前田日明、タモリ、島田紳介、モンキー・パンチ
1985年作品/ニューデジタルマスター/ディレクターズカット版
特典映像:「ザ・メイキング・オブ星くず兄弟の伝説」/オリジナル予告編/スタッフ
&キャスト紹介、制作トピックス
¥4,700(税別) 2002年9月27日(金)発売

◎『実験映画』
<手塚眞短編作品集>
「実験映画」(1999) 主演:永瀬正敏、橋本麗香
「PRELUDE 」 (1988 13分) 出演:今井萌、黒沢美香
「NUMANITE」 (1995 23分) 出演:田中久美子、宮本はるえ
「NARAKUE 」 (1997 44分) 出演:倉田和穂、櫻田宗久
「ダニエルとミランダ」(1996 5分) アニメーション
「MODEL 」(1987 8分) 「2001」(2001 5分)
特典映像:「実験映画メイキング・シーン」
¥4,700(税別) 2002年9月27日(金)発売

発売/販売:アップリンク(03-5489-0755)
http;//www.uplink.co.jp


幻の名盤解放同盟の名著『ディープ・コリア』の最新版登場!

 サッカー・ワールドカップの共催を機会に、ぐっと身近な存在となった大韓民国。その韓国の深ーい魅力をナマで伝えた名著『ディープ・コリア』が、最新の韓国事情を大幅に加え、『豪定本 ザ・ディープ・コリア』として蘇った。(ブルース・インターアクションズ刊.2500円+税)

 おなじみ幻の名盤解放同盟の三人(根本敬、湯浅学、船橋英雄)が、W杯をひかえた韓国をディープに探訪。はたして韓国は洗練され変わってしまったのか。いや、マヌケ力充満のポンチャック・パワーはまだまだ健在。

 今回は、最新風俗ネタもたっぷりで大サービスだ。1994年に刊行された『定本デイープ・コリア』もまるごと再録し、 600ページ近い分厚さで読みごたえ充分の豪華版。W杯での韓国の異常な盛り上がりも、これを読めば納得だ。


日本のパンク/ニューウェーブの歴史を振り返る特集雑誌が相次いで発売


パンク天国4

ロック画報 08

 このところ80年代初期のパンク/ニューウェーブの音源が、発掘されたり再発売されたりすることが多いが、その時代への関心の高まりを表すように、70年代末から80年代前半の日本のパンク/ニューウェーブ・シーンを取り上げた特集雑誌が、相次いで発売された。

 ひとつは、雑誌「DOLL」の増刊号『パンク天国4〜PUNK/NEW WAVE JAPAN 77-86!! 』(ドール/2002.5.1/税込み2000円)。内容は、当時活躍したバンドやインディーズ・レーベルの解説、ミチロウ、ヒカゲ、タイロウ等ミュージシャンや関係者のインタビュー、インディーズ・レーベルのレコードリストからなる。特に、レコードリストは、他ではほとんど取り上げられたことがないような隠れた名作快作もしっかりとフォローしており、当時を実際に知る執筆陣がそれぞれ的確なレビューを加えていて、実に充実したものになっている。日本のパンクの歴史を知る上での貴重な資料となるだろう。

 もう一冊は『ロック画報 08』の特集・日本のパンク/ニューウェーヴ(ブルース・インターアクションズ/2002.5.25 /1700円+税)。毎号日本のロックの歴史を検証している『ロック画報』が、初めてパンク/ニューウェーブを取り上げた。『ロック画報』らしくその切り口はユニークで、東京ロッカーズ以前のプレ・パンク期、吉祥寺マイナーを中心とした東京のアンダーグラウンド・シーン、関西パンク・ニューウェーブの黎明期という三つのテーマで構成している。インタビューはリザードのモモヨ、ヒゴヒロシ、平沢進、工藤冬里、向島ゆり子、コクシネル、西村明、須山久美子、ウルトラビデ、フレッド・フリス。音楽史的な意義も含め、これまで語られることの少なかったシーンの状況を知ることができ、非常に興味深い。貴重な未発表の音源が9曲入ったCD付きなのも嬉しい。

 



根本敬、待ちに待った新刊『電氣菩薩』上巻、ついに発売

 名著『人生解毒波止場』以来となる、根本敬の書き下ろしエッセイ(というか読み物)『電氣菩薩』の上巻がついに発売となった。(径<こみち>書房 本体価格 2,300円+税)

 「豚小屋発犬小屋行きの因果宇宙オデッセイ」と副題の付いたこの上巻は、全 544ページというズッシリとした分厚さで、『人生解毒波止場』以降の5年間で出会った因果世界の住人達の話が、ディープな視点と絶妙な文章で語られている。上巻に登場するのは、根本敬が最も敬愛する在日韓国人歌手の川西杏(かわにしきょう/チョンソヘン)を筆頭に、80才のラップ歌手の坂上弘、ビデオ『さむくないかい』に主演した亀一郎、愛すべき究極のいい顔オヤジ・平やん、淫乱熟女モデルのママ野際、さらには無意識の鬼畜人間・蛭子能収、そして本サイトでもお馴染みの佐川一政と、世間の常識をはるかに凌駕した比類なき面々。これを読めば、人生の底無しの深さと、その素晴らしさに触れることができること間違いなし。

 下巻は今のところ発売時期は未定だが、奥崎謙三、勝新太郎という大物が登場する予定。また、イーターでは今年、根本敬を中心に「まんがイーター」発行の新プロジェクトがスタートする予定。乞ご期待。






根本敬の待望の新刊『電氣菩薩』、上下2巻で発売か

 特殊漫画家にして因果世界の探究者、根本敬の文章本の新刊『電氣菩薩』についての最新情報をお届けしたい。

 この本『電氣菩薩』は、名著『人生解毒波止場』に続く因果街道6年の記録として、径書房より出版が予定されているが、出る出るといってなかなか発売されないため、一部では根本敬がヤク中で再起不能になったという噂まで流れている。しかし、根本敬はこの5ヵ月の間、亀戸の空マンションにカンヅメになって、鋭意執筆中。なにせ、今回は奥崎謙三神軍平等兵を始めとする因果世界の大物が続々登場することもあって、気がついたら、原稿の量があまりにも多くなりすぎて、一冊には収まりきれなくなったとのこと。結局、 400ページ以上のものを上下2巻として出すことになったという。発売時期はまだわからないが、そう遠いことではなさそうだ。根本敬の因果世界探究の一大クライマックスといえる『電氣菩薩』、期待を大きく気長に待とう。

 なお来年には、根本敬を中心とした新プロジェクトが、「イーター」で実現する予定。こちらも期待してください。





日本オルタナティブ・ミュージック大百科「JAPANESE INDEPENDENT MUSIC」英語版完成

「イーター」7号で代表者のフランク・ストファーのインタビューを掲載したフランスのインディー・レーベルSONOREから、日本のオルタナティブ・ミュージックの大百科というべき本「JAPANESE INDEPENDENT MUSIC」英語版が発行された。

 ソノーレは、ルインズや、ホッピー神山、沢田穣治など日本のミュージシャンのCDをリリースするなど、日本とヨーロッパのオルタナティブ・シーンの交流に力を注いでいるが、既にフランス語版の「MUSIQUE INDEPENDANT JAPONAISE 」を発行し、完売している。今回の英語版は全 360ページの分厚いもので、フランス語版を全面的に改訂し、さらに日本のオルタナ・シーンの歴史や現状など新しい記事も加え、より実情を反映した充実した内容となっている。

 なんといっても圧巻なのは、 600にものぼるミュージシャン、ユニットをアルファベット順にならべて解説したアーチスト・インデックスだ。これだけ詳細なミュージシャン名鑑は、日本でも作られたことはないだろう。このような本がフランスで作られたということは驚きだが、いかに日本のオルタナティブ・ミュージックが海外で高い評価を得ているかがわかる。逆に肝心な日本での理解の低さを改めて痛感してしまうが…。フランク・ストファーは、次の改訂の機会があれば、日本語版を出したいと語っている。

 この本には付録としてコンピレーションCDもつき、灰野敬二、RUINS 、ホッピー神山、BONDAGE FRUIT 、GAJI、HACO、eX-Girl など18曲が収録されている。

 日本国内では現在のところ原宿ナディフで入手できるが、明大前モダーンミュージックなどのレコード店でも近々取り扱われる予定。INOXIA Recordsで通信販売も行う。問い合わせはINOXIA RECORDS=info@inoxia-rec.com まで。

Sonore   http://www.sonore.com
INOXIA recoeds http://www.inoxia-rec.com

 



森達也監督のオウム・ドキュメンタリー続編『A2』完成

 「イーター」8号でインタビューをおとどけした森達也監督のドキュメンタリーの新作『A2』がついに完成した。これは前作『A』に続いて、オウム真理教(現アレフ)の現状を内側から捉えた問題作だ。
 『A2』撮影に到る経緯は「イーター」のインタビューで語られているが、荒木広報部長という一人の人物を中心にした『A』に対し、今回は各地のオウム支部と住民とのトラブルを追い、オウム信者、反対運動の地区住民、右翼幹部など様々な立場の人々に焦点をあてている。出所した上祐幹部や麻原三女のアーチェリーも登場、一般のメディアでは伝えられない現場の実態が生々しく捉えられている。
 森監督はインタビューで「前作を越えられないかもしれない」と語っていたが、鋭い問題意識で対象の内側に踏み込んでいく森達也のカメラは、オウムの問題を通して、現代の日本社会の姿を鮮やかに浮かび上がらせ、前作以上に多くのことを語っている。
 『A2』は10月に山形国際ドキュメンタリー映画祭のインターナショナル・コンペティション部門で上映され、来春には一般公開される予定。一人でも多くの人に見てほしい、見る価値のある映画だ。



新しい音楽シーンを生み出せるか?カレッジ・チャート・ジャパンに期待


STYLUS#1

 「学生による学生のための新しい音楽フィールドの構築」を目指したカレッジ・チャート・ジャパン(CCJ)が2001年1月に発足し、ウェブ・サイトを中心に活発な活動を展開している。企業やメディアが作りだす現在の音楽フィールドに対し、若者が自分達の手で自然発生的に支えていく独自の音楽文化を作りだそう、というのがその理念だ。
 インターネット・サイトでは、提携インディーズ・レーベルの推薦曲や公募曲を全てノミネート・チャートに登録し、ストリーミング再生で全曲試聴が可能。その中で人気の高かった曲がメイン・チャートにランクインし、MP3での有料ダウンロードが可能となる(ちなみに現在のランキング第一位はeX-Girl)。
 カレッジ・チャート・ジャパンは、多くのインディーズ・レーベルと提携、ミュージシャンや音楽ライター、ライブハウス関係者などの多彩なオブザーバーの協力を得ている。提携レーベルにはPSF、OZ DISK 、キャプテントリップ、GOD MOUNTAIN、磨崖仏、まぼろしの世界など、イーターでお馴染みのレーベルも多数参加している。
 ウェブ・サイトの他にも、全国の大学サークルとのネットワークを構築、渋谷FMでの番組放送、ライブイベントの開催など多方面にわたる活動を企画している。そのひとつとして、ウェブ・サイトで人気の高かった曲を集めたコンピレーションCD「STYLUS#1」が、7月25日にリリースされた。シリーズ第一弾となるこのアルバムには15曲が収録され、定価500円と超廉価盤。関西の雄UMMO RecordsからHELICOID 0222MB とTHE FOX 、新編成のPANICSMILE、実力派シンガー浜田真理子、そして超ベテランだててんりゅう、など多彩な顔ぶれで、ポップス系の曲も多いが、単なるメジャー志向とは違うバラエティに富んだオリジナリティが十二分に発揮されている。
 アメリカではローカルFM局が発達し、カレッジ・チャートが大きな力を持って、メジャー音楽産業とは別個の独自な音楽文化を作り上げていることが知られているが、日本でもようやくそのような気運が高まってきたようだ。かつてのインディーズ・ブームは単なる「メジャー予備軍」で終わってしまったが、新世紀を迎えて、このカレッジ・チャート・ジャパンが独自性を持った新しい音楽フィールドを創造していくことに、大きな期待がかけられる。
link:http://www.c-chart.com/


新感覚のライブ・イベント『ideen』開催

 インダストリアル+ダブ・ユニット「C.H.C.system」を中心に、シアトリカル・パフォーマンス・ユニット「Et in terra pax 」を主宰する有村肯弥が総合演出を担当する、音楽、美術、映像、パフォーマンスを融合させた斬新なライブ・イベント『ideen(イデーン)』が、渋谷ネストで行われる。
 C.H.C.systemは、塚本晋也監督作品の音楽をてがける石川忠ひきいるメタル・パーカッション・ユニット「DER EISENROST 」のメンバー3人が参加。Et in terra pax はオルタナティブな舞台表現を提示して最先端のバフォーミング・アートを展開してきているが、今回は他分野とのアーチストとのコラボレーションをめざしたトータル・ディレクション・ユニット「Et in terra pax <demi>」として、新しいイベント空間を作り上げる。

SVASTIKA NITE 『ideen (イデーン)』
日時:2002年11月17日(日)18:30open/19:00start
会場:渋谷NEST
料金:前売 \2000 / 当日 \2300 (1ドリンク付)
出演:C.H.C.system + Et in terra pax <demi>
問い合わせ:渋谷NEST tel.03-3462-4420
イベント主催:SVASTIKA(スヴァスティカ) E-mail:svastika@lycos.jp

http://www.path.ne.jp/~hbv/eitp/index.html


リザ−ド再び! AUTO-MODプロデュース・ギグでチコヒゲ、恒松正敏と顔合わせ

昨年リザードの復活でファンを驚かせたAUTO-MODのプロデュースによる東京ロッカーズ・オリジネーターの顔合わせによるギグが、今年も渋谷デセオで行われれる。
今回のリザ−ドは、東京ロッカーズ直系ともいうべきアグレッシブなサウンドで90年代に活躍した実力派バンド、スピアメンとともに、LIZARD Ωとして登場。また、昨年不慮の事故で出演出来なかったチコヒゲも完全復活。新ユニットには元フリクションのギタリスト、イマイアキノブが参加している。さらに恒松正敏も新しいグループを率いて出演。イベント・プロデューサーのジュネ率いるAUTO-MODを加え、未来へと向かう不滅のオリジナル・パンク・スピリットを体感させてくれるだろう。

「FUTURE MESSAGE FROM FIRST PUNK GENERATION」
期日:2002年11月2日(土) open 18:30 start 19:00
会場:渋谷DeSeO TEL:03-5457-0303 渋谷区桜丘町3−3 第2岡崎ビル1F
料金: adv: 3,500yen day:4,000yen +DRI NK
出演者: LIZARD Ω(モモヨ+スピアメン)
恒松正敏GROUP [恒松正敏(VO&G),飼沼丞二(B),藤掛正隆(DS)]
チコヒゲ&THE UNIT. [チコヒゲ(DS&VO)斉藤GO(G)イマイアキノブ(B)]
AUTO-MOD
INFORMATION:渋谷DeSeO TEL:03-5457-0303
http://www.deseo.co.jp/



恒松正敏がコレクション展と新作展開催〜会場ではアコースティックライブも


 渋谷アートスペース美蕾樹にて恒松正敏の「コレクション展」と「新作展」がそれぞれ開催される。

 「PART I 恒松正敏コレクション展」は、恒松氏の所蔵コレクションを紹介するという興味深い展示だ。所蔵作品には伊東深水「眉墨」(木版/紙 1928年:写真上)、オディロン・ルドン「“聖アントニウスの誘惑”より」(石版/紙 1896年)など約30点を出品。いずれも「折にふれ目にとまり、そして気に掛かる他者の作品。手元に置いて、じっくりと眺めたくなる作品」とのこと。恒松氏にインスピレーションを与える作品とはどんなものか。それらに触れるよいチャンスだ。

 一方の「PART II 恒松正敏新作展」では、「顔の屏風 1」(墨・鉛筆・グアッシュ/木・和紙 2002年 写真下)など約30点を出品。11月24日には会場にてアコースティックライブも行われる。自分の絵が並ぶギャラリーでライブを行うのは恒松氏にとって「ほとんど初の試み」だという。

〜恒松ワールド〜コレクション展と新作展
コレクション展
11月4日(月)〜14日(木)
13:00〜19:00(会期中無休)

新作展
11月16日(木)〜30日(土)
13:00〜19:00(会期中無休)

アコースティックライブ
11月24日(日)
17:00、19:00
恒松正敏(G&Vo)、天久高広(G&Cho)

会場:アートスペース 美蕾樹
東京都 渋谷区宇田川町17-1 渋谷ブラザービル4F
TEL:03-3463-8477


立島夕子個展「ミルラ」開催

 「イータ−」8号のグラビアとインタビューに登場した立島夕子の個展が、今年も渋谷のギャラリー・ルデコで開かれる。狂気へ至る絶望と生への渇望が激しく渦巻く彼女の絵は、観るものに強烈な情念を伝えずにはいない。なお、期間中、会場内で演劇公演とライブも行われる。

立島夕子展「ミルラ」
期日:2002年11月12日(火)〜11月17日(日)
時間:AM11:00〜PM7:00 (最終日PM5:00終了)
会場:ギャラリー・ルデコ5F  TEL03-5485-5188 ・渋谷区渋谷3-16-3 TOWAビル
入場無料(芝居公演・ライブ時は有料)
<会場内公演>
△鼠派演踏艦Ω芝居公演「月ニ死ス」-サガワ幻想-
期日:11/13,14,15 PM8:00から
出演:宮下省死、小林嵯峨
料金:3000円
問い合わせ:03-3984-4670
△Erehwon(石川雷太・昼間光城) 不定集団 ライブ
期日:11/16 PM8:00から
料金:500円


丹野賢一、ショートソロ集大成「PUNK EXECUTION」を公演

 海外での公演が続いた先鋭的なダンス・パフォーマー丹野賢一が、2000年から続いたショート・ソロの集大成的な公演を、東京と大阪で行う。イーターの連載でおなじみのポワレティカ(流川リコ)のデザインによる衣装を身につけた、様々な異形のキャラクターによる多彩な作品を、今回はよりパンキッシュに、よりニューウェーブに、大幅にリニューアル。全6作品が炸裂する。

丹野賢一/PUNK EXECUTION -short solo works-
<東京公演>
会場:西荻WENZスタジオ 杉並区西荻窪(03-3399-4558)
期日:2002年8月17日(土) 20:00 start
   8月18日(日) 17:00
   8月19日(月) 20:00
料金:前売り予約 \2,300/当日 \2,500
<大阪公演>
会場:應典院本堂ホール 天王寺区下寺町(06-6771-7641)
期日:2002年8月29日(木) 20:00 start
料金:前売り予約 \2,300/当日 \2,500

(前売りチケットは共にローソンチケットで発売中)
問い合わせ・予約: 03-5377-1983 NUMBERING MACHINE

http://www.numberingmachine.com/



灰野敬二とレックが新バンド「HEAD RUSH」結成!8月にはライブも

 なんと灰野敬二(不失者、ソロなど)とレック(Friction)、そしてPILL(ex.Lip Cream、High Rise、現DELTA PUREE)の3名が新バンド「HEAD RUSH」を結成、8月17日には法政学館ホールでライブを行なう。
 灰野敬二とレックという顔合わせに驚いた人も多いのではないだろうか。共に活動歴は長いが共演するのはこれが初めてとなる。超個性的、そして音楽家としての我が強烈に強い2人が組合わさることでどんな音を出すのか想像もつかない、
なお、ドラマーのPillと灰野敬二は過去に何度か共演済み。Pillとレックの組み合わせも今回初となる。PILL公式ページの近況報告によると「灰野さんとも久し振り、レックさんとは『お初ーーー』だ」とのこと。

◎HEAD RUSH(灰野敬二 vo.g, PILL drs.vo, RECK bass.vo)
8/17
法政大学学生会館大ホール
open 6:00 start 7:00
¥2700
法政大学学生会館学生連盟事業委員会 ROCKS→OFF
INFO:03-3264-9470

http://www1.neweb.ne.jp/wb/haino/
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Drum/5738/index.htm


恒松正敏、5/15から都内で新作展を開催

 恒松正敏が日本橋高島屋にて新作展を開催する。油彩・テンペラによる「変容」シリーズ、「水辺」シリーズに加え、ガラス絵、小屏風など新作を中心に約30点を展示する予定。

○恒松正敏 新作展
5/15〜5/21
日本橋高島屋6階 美術画廊
東京都中央区日本橋2-4-1
TEL 03-3211-4111(代表)


元バナナリアンズの古澤隆弘が都内で個展を開催

 「イーター」8号の巻頭グラビアで、その不思議な空気の漂う版画作品を紹介した古澤隆弘の個展が、東京新宿の八月社ARTで開かれる。

 古澤隆弘は、1979年から80年代にかけて、バナナリアンズやプレッシャー(くじらの杉林恭雄が在籍)などといったニューウェーブ・バンドでキーボード・プレーヤーとして活躍。その後、チャンスオペレーション、恒松正敏&ヴィジョンズ、コンクリーツなど多くのバンドに参加する一方で、バナナリアンズの故・藤井義之らとともに、アート・グループを結成し、ユニークな作品を制作していた。「イーター」8号には、ドミニカで客死した藤井義之の想い出とともにその時代を振り返った、古澤隆弘による文章が掲載されている。

 現在は名古屋に住み、2〜3年ごとに都内でも個展を開催。鳥のイメージを中心に、独自の魅力的な世界を創りあげつつある。

古澤隆弘個展
期日:2002年4月30日(火)〜5月5日(日)
   PM1:00〜PM8:00(最終日はPM6:00まで) 入場無料
会場:八月社ART 新宿区新宿3-9-8 伊藤ビル4F(TEL 03-3226-4284)


オルガンヴィトー、「バロウ」「ねむり姫」を連続公演

 不二稿京の率いる劇団オルガンヴィトーが、昨年1月に上演して好評だった「バロウ」と、91年の旗揚げ作品「ねむり姫異聞」をモチーフに、「バロウ」の続編として書き下ろした新作「ねむり姫」を、東京と大阪で連続公演する。

 オルガンヴィトー10年の集大成ともいえる、時空を超えた迷宮の物語が繰り広げられることだろう。

 

 「私どものタマシイにはシッポが生えている。」これは、何かの喩でもなく、抽象的な物言いでも観念でもない。事実です。何故なら、それをこの両目で、真っ昼間、東京の新宿で、紛れもなく、しっかりと、それも沢山、見たからです。
                       ────不二稿京の前書きより

オルガンヴィトー Vol.12
「〜地下鉄病院編〜ねむり姫」「〜迷宮鉄道編〜バロウ」連続公演
作/演出:不二稿京
出演:長谷川公彦、奈佐健臣、保村大和、高橋信行、不二稿京
    イノーガニック・コンジール 他
会場・期日
<東京公演>
下北沢ザ・スズナリ(03-3469-0511)
「バロウ」2002年4月18日(木)〜21日(日)
  18〜20日=19:00 開演  21日=15:00 開演
「ねむり姫」2002年4月24日(水)〜29日(月)
24〜27日=19:00 開演  28,29 日=15:00 開演
<大阪公演>
伊丹アイホール(0720-82-2000)
「バロウ」2002年6月20日(木)、21日(金)
  19:00 開演
「ねむり姫」2002年6月22日(土)、23日(日)
  22日 19:00開演 23日15:00 開演
料金:前売り 3,300円 当日 3,600円 二作品セット券 6,000円(劇団のみで扱い)
チケット取扱い:チケットぴあ、ローソンチケット、オルガンヴィトー、 e+
問い合わせ:オルガンヴィトー 03-3324-1701

オルガンヴィトーHP
http://www10.u-page.so-net.ne.jp/gk9/organs



『A2』ロングラン・ロードショー開幕!森達也作品連続上映も

 オウム真理教の実像を内側から追い、日本の社会の危うさを捉えた衝撃のドキュメンタリー『A2』(森達也監督)が、3月23日からBOX東中野で公開される。オウムと周辺住民の奇妙な関係や、右翼と警察のやりとりなど、笑いを誘うような場面を多く配しながら、前作以上にオウムの内包している問題に深く切り込んでいる。重苦しいドキュメンタリーではないかという先入観を捨てて、ぜひ映画館に足を運んでほしい日本人必見の映画だ。
 またこの公開を記念して、BOX東中野で森達也作品の連続レイトショー公開とトークイベントが行われ、渋谷アップリンクでは前作『A』がアンコール上映されている。

『A2』
監督:森達也、撮影・編集:森達也、安岡卓治、製作:安岡卓治
ドキュメンタリー/カラー/ 131分/2001年
2002年3月23日(土)よりロングラン・ロードショー
上映館:BOX東中野(03-5389-6780) http://www.mmjp.or.jp/BOX/
上映時間:11:15/13:50/16:25/19:00
料金:一般1700円 大高生1500円 中小シニア1000円 (特別鑑賞券1400円)

森達也作品連続レイトショー@BOX東中野
『職業欄はエスパー』(1998) 3/16,18〜22 夜9:00より
『放送禁止歌』(1999) 3/23,25〜29 夜9:30より
『1999年のよだかの星』(1999) 3/30,4/1〜8 夜9:30より
『教壇が消えた日』(1997) 4/6,8〜12 夜9:30より
『ステージ・ドア』(1995) 4/13,15〜19 夜9:30より
『ミゼットプロレス伝説〜小さな巨人たち〜』(1992) 4/20,22〜26 夜9:30より
一般・学生1300円/シニア1000円/会員 900円(特別鑑賞券1000円)

森達也の夜の学校(作品上映+トーク)@BOX東中野
3/24(日)『放送禁止歌』+小室等、高田渡
3/31(日)『1999年のよだかの星』+清水建宇、吉岡忍
4/7 (日)『教壇が消えた日』+庵野秀明、ヴィヴィアン佐藤
4/28(日)『GO!GO!fanta-G 』(清水浩之監督)+斉藤貴男、平井宏、清水浩之
5/5 (日)『アフガン・戦場の旅』(吉岡達夫監督)+吉岡達夫、安岡卓治
いずれも夜7:00より。3/31以外は森達也も参加。
当日一般2500円均一(会員2000円) 期日指定鑑賞券2000円 (1drink付)

『A』アンコール上映
3/16(土)〜4/4(木) 18:30より(3/16〜3/22は16:00 の回も有り)
会場:渋谷アップリンク(03-5489-0750)
料金:1400円(1ドリンク付き)

『A2』公式ホームページ http://www.jdox.com/



平沢進 が「経済産業大臣賞」受賞!

 数々の先鋭的な活動でおなじみの平沢進氏が、財団法人デジタルコンテンツ協会ら主催「デジタルコンテンツグランプリ 2001」の「経済産業大臣賞」および「エンターテイメント部門最優秀賞」を受賞した。

 このデジタルコンテンツグランプリとは、同団体と経済産業省の共催で毎年開催されているもので、今年で16回目。“様々な分野のデジタルコンテンツ作品および制作者を選奨し、表彰する総合的なコンテスト”となにやら堅苦しいが、要はすばらしい作品に与えられる賞で、今回平沢氏が受賞した「経済産業大臣賞」は作品部門のグランプリにあたる最高賞だ(ちなみに人物部門は「千と千尋の神隠し」などのプロデューサーが受賞)。

 受賞作品となったのは、2000年11・12月に行われた「インタラクティブ・ライブ・ショウ 2000『賢者のプロペラ』」。1994年から始められているもので、インターネットからの参加者の意志を取り込んでストーリーが次々と変化していくというインタラクティブなライブだ。受賞の理由では「このような試みはこれまでなかったといっても過言ではなく、世の中に与えるインパクトははかり知れないといえる」と紹介されている。

 3月11日には、東京・青山の「機械産業記念館(TEPIA)」にて贈賞式も予定されている(会場名もなんとなく平沢進・P-MODELっぽい感じ)。

http://chaosunion.com/info.htm



ピンク四天王のDVD、NIPPON EROTICS の第一弾としてリリース決定

 日本映画の異端として、数々の名作を生み出し、また優れた才能を送りだしたピンク映画。そのピンク映画の歴史を新たな視点で総括するDVDシリーズ「NIPPON EROTICS」が、アップリンクによって3月からスタートする。
その第一回発売は、90年代にその高い作家性でピンク映画の新たな地平を切り開いた「ピンク四天王」の4作品。続いて「ピンク七福神」と呼ばれた次世代の若手監督作品や、高橋伴明、周防正行、滝田洋二郎などのピンク時代の作品などが、次々とリリースされる予定。なかなか目にする機会のないピンク映画の隠れた名作が、DVDの高画質で観ることができるのは、なんとも嬉しい限りだ。
 DVD発売を記念した上映会やトークイベントも予定されている。

◆NIPPON EROTICS「ピンク四天王の世界
DVD4タイトル同時リリース。
発売日:2002年3月21日(木) 定価:各 \3,800
発売:アップリンク 03-5489-0755

☆佐藤寿保監督作品『秘蜜の花園』(公開時タイトル「ロリータバイブ責め」)
時代の狂気を鮮烈に描く佐藤寿保の、初期を代表するバイオレンス衝撃作。
監督:佐藤寿保、脚本:夢野史郎、出演:木村さやか、伊藤猛 1993年

☆瀬々敬久監督作品『羽田に行ってみろ そこには海賊になったガキどもが 今やと出発を待っている』(公開時タイトル「課外授業 暴行」)
深みのある作風で一般映画に進出する瀬々敬久の、鮮やかな青春を描くデビュー作。
監督:瀬々敬久、脚本:佐々木宏、瀬々敬久、出演:中島小夜子、佐野和宏 1989年

☆佐野和宏監督作品『Don't let it bring you down 』(公開時タイトル「変態テレフォンONANIE」)
役者としても知られる佐野和宏の、インディー精神溢れる屈指の名作。初ソフト化。
監督/脚本:佐野和宏、出演:佐野和宏、岸加奈子 1993年

☆サトウトシキ監督作品『単純な話』(公開時タイトル「不倫妻の性 快楽あさり」)
実力派サトウトシキの突き抜けるようなスピード感あふれる初期の傑作。初ソフト化。
監督:サトウトシキ、脚本:小林宏一、出演:岸加奈子、栗原早記 1993年

 NIPPON EROTICS 公式サイト http://www.uplink.co.jp/nippon_erotics/


DJ HIGO&ERAが、MILKでのパーティを初オーガナイズ

 「イータ−」ではおなじみのDJ HIGOことヒゴヒロシとERAが、恵比須のクラブMILKで3月29日にパーティをオ−ガナイズする。92年にWATERというパーティをスタートさせて以来、現在まで野外も含めて数多くのパーティをオ−ガナイズしてきた二人だが、MILKでのパーティは今回が初めて。
 今回のパーティのイメージは「船」。MILKのB1Fをデッキ、B2Fをキャビンにみたてて、ちょっぴり贅沢でゆったりとした船旅の雰囲気をかもし出したいという。アルカイック号出航は午後 9時。はたして接岸時、どんな空気が吸えるだろうか。

archaique
3月29日(金)@恵比須MILK (03-5458-2826)
DJ:Artman, ERA, HI-GO, REE-K
B3DJ:HIGE-MASA, ULU aka TATEYAMA, ZATO, ZOMBO
VISUAL:gatsuo, masi, SHOWCHANG
BATIQUE:YUK
21:00 OPEN/\2,500(W1D)


ピンク映画のDVDシリーズ「NIPPON EROTICS」上映イベント詳細決定

 先にこの欄でお知らせしたピンク映画のDVDシリーズ「NIPPON EROTICS」の上映イベントが次のように行われる。

NIPPON EROTICS FILM ARCHIVES Vol.1
2002年3月12日(火)特集:瀬々敬久
上映作品:『水の記憶・羽田私景』『ギャングよ、向こうは晴れているか』『青空』
トークゲスト:中原昌也、林由美香
3月13日(水)特集:佐野和宏
上映作品:『破壊せよ、醜悪なるものを』『日本の悲喜劇』
トークゲスト:小水一男、山田広野
3月14日(木)特集:サトウトシキ
上映作品:『タンデム』『ライク・ア・ローリングストーン』
トークゲスト:葉月蛍、中野貴雄
3月15日(金)特集:佐藤寿保
上映作品:『αとβのフーガ』『GIMMIE SHELTER』
トークゲスト:田野辺尚人&ギンティ小林、伊藤清美

会場:渋谷アップリンク・ファクトリー(03-5489-0750)
上映開始時間:17:30/18:45 トーク開始時間:20:00
料金:映画2本+トーク \1,800(3/12の『水の記憶』と『ギャングよ〜』はセット)
    映画1本+トーク \1,200 / トークのみ \600

NIPPON EROTICSスタート記念/女の子限定オールナイト・ピンク四天王の世界
2002年3月23日(土)23:30 スタート
上映作品:佐藤寿保監督『秘蜜の花園』(23:30-24:30)
瀬々敬久監督『羽田に行ってみろ、そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている』(1:15-2:20)
佐野和宏監督『Don't let it bring you down 』(3:05-4:05)
サトウトシキ監督『単純な話』(4:20-5:20)
スペシャル・トーク・ショウ: リリー・フランキー×伊藤清美/ピンク四天王×川瀬陽太×佐々木ユメカ

会場:渋谷シネクイント(パルコパート3・8F/TEL03-3477-5905)
料金: 2,800円(当日12:30pm よりシネクイントにて発売)


eX-Girl、新メンバー加入でパワフルに変身

  世界を駆け回るスーパー美女トリオeX-Girl。日本での認知度も高まってきたが、昨年のアメリカツアーの直後に、ギターのCHIHIROが突如脱退(KERO KERO星に帰ったとか)。新メンバーにSUPER JUNKY MONKEY のギターリスト KEIKO を迎え、パワフルなHYPER KERO MUSIC に変身した。

 新生eX-Girlは、2月から3月にかけてヨーロッパー・ツアー、4月に二週間のフィンランド・ツアー、5月にはMelvinsのオープニングアクトとしてアメリカを回り、6月後半〜7月後半には、ヨーロッパ・フェスティバルツアーと、早くも大忙し。その間に、都内で次のライブが決まっている。どんな変身をとげたか、これは見逃せない。

2002.02.15 (Fri) 三軒茶屋(Sangenjaya) Heaven's Door  
2002.03.23 (Sat)  秋葉原(Akihabara) Good Man

eX-Girlホ−ムページ
http://0505.net/ex-gir


NON BANDの NONが新曲レコーディング決定、東京でライブも

 昨年1月に17年ぶりのライブを行ったNON BANDの女性ボーカリストNON が、新曲アルバムのレコーディングを行うことになった。

NON BANDは80年代初頭のニューウェーブ・シーンで、女性ロッカーを代表するバンドとして活躍。その存在感の溢れるステージと、バイオリンの音色と独特のリズムが生みだす個性的なサウンドで、高い支持を得ていた。1982年にテレグラフ・レコードからアルバムを発表、初期インディーズの名盤としてベストセラーになったが、その直後に活動を中止してしまった。

 NON は現在、故郷の弘前に在住。3年程前から地元でのライブ活動を開始し、昨年1月には東京でNON BANDの復活ライブを実現、灰野敬二、吉田達也とも素晴らしいセッションを行っている。(「イーター」7号のインタビューを参照)

 今回のアルバムは、ソロに加え、NON BANDのメンバーや、さらに吉田達也も参加、NON の現在の幅広い音楽性が収められたものになりそうだ。OZ disc から発売される。

 また、1月8日には吉祥寺MANDA-LA 2で、東京では2年ぶりとなるライブがある。メンバーはNON 、山岸騏之介、玉垣満のNON BANDの3人に、ゲストを加えたものとなる。

NON 東京LIVE
日時:2002年1月8日(火)18:30open 19:30start
会場:吉祥寺MANDA-LA 2(0422-42-1579)
出演:NON(Vo.Ba)、山岸騏之介(Violin,G)、玉垣満(Per) 、佐々木絵美 from キキオン
(accrdion)
共演:ソーイングマシン
料金: \1800+ドリンク



三上寛、ライブとトークの新企画スタート

 既に掲示板でも告知されているように、三上寛がライブの間にゲストを迎えてトークを行う、ライブ&トークのシリーズを新たにスタートさせる。独自の視点を持つ多才な三上寛の、音楽とはまた別の側面に接することができる

 2月19日に吉祥寺MANDA-LA2で行われる第一回目のゲストは、なぜか「イーター」編集長の地引雄一。「イーター」には、三上寛の小説「桃譚」が連載されていることもあり、その縁もあっての抜擢と思われるが、果たしてどんなトークになるか、大役を仰せつかった地引は、今から緊張している。

◆三上寛 トーク&ライブ
2月19日(火) MANDA-LA2(吉祥寺)
開場 18:30pm 開演 19:30pm
料金 2500円+オーダー
お問い合わせ MANDA-LA2 0422-42-1579

http://www.interq.or.jp/tokyo/gkplan/mk2002.html


青木マリ、Pillとともに2/8吉祥寺MANDA-LA2でライブ!

 青木マリがなんと、Lip Cream〜Ogreish Organism〜High Riseなどでの活動で知られる轟音ドラマーPillとともに2/8にライブを行う。青木マリホームページによると「ジャンルを超えて二人のお情け無用なファーストセッション!!」になるとのこと。どんな音が飛び出るやら楽しみなライブだ。なお対バンはRUIN'S&内橋和久。

2002年2月8日(金) OPEN18:30 START19:30
会場:MANDA-LA2(tel:0422-42-1579)
出演:青木マリ&PILL(dr)、RUINS(吉田達也dr、佐々木恒b)&内橋和久(g)
前売り券 \2,300+D

青木マリの公式ホームページ
http://homepage1.nifty.com/apia/index.aoki.html



ROVO恒例のMAN DRIVE TRANCE Vol.7は2月3日ワンマンで

 年一・二度のペースで行われるROVO主催のライブ・パーティ「MAN DRIVE TRANCE」の第7回が、2月3日(日)新宿リキッド・ルームで行われる。毎回多彩なゲストを迎えて開かれるMAN DRIVE TRANCEだが、今回はこれまでの活動の集大成的な意味を込めて、初のワンマン・ライブとなる。
 また、昨年7月のニューヨークでのライブが、ジョン・ゾーンのTzadikレコードより、近日リリースされる予定だ。

MAN DRIVE TRANCE Vol.7
2002年2月3日(日) open/start 18:00
会場:新宿リキッド・ルーム(tel:03-3200-6831)
出演:ROVO featuring REI HARAKAMI
Lobby Stage Performance : PHAT
前売り券 \2,800 / 当日券 \3,300 (ドリンク別)
前売り=チケットぴあ、ローソン、リキッドルーム、TIME TO GALAXY、CISCO TECHNO
、TECHNIQUE、ONSA にて発売中
問い合わせ:ワンダーグラウンドミュージック Tel 03-5779-735


「ダンスがみたい!」第三回開催

 現在、第一線で活躍する舞踏家たちを集めた舞踏イベント「ダンスがみたい!」の第三回が、12月から来年1月にかけて、神楽坂 die pratzeで行われる。
 舞踏の進化の過程を目撃するこのイベント、今回は伊藤キム、岩下徹、小林嵯峨、五井輝、さらにSAL VANILLAの蹄ギガをはじめ、現代の舞踏シーンを代表する豪華な顔ぶれが揃った。

die pratze dance festival「ダンスが見たい!3」-21世紀舞踏典-
・ 月日/2001年12月11日〜2002年1月29日
・ 場所/神楽坂die pratze
〒162-0812 新宿区西五軒町2-12 T&F/ 03-3235-7990
http://www.ask.ne.jp/~pratze/
Emailpratze@ask.ne.jp

・ 予約 チケットぴあ TEL03-5237-9999
神楽坂die pratze TEL/03-3235-7990 (火曜日を除く13:30〜18:30)
麻布 die pratze TEL/03-5545-1385(水曜日を除く18:00〜23:00)
・ チケット 前売¥2800 当日¥3300 5回券¥10000(die pratzeのみで予約受付)
・ 開演 19:30〜 *マチネ 15:30〜
2001
12.11(火)&12.12(水)19:30〜 五井輝(Goi Teru)
12.18(火)&12.19(水)19:30〜 和栗由紀夫+好善社(WaguriYukio+Kohzensh)
12.25(火)&12.26(水)&12.27(木)19:30〜 岩下徹(Iwashita Toru)
                           *3日間トークあり  
2002
1.5(土)&1.6(日)19:30〜 イシデタクヤ(Ishide Takuya)
1.10(木)&1.11(金)19:30〜 岩名雅記(Iwana Masaki)
1.12(土)19:30〜 1.13(日)&1.14(祝・月)15:30〜&19:30〜伊藤キム(Itoh  Kim)
1.16(水)&1.17(木)19:30〜 小林嵯峨(Kobayashi Saga)
1.19(土)&1.20(日)19:30〜 玉野黄市(Tamano Koichi)
1.22(火)19:30〜 UNO−MAN
1.23(水)15:30〜&19:30〜 1.25(金)&1.26(土)19:30〜 舞踏舎 天鷄(Buto−Sha Tenkei)
1.28(月)&1.29(火)19:30〜 蹄ギガ(Hizume Giga)
*各初日はアフタートークあり(司会/宮下省死)
die pratze http://www.ask.ne.jp/~pratze



灰野敬二とルンイズの新バンドほか、ルインズ・ライブ情報

 灰野敬二とルインズ(吉田達也+佐々木恒)という、日本のオルタナティブ・ミュージックを代表するミュージシャンが、KNEADという新たなバンドを結成。12月8日に吉祥寺マンダラ2でライブを行う。これまでも灰野敬二と吉田達也による鮮烈なセッションはしばしば実現していたが、バンドという形でどういうサウンドが生み出されるか期待される。

 この他、12月から1月にかけて、ルインズは活発なライブ活動を展開する。日程は以下の通り。2月には久々の高円寺百景のライブも。

12月7日(金)ルインズ@新宿URGA
 スエキチキッチン企画

12月8日(土)KNEAD(灰野敬二/吉田達也/佐々木恒)
 =灰野敬二とルインズによる新バンド@吉祥寺マンダラ2
当日券のみ \2500 +ドリンク open18:30/start19:30
この日は喫煙はなるべく御遠慮ください

12月16日(日)ルインズ@吉祥寺シルヴァーエレファント
PRRプレゼンツ 東京メガ・プログレ化計画第4弾!!
  プログレ・テロリスト01 〜シーンを爆破しろ〜 共演:ARSNOVA
前売\2500 当日\2800 open17:30 start18:00
http://www02.so-net.ne.jp/prr

2002年1月13日 ルインズ@下北沢シェルター
[Fort thunder night]共演:LIGHTNING BOLT(USA) ,BLACK DICE(USA) ,MELT-BANANA

1月25日 ルインズ@高円寺ショーボート
螺旋構造的伏線の復讐第6回 Qwangle Wangle企画

2月11日 高円寺百景@スターパインズカフェ
前売り¥2700+1drinkオーダー別/当日¥3000+1drinkオーダー別
open18:30/start19:30


リザード復活!オートモッド、遠藤ミチロウ、チコ・ヒゲと20数年ぶりの共演

 日本のパンク・ニューウェーブの黎明期に、中心的な存在として活躍したリザードのモモヨが、10数年ぶりにバンド活動を再開、新生リザードとしてライブを行う。

 リザードは70年代から紅蜥蜴の名前でアンダーグラウンド・シーンで活躍、日本のパンク・ロックの幕開けとなった東京ロッカーズのムーブメントの渦中でリザードと改名し、フリクションやスターリンなどとともに80年代前半のシーンをリードした。彼等の活動はその後のインディーズ・ロック・シーンの方向性を確立したが、その過激な言動は常にスキャンダラスな事件を巻き起こした。一旦解散後、86年に活動を再開し、2枚のアルバムを制作、数年で再び活動を停止している。今回のライブは、実に13年ぶりとなる。
(リザードについて詳しくは、ファンページ内に再録した「リザード年代記・彼岸の王国」を参照してください。)

 今回のライブは、オートモッドの企画によるものだが、オートモッドもまた80年代初頭からパンクロック・シーンの中心で活躍を続けており、一時、オートモッドのメンバーがモモヨのバックを勤めていた時期もあった。共演の遠藤ミチロウとチコヒゲも、それぞれスターリンやフリクションの時代に、リザードとは浅からぬ因縁をもっている。彼等が時代を越えて一堂に会するというのは、当時のファンならずとも驚きのイベントといえる。さらには、遠藤ミチロウとオートモッドによるセッションも実現するという。

〜AUTO-MOD PRESENTS EVENT 〜
DESTROY ALL MONSTERS
Legend of Punk Rock"
日時:2001年12月29日(土) 18:00 開場、18:30 開演
会場:渋谷 DeSeO (03-5457-0303)
料金:前売 \3,500 当日 \4,000 (ドリンク代 \500)
   チケット発売 ぴあ、 DeSeO店頭、電話予約
出演:AUTO−MOD
   LIZARD(MOMOYO the LIZARD + ATP)
   遠藤ミチロウ
   チコヒゲ&THE UNIT
問い合わせ:渋谷 DeSeO(03-5457-0303)



恒松正敏、鎌倉で「二人展」開催中

 恒松正敏が鎌倉のギャラリー「壹零参堂」で、画家吉岡正人とともに「二人展」を12月19日まで開催中だ。今回が初顔合わせの両人だが、年齢も近く、作品にテンペラ技法も用いる点など共通点も多い。8日に開催された両氏によるトークでは、さらに共通項として「マンガ」があげられた。恒松氏の画風が好きな人も楽しめることでしょう。なお、会場では、1月に開催される「恒松正敏&VISIONS」ライブの前売りチケットも発売中だ。

○恒松正敏・吉岡正人「二人展」
12/7〜12/19
ギャラリー「壹零参堂」
鎌倉市御成町12-8 ノア鎌倉2F
TEL 0467-24-5103



関西からの新しい映画の波「Deep,Crazy Film」

 熊切和嘉監督『鬼畜大宴会』や柴田剛監督『NN-891102』など、鮮烈な映画を送りだして、映画界に新しい波を興しつつある、大阪芸術大学とPLANET studyo+1の若き映画作家たちの新作3本が、「Deep,Crazy Films」と題して、中野武蔵野ホールで連続上映される。いずれも新鮮な感覚と、映画への真剣な取り組みを感じさせる力作で、関西からのニューパワーが、日本のムービー・シーンに新しいエネルギーを注ぎ込むことだろう。

 また、期間中は、レイトショーとして『鬼畜大宴会』や『追悼のざわめき』など新旧のディープでクレイジ−な映画が上映されるほか、毎土日最終回前には、東京での初公開となる関西ニューパワーの短編作品も上映される。

◆上映作品 
『東京ハレンチ天国 さよならのブルース』
監督脚本:本田隆一  出演:山本浩司、元木隆史
 60年代サブカルチャーを敬愛する本田隆一監督が、グループサウンズや日活アクション映画に60年代風俗をごちゃまぜにして、今の時代の感性で作りあげた青春GS活劇。2001年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のオフシアター部門でグランプリを獲得したのもうなずける快作だ。

『プウテンノツキ』
監督脚本:元木隆史  出演:吉永秀平、北川千恵、はだ一朗
 ヒーローショーのザコ役のテツローと、ヒモのようなプウ暮らしの八太、スーパーのレジ係をして生活を支えるミサキ。三人の若者の心もとない日常を描き、切なさと暖かさの残る秀作。ひとつひとつのシーンの密度が高く、映画的な興趣を充分に味わあせてくれる。時代の空気の流れる青春映画。

『悲しくなるほど不実な夜空に』
監督脚本:宇治田隆史  出演:葉月螢、澤田俊輔、古河潤一
 父親が失職したために、密かにスカトロ・ビデオに出て家族を養う姉と、毎日をダラダラとだらしなく過ごす弟。無意味に流れる時間の中で、家族の絆が乾いた視点から描かれる、異色のホームドラマ。トリノ国際映画祭正式出品作品。

◇上映日程
12月8日(土)〜12月21日(金)『東京ハレンチ天国 さよならのブルース』
12月22日(土)〜2002年1月4日(金)『悲しくなるほど不実な夜空に』
1月5日(土)〜1月18日(金)『プウテンノツキ』
1月19日(土)〜1月25日(金)『東京ハレンチ天国 さよならのブルース』
前売り鑑賞券 1回券 \1,300 3回券 \3,000 当日料金 \1,500
(劇場窓口、チケットぴあ、都内プレイガイドで発売)

◆レイトショウ
12月1日〜7日 『鬼畜大宴会』監督:熊切和嘉 1998
12月8日〜11日 『浪漫ポルノ』監督:宇治田隆史 1997
12月12日〜14日 『悶絶!!どんでん返し』監督:神代辰巳 1977
12月15日〜18日 『NN891102』監督:柴田剛 1999
12月19日〜21日 『・色情めす市場』監督:田中登 1974
12月22日〜28日 『追悼のざわめき』監督:松井良彦 1988
  連日PM9:10より(『追悼のざわめき』のみPM8:30より)
入場料金 \1,200均一 (「DEEP CRAZY FILMS」前売券及び半券お持ちの方 \1,000)

◎中野武蔵野ホール 03-3389-3301

リンク 中野武蔵野ホール  http://www.musashino-k.co.jp/
ディープ、クレイジ−HP http://y7.net/deep-crazy/




10月から「ラジオ・イーター」放送開始!!

 この秋、「イーター」にまた新しい展開が。衛星デジタルラジオ局「ミュージック・バード」で、10月から「ラジオ・イーター」がスタートする。
 この番組は毎回多彩なゲストを迎えて、トークと音楽で構成する「イーター」のラジオ版だ。ミュージックバード・チヤンネル1<PCM CLUB>で、毎週火曜日午後10時から一時間の放送(2週目は前回のリピート放送となる)。司会進行はイーター編集長の地引雄一と「裸族日記」でお馴染みの南波トモコ。第1回(10月2日(翌週9日リピート)、はゲストに恒松正敏を迎え、フリクション、E.D.P.S 時代から現在に至る歴史をふりかえる。第2回10月16日(翌週23日リピート)は、勝井祐二をゲストにROVOの大特集。それ以降も、毎回「イーター」ならではの豊富な内容をおとどけする予定。

衛星デジタル放送を聴くためには、専用のチューナーとアンテナが必要で、なかなか気楽に聴くことができないのは残念だが、周りで契約している人がいるなど、チャンスがあったら是非聴いてください。10月から、当サイトでも「ラジオ・イーター」のページを新設し、番組と連動していろいろな情報をお伝えします。
MUSIC BIRD

「ラジオ・イーター」最後の!?ゲストはダブ・スクワッド

 10月から衛星デジタル放送ミュージック・バードで始まった「ラジオ・イーター」ですが、なんと終了となってしまいました。

 これは、ミュージック・バードの運営上の都合で、ラジオ・イーターの放送されているチャンネル「PCMクラブ」が、11月より音楽を続けて流すだけのものとなり、これまでの番組形式のものが全て廃止されることが、突然決まったためです。始まったばっかりなのにどうして!…と、まことに残念至極ですが、こればかりはどうしょうもありません。

 最後のゲストは、ダブ・スクワッドです。放送の内容はこのホームページ上で詳しく紹介する予定です。また機会があったら、いろいろな企画を実現させていきたいと思います。

 



松井良彦監督の超問題作『豚鶏心中』8年ぶりに東京で公開

 『追悼のざわめき』で知られるアンダーグラウンド・ムービーの鬼才、松井良彦監督の超問題作『豚鶏心中』が、約8年振りに東京と千葉で公開されることになった。あまりにも過激な内容に、なかなか公開されることがない作品なので、この機会は逃せない。また、代表作『追悼のざわめき』も、12月に中野武蔵野ホールでレイトショー公開されることが決まっている。

◆10月16日(火)シネマ下北沢(山本政志プロデュース上映)
 『豚鶏心中』 松井良彦、山本政志監督の対談あり
◆11月2日(金)〜11月4日(日)千葉大学工学部学園祭
 『豚鶏心中』『追悼のざわめき』 (松井良彦が個人的に大きな影響を受けた寺山修
司の監督作品『書を捨てよ街へ出よう』を併映)
◆12月22日(土)〜28日(金) 中野武蔵野ホール(レイトショー20:30 開映予定)
 『追悼のざわめき』
(詳しい時間や入場料等は、決まり次第告知します)



代々木公園からレイヴパーティ閉め出し!

 数年前から東京代々木公園では、野外レイヴパーティが頻繁に行われ、新しい日本のサブカルチャーの発信源として大きな盛り上がりを見せていたが、7月17日に突如として東京都公園管理事務所によりバリケードが造られ、アンプを使った一切のパフォーマンスが行えなくなってしまった。
今年になってパーティの数が増え、参加者も増加、オーガナイザーの間でも開催方法に関する考え方の違いが目立ちはじめていたらしく、ドラッグや騒音の問題などから都側が強行手段に出たものと思われる。
 これに対して、パーティのオーガナイザーが中心となって、レイヴパーティの存続を訴え、管理事務所や所轄警察、住民との交渉が始められている。
 当編集部にも当事者からのメッセージが送信されてきた。詳細は次のサイトを参照とのこと。
代々木公園レイブを存続させる会
メールアドレス yoyogirave@synchronisity.jp
ホームページ http://www.synchronisity.jp

また『代々木公園レイブ存続のための署名サイト』も開設された。下記サイトのバナーからアクセス下さい。
link: http://www.synchronisity.jp



gROTTESCO△sEPHIRAH演劇公演「帝國曼陀羅見世物館」

 演劇、音楽等のジャンルの枠にとらわれない、新時代のプログレッシブ・アート・パフォーマンス集団 gROTTESCO△sEPHIRAH (グロテスコ△セフィラー)の演劇公演「帝國曼陀羅見世物館」が、11月30日から公演される。

 これは近未来の日本を舞台に、架空の国から訪れた見世物一座「帝國曼陀羅見世物館」の団員たちの人間模様を、見世物の実演をちりばめながら、華麗にそして残酷に描き出したものだ。

 様々なジャンルのアーチストが集まり創りあげる幻想譚は、観客をも否応無くその世界へ引き込んでいくことだろう。

「帝國曼陀羅見世物館」
作/演出 神螺法輪
出演  吉植荘一郎、栞、伊都子、ほしのぢゅん、由良瓏砂、アサミ、鏡谷眞一、マリア、神林和雄
舞台美術 木村龍 / 仕掛け監修 神林和雄 / 特殊美術 TAQV
音響 石川雷太 / 照明 三枝淳  
期日:11月30日(金)〜 12月2日(日)
時間:14:00開演 及び 19:00開演 一日2回公演(30日は19:00の部のみ) 開場は30分前
会場:土方巽記念アスベスト館 (目黒区中町1-6-17  tel03-3793-3164)
料金:前売り 2,800円 / ペアチケット 5.000円 / 奴隷席 10,000円
    当日 3,000円(見世物的な格好の方は2,800円)
*前売り取扱い=チケットぴあ (ペアチケット、奴隷席はg△s事務所のみで取り扱い)
予約、問い合わせ:
gROTTESCO△sEPHIRAH事務所
T&F 042-385-6088
E-mail sephirah@air.linkclub.or.jp
リンク  http://www2.to/gROTTESCO/



いぬん堂イベント二連発!

 突然段ボール+石川浩司のアルバムリリース、宮沢正一やスーパーミルクの音源発掘、MOSTのプロデュース、さらにユニークなバンドを集めたイベントの開催など、活発な活動を展開する「いぬん堂」が主催するイベントが、年末にかけて続けて行われる。今回も多彩な顔ぶれがそろい、賑やかなイベントになりそうだ。

フジミロックフェスティバル
 今年3月に千代田区富士見町で行われたロックフェスティバルの続編。場所は下北沢に移ったけど名前はそのまんま。より楽しくなったけど、まだまだくどい!

 12/1(土) 下北沢CLUB251
 18:00開演 前売¥2500(drink別)当日¥2800(drink別)
出演:ウシャコダ(あのウシャコダが帰ってきた!千葉の生んだking of R&B!)
佐々木あきひ郎(面影ラッキーホールの新展開。詳細はまったく謎)
ザ・シロップ(CD『シロップの世界』が好評の名古屋大須のアングラ歌謡)
スカ・ヴァイブレーターズ(激烈スカ!ジャイアン声のVoが大暴れ!)
テキサコレザーマン(ガレージ界最後の大物。日本刀を振り回し今日も行)
太陽肛門スパパーン(高円寺の誇る変態ビッグバンド。パンツ一丁の社会派)
THE FOXYS(IQゼロの期待の新人。いかれたドラマーがバスドラ超えて挨拶にくるぜ!)
DJ:なんのこっちゃい西山
お問い合わせ:下北沢CLUB251 tel:03-5481-4141

天国注射の夕べ
 「天国注射」の昼と夜に勝手に割り込んでみました。昼と夜の間にも良い音楽を。
12/8(土) 法政大学学生会館大ホール
 16:00開演 カンパ¥1800
出演:蝉(博多のラリーズと異名をとる轟音サイケ。4人編成で登場)
ギャーテーズ(清僧さん達が今宵贈るフリーミュージック。頭脳警察のトシも来るよ)
The Rest of Life(「ヒゲの未亡人」岸野雄一も参加サイケバンド)
湯浅湾(御存じ幻の名盤解放同盟の湯浅学さんのバンド。
               まんだらけコスプレ店員「声」ちゃんがDr)
ホーキング青山(車椅子のギャクの求道者。これで笑え!)
神田森莉(カルトホラー漫画家の放つ異色テクノ)
おにんこ(突然段ボールの蔦木弟+若い娘の脱力POP!)
東京アナルボクシング(新Voにヒッポリーを迎えたマキシマム・ロック!)
コケシドール(30男の癒し系パンク。スローガンは「総てのロリコン文化に鉄を!)
 お問い合わせ:法政大学学生連盟事業委員会 ROCKS OFF tel:03-3264-9470

いぬん堂HP http://www81.tcup.com/8150/inundow.html(iモード、Jスカイ対応)



平沢進の新プロジェクトが進行中〜太陽エネルギーを使ってライブ!

 インタラクティブライブ、MP3による音楽配信と常に先端を走り続ける平沢進が、現在新しいプロジェクト「Hirasawa Energy Works」を進めている。

 これは、太陽電池などによる発電システムを駆使して、音楽活動で必要とされるすべての電気エネルギー自ら作り出そうという試み。この“自然のエネルギー”により作曲・レコーディングからコンサートまで実現させてしまうつもりだ。現在、サイトではソーラーレコーディングのリポートが掲載されているほか、サンプル音源も公開されている。

 10月11日にはこのプロジェクトによる第一弾CD「SOLAR RAY」(全10曲収録予定:3,000円)も発売される予定。また、11月10日・11日には「つくば科学万博記念公園」にて自然エネルギーと乾電池で供給する野外コンサート「LIVE SOLAR RAY」が開催される。このライブは「鑑賞にはFMラジオとヘッドフォンが必要」という前代未聞のライブとなりそうだ

「Hirasawa Energy Works-Solar Live LIVE SOLAR RAY」
11月10日(土)11日(日)
13時30分開場 14時開演 雨天決行

場所:つくば科学万博記念公園 モニュメント広場
料金:5,250円(税込)★プレゼント付き
一般プレイガイド発売:9月16日〜
◎問い合せ
ケイオスユニオン03-5428-0470
フリップサイド03-3470-9999

link:http://www.chaosunion.com/ew/



SAL VANILLA が武蔵野美大芸術祭で久々の公演

その先鋭的で質の高いステージによって、ますます高い注目を集めるパフォーマンス集団「SAL VANILLA 」(イーター5号インタビュー参照)の久々の公演が、武蔵野美術大学芸術祭で行われる。今回の公演は、武蔵美の学生との半年にわたるネットワーキングの成果として実現したもの。サウンドはフランス出身で日本在住の電子音楽家/メディア・アーチストであるクリストフ・シャルル。ビジュアルはジャンルを越えた活動を展開するビジュアル・ネットワーク・ユニット「cell」が担当。11月にはベルリンでも、同作品を上演することが決まっている。

◆SAL VANILLA 「tatoooo 」
会場:武蔵野美術大学9号館地下一階展示室2
期日:2001年10月26日(金)〜29日(月)
時間:マチネ;15時開場 15時30分開演
ソワレ;17時30分開場 18時開演
料金:前売り 1,200円 当日 1,500円 (全席自由)
   (チケットはチケットぴあで販売。電話予約 090-6119-5745 )
問い合わせ:090-6119-5745 (小玉)

リンク http://salvanilla.com/




ピンク映画最強決定トーナメント「P−1グランプリ 2001 」開催

 昨年夏に開催されて大盛況だった、ピンク映画ナンバーワンを決める映画バトル・イベント「P−1グランプリ」が、今年も中野武蔵野ホールを舞台に行われる。

 ピンク映画をトーナメント形式で上映し、観客投票によって勝敗を決するという前代未聞の映画バトル。昨年の第一回では、ピンク四天王の一人サトウトシキの『団地妻・不倫でラブラブ』が、見事チャンピオンの座に輝いた。今年は、昨年涙を飲んだ若手陣が、打倒サトウトシキを旗印に大決起、四大派閥を形成し、ニューリーダーの座をめぐっての仁義なき派閥抗争が展開される!

 出場者はディフェンディンク・チャンピオンのサトウトシキ、派閥リーダーの田尻裕司、榎本敏郎、女池充、今岡信治、さらに四天王の瀬々敬久、一般映画で活躍する望月六郎、アダルトビデオ出身の女流監督長崎みなみ、薔薇族映画のカジノ、等々、曲者強者19人が参戦。はたして第二回のチャンピオンの栄冠に輝くのは誰か。そしてピンク映画界の覇権は誰に手に!

P−1 GRAND-PRIX 2001
期間:2001年10月19日(金)〜10月26日 (金)
会場:中野武蔵野ホール Tel 03-3389-3301
料金:前売り 1,000円 、当日 1,200円 、オールナイト料金(19日) 2,000円
(入場券の半券で、当日の限り2本目から 900円に。半券3枚で以降の全作品 900円)
上映時間:19日 23:00 前夜祭トーク 23:45 オールナイト上映(4本)
 20,21日 10:00 12:50 15:40 18:30 (各2本づつ)
 22〜25日 10:45 13:20 15:55 18:30 (各2本づつ)
 26日 12:00 準決勝 14:50 準決勝 17:40 決勝

詳しくは公式ホームページで
http://homepage2.nifty.com/rei1973/



徳島県北島町で杉浦康平講演会「ブックデザインの宇宙」開催

 硬派ミニコミとして知られる『ハードスタッフ』の発行者である小西昌幸氏(イーター4号参照)は、地元徳島県北島町の町立図書館創世ホールの職員を本業としており、徳島出身のSF作家海野十三の研究など、本人の興味と地域性を結び付けた堅実な活動を続け、地域文化の興隆に大いに力をふるっている。
 企画を担当する図書館創世ホールでも度々個性的なイベントを開催し、地方発文化の新しい形として各方面から注目されているが、10月20日にはブック・デザインの第一人者である杉浦康平を招いての講演会が行われる。これは5年程前から定期的に行っている書物文化をめぐる講演会シリーズの一環で、これまで種村季広や長谷邦夫などを招き、異色の編集者や探偵作家、SF作家、漫画文化など興味深いテーマが語られてきた。
 杉浦康平は日本を代表するグラフィック・デザイナーであり、ブック・デザインの世界においても、常に斬新で優れた作品を送りだしてきた第一人者。『銀花』『遊』『講談社現代新書』『噂の真相』『世界幻想文学体系』『宮武外骨著作集』など、その作品は膨大な数にのぼる。「ブック・デザインの宇宙」と題された今回の講演は、スライドを多用した2部構成3時間にわたる、かなり力の入ったものになるもようだ。
 毎回、県外からも多くの参加者が集まる注目の企画、書物やデザインに関心のある人
には逃せないものとなるだろう。

◇杉浦康平◎講演会「ブック・デザインの宇宙」〜本の森羅万象〜
2001年10月20日(土)18時30分開演(18時開場)
会場:徳島県板野郡北島町立図書館 創世ホール 3階多目的ホール
入場無料
主催:北島町立図書館・創世ホール TEL088-698-1100 FAX088-698-1180

創世ホールサイト http://www.infoeddy.ne.jp/kitajima/hole/index.html



立島夕子個展「丸蟲女」開催

 「イーター」8号のグラビアとインタビューで紹介し、その強烈な個性が反響を呼んだ立島夕子の絵画展「丸蟲女」が、9月18日から渋谷のギャラリー・ル・デコで開かれる。絵を描くことが生きることという、自分の存在そのものを塗り込めたような彼女の絵画、三回目となる今回の個展ではどのような世界が展開されるのだろうか。

 また、期間中の9月19・20日には会場内で、舞踏家宮下省死の公演「死のしずく」が行われる。これは今は亡き天才サックス奏者阿部薫とのコラボレーションの記憶を蘇らせ、様々なモノの死の有様を肉体を通して顕在化した舞台だ。

立島夕子展「丸蟲女」
期間:2001年9月18日(火)〜23日(日) 11:00〜19:00(最終日は17:00 終了)
会場:渋谷ギャラリー・ル・デコ 3F (TEL 03-5485-5183)
入場無料
宮下省死舞踏会「死のしずく」−亡き阿部薫に捧ぐ−
作・演出・振付・出演/宮下省死
期日:2001年9月19・20日 午後8時開演
会場:ギヤラリー・ル・デコ3F「立島夕子展・丸蟲女」会場内
料金:予約 2,800円 当日 3,000円
予約問い合わせ:鼠派舞踏鑑Ω TEL03-3984-4670

なお、立島夕子が漫画家の故山田花子の役で主演する映画「魂のアソコ」が、ジーコ内山監督、鳥肌実との共演で現在撮影中だ。

http://www.tk3.speed.co.jp/gewa/mi-ke/



オルガンヴィトー公演『人面蝶の生誕』

 喪失されつつある演劇のロマンを蘇らせることを目指し、幅の広い活動を続ける劇団オルガンヴィトーの11回目となる公演『人面蝶の生誕』が、9月15日から東京、下北沢「劇」小劇場で行われる。

 オルガンヴィトーとは生命を支える重要な器官たちという意味で、唐十郎の唐組の看板女優として活躍した不二稿京(ふじわらけい)等を中心に、1991年に結成された。アングラ演劇の精神に新しい時代感覚を加え、充実した公演を続けるとともに、独力で制作した映画『オルガン』でも話題を呼んだ。現在、映画第二作『億百千の赤い火』を制作中だ。(「イーター」4号に不二稿京インタビュー掲載)

 今回の公演『人面蝶の生誕』は、透明な存在として薄暗く発光する怒りを抱えた現代の若者達をテーマに、生命の蘇生を見つめ新たな神話を生み出す。

 「錆びた鉄と人工薔薇に囲まれた閉塞空間に、全身を包帯で巻かれた青年達が蠢く。そこは放課後の補修授業の教室。約束される未来も産み出すものも喪失した彼らは“変身”を念じ続ける。肉体は腐り落ち、やがて透明になって、魂だけの蝶の姿で飛び立ち、別世界に棲むという悪夢に浸りながら。」

オルガンヴィトー公演『人面蝶の生誕』
作・演出:不二稿京
出演:不二稿京、奈佐健臣、高橋信行、塔嶌昭三、前川芳明ほか
会場:下北沢「劇」小劇場(03-3466-0020)
期日:2001年9月15日(土)〜9月23日(日)
開演時間: 15,16,22,23日 午後3時開演/17,18,19,20,21日 午後7時30分開演
 開場は開演30分前、当日券は開演の60分前より販売
料金: 3,500円(全席指定、前売り・当日共通)
 17,18,19日は特別鑑賞日(記録ビデオ等が入ります)のため割引料金 3,000円、当日
券のみ
チケット販売:オルガンヴィトー、チケットぴあ、ローソンチケット
問い合わせ:オルガンヴィトー TEL&FAX 03-3324-1701
               e-mail/ organs@gk9.so-net.ne.jp
オルガンヴィトーHP http://www10.u-page.so-net.ne.jp/gk9/organs



NON BANDの NONが、地元・弘前でソロライブを展開

 80年代始めのニューウェーブ/インディーズ・シーンを代表する女性ボーカリストNON (保坂則子)が、昨年1月に17年振りにNON BANDの復活ライブを行ったことは、「イーター」8号でもお伝えしたが、その後も地元の青森県弘前市で時折ソロでのライブを行っている。次回のライブは9月8日に弘前市内のライブスポット「萬燈籠」で。
 灰野敬二、吉田達也とのセッションでも非凡な音楽的センスを発揮したNON だが、今年はアルバムの制作を目標に置いているという。

NON SOLO 〜金子みすずも唄う夜〜
2001年9月8日(土) 午後7:30開演(7:00開場)
会場:弘前 萬燈籠 TEL;0172-35-7799
料金:前売り\1300/当日\1500(ドリンク付)



丹野賢一+山田うん、合同ソロプロジェクト『SSW』

 革新的なパフォーマンスで独自の領域を切り開くパフォーマー丹野賢一と、コンテンポラリー・ダンスの若手振付家としても注目を集めるダンサー山田うん。この二人が短時間のソロ作品を競い合う合同プロジェクト『SSW〜Short Solo Works』が、6月の札幌を皮切りに全国各地で開催される。
 丹野賢一は、大掛かりな装置を使ったパフォーマンスから一転、昨年は衣装と照明だけで様々な世界を表出するというシンプルなステージで新境地を開き、今年1月のニューヨーク公演もNYタイムズ等で絶賛された。今回もまたポワレティカ(流川リコ)が衣装を担当。身体への志向もバックボーンも全く異なる山田うんとの競演で、ソロ・パフォーマンスの可能性がさらに大きく広がることだろう。
 各地の会場は劇場、美術館、野外など様々だが、バンドのライブツアーのように、当日の会場の模様に合わせて、上演作品を決めていくという。

◆『SSW〜Short Solo Works』
丹野賢一+山田うん 合同ソロプロジェクト
・6月23日 札幌/琴似日食倉庫コンカリーニョ
・7月4日 沖縄/大地アトリエ
・7月10日11日 大阪/TORII HALL
・8月17日 名古屋/愛知県芸術劇場小ホール
・9月5日 大阪/扇町ミュージアムスクエア
・9月14日15日 東京/アサヒスクエアA
・日時未定 仙台/せんだいメディアテーク
■前売り料金
*東京・名古屋・大阪 一般 2,500円 / 学生 2,000円
(大阪二会場セット券 4,000円)
*沖縄 一般 2,000円 / 学生 1,500円
*仙台 料金未定
(当日はすべて 500円プラス)
チケット取扱/各会場・チケットぴあ・NUMBERING MACHINE (03-5377-1983)

link:
http://www.numberingmachine.com/


石井聰亙が法政大学でFILM LIVEを敢行

 昨年「東京ファンタスティック映画祭」のスペシャルライヴで、永瀬正敏が乱入出演したこともあって、半ば伝説的なステージを敢行したMACH 1.67が、なんと法政大学学生会館に登場。
 石井聰亙の学館LIVEは、94年に町田町蔵や遠藤ミチロウが登場した「映画の暴動」以来。過去にはFRICTIONやスターリンの映像を手掛けるなど、映像とロックの境界線を超えた表現は証明済み。今回は自前のバンドということもあってどんな展開になるか期待が大きい。
 MACH 1.67は、映画監督・石井聰亙、音楽家・小野川浩幸、俳優・浅野忠信、ミュージシャン・KUJUNによって97年に結成されたバンド。単独のLIVEは殆ど行われず、映像と音楽がクロスオーバーするパフォーマンスで国内外の映画祭で高い評価を得ている。また石井監督作品の「五条霊線記!!GOJOE」のイメージソングや次作(7月20日公開)の「ELECTRIC DRAGON-80000V」の主題歌なども手掛けている。

石井聰亙 FILM LIVE featuring MACH 1.67
6月23日(土) 法政大学学生会館大ホール
開場/18:00 開演/19:00
カンパ:2000円(当日のみ!予約・前売はありません)
協力:THEATRE-ZERO
問合せ:ROCKS→OFF 03-3264-9470

link:
ROCKS→OFF
小野川浩幸
浅野忠信
MACH 1.67
ELECTRIC DRAGON-80000V


アンダーグラウンド映画の歴史を検証する映画祭開催!

 50年代から70年代にかけての日本のアンダーグラウンド映画の歴史を検証する、大規模な映画祭「アンダーグラウンド・アーカイブス 1958-1976」がシネマ下北沢で、5月12日から6月29日までの一ヵ月半にわたって開催されている。
全79作品を35プログラムに構成して、全日ロードショー公開するこの映画祭は、ほとんどの作品が作家自身から提供された貴重なプリントを上映。これだけの作品が観られる機会はもうないかもしれない。

 上映されるプログラムは、日本の実験映画をリードした日大映研、草月実験映画祭、フィルム・アンデパンダン、シネマ・ヴェリテの鬼才−岩佐寿弥、激動の時代をとらえたドキュメンタリー、ハプニング&パフオーマンスの記録、幻の即興音楽集団「タージ・マハル旅行団」のヨーロッパ放浪の記録などに加え、原将人、柳町光男、大森一樹、高嶺剛等の初期の作品も上映。シンポジウムや対談なども行われる。

 また特別プログラムとして、60年代伝説の芸術テロ集団「ゼロ次元」の“儀式”の壮大なドキュメント「いなばの白うさぎ」をマルチプロジェクションで特別上映。同時にじゃがたらのEBBYが音楽を担当し、江戸アケミも参加したイベント「タントラ」のビデオ映像も上映される。

アンダーグラウンド・アーカイブス 1958-1976
期日: 2001年5月12日(土)― 6月29日(金)
会場:シネマ下北沢(03-5452-1400)
全79作品、35プログラムで全日ロードショー!!
【今、浮上するもう一つの日本映画たち! 日本映画が最も繁栄した1958年に生まれた《もう一つの日本映画》のムーブメント。それはアヴァンギャルド、アンダーグラウンド、自主映画と時代の中でその名を変えながら、真にラディカルな映画たちを生み出していった。《表の》日本映画史から無視され、忘却されたそれらの映画たちを、《呪われた映画の歴史》として検証するのが、「アンダーグラウンド・アーカイブス 1958−1976」です。映画と表現の根源を揺さぶる、真のアナーキズムに満ちた映像表現の世界は、いまだに強烈なインパクトを持ち、懐古趣味でなく、これからの映像表現に大きな影響を与えること必至です。】

料金:特別鑑賞券/共通1回券1,300円、5回券5,500円、10回券10,000円
(当日:一般・学生1,500円、シニア1,000円 5回券6,000円 10回券11,000円)
*特別プログラムは当日2,000円のみ。
問合せ:シネマ下北沢 (tel03-5452-1400)
上映日程の確認は
http://www.cinekita.co.jp


杉林恭雄「ひとりくじら」Liveのお知らせ

 「イーター」8号のインタビューで、17年のくじらの活動を振り返り、いま現在の心境を語っている杉林恭雄が、「ひとりくじら」という新しいコンセプトのソロライブを始めた。
 しばらく続けていたキオトとのデュオ「ウテナ」に一区切りをつけての新展開だ。歌の原点に帰った「ウテナ」から、再び「くじら」の現在形が見えてくるかもしれない。これまでのバンドとしての「くじら」と並行して、「ひとりくじら」のライブも続けていくという。5月には渋谷ツインズよしはしを始め、名古屋、京都、大阪でのライブが予定されている。

「ひとりくじら」LIVE
5月12日(土) 渋谷・ツインズよしはし(03-3770-4484)
19:00OPEN 20:00START  \2800(1drink)
5月25日(金) 名古屋・居酒屋なんや(052-762-9289)
19:00START 共演;弓削聡  \2000
5月26日(土) 京都・拾得(075-841-1691)
   19:00START 共演;ビッケ(LOVE JOY)  前売 \2000/ 当日 \2500
5月27日(日) 大阪・クリアスポット (06-6630-6686)
   19:00START \2000

link:
くじら(Qujila)HomePage


ROVO「MAN DRIVE TRANCE」新宿リキッドルームで開催!

 『イーター』8号でフューチャーしたスーパーユニットROVOの主催する恒例のイベント「MAN DRIVE TRANCE」が、5月16日に新宿リキッドルームで開かれる。
 年に2回程のペースで続けられているこのイベントには、ROVOを中心に、彼等の方向性に共鳴するバンドやDJが出演し、ライブハウスとクラブイベントの垣根を取り払った全く新しい空間が作りだされている。今回も熱気あふれる一夜となるだろう。
 ROVOはこの後、7月には初のアメリカツアーを行い、また今年もフジ・ロックに参加する予定。現在、新録の企画も進んでいるという。

「MAN DRIVE TRANCE」
5月16日(水) Open&Start 18:30(オールナイトではありません)
会場:新宿リキッドルーム(tel03-3200-6831)
料金:前売 \2800 / 当日 \3300
出演:ROVO,GROUP, 界, DJ-KENSEI +GUEST


戸川純、『私は虫の女』新装版出版記念サイン会を開催

 戸川純の『樹液すする、私は虫の女』新装版が4月17日にめでたく発売されたが、その出版を記念した戸川純サイン会が、4月27日(金)午後6時からパルコブックセンター渋谷店で行われる。
 発売時から当日までに、同店で『樹液すする、私は虫の女』を買うと、サイン会チケットをもらえる。原則として先着 150名限定とのこと
。(パルコブックセンター渋谷店 Tel.03-3477-5958)

 なお、戸川純インタビューの載った『イーター』8号も、27日には発売になっている予定なので、そちらもよろしくね。


サトウトシキ作品連続上映

 ピンク映画四天王の一人として、一般映画にも意欲的に活動の場を広げているサトウトシキの作品が、中野武蔵野ホールで連続上映されている。
 これは、ピンク映画の勝ち抜きバトル「P−1グランプリ2000」で優勝したサトウトシキ監督の最新作『青空』が、4月20日から同劇場でレイトショー公開されるのを記念した企画だ。日によってはゲストとのトークもあり、24日には山本政志が予定されている。
 また今年もP−1グランプリ2001が開催される予定という。

サトウトシキ 絶対零度のエロス
『青空』公開記念5作品連続上映

4/7 〜 4/9
『夢の後始末』(1997) 主演:町田康、佐野和宏
4/10〜4/12
『愛欲温泉・美肌のぬめり』(1999) 主演:葉月蛍、本田菊雄
4/13〜4/16
『団地妻不倫でラブラブ』(P-1GRANPRIX2000優勝作) 主演:横浜ゆき、林由美香
4/17〜4/19
『エロスのしたたり』(1999) 主演:河名恵、伊藤猛
4/20〜5/4
『青空』(最新作)
 監督:サトウトシキ、脚本:小林政広、主演:向井新悟、横浜ゆき
会場:中野武蔵野ホール(TEL03-3389-3301)
時間:レイトショー公開 連日午後9:20より


コンクリーツがCD発売記念ライブ

 コンクリーツがバンド結成20周年を記念して6曲入りCDを制作、4月21日には発売記念ライブを行う。CDの制作枚数は500枚の限定。正式発売は2001年5月下旬を予定している。また、発売記念ライブの後には22日、「サエキけんぞうのコアトーク vol.62」にもゲスト出演。こちらはアンプラグドで2〜3曲演奏する(かも)。

発売記念LIVE
日時:2001年4月21日(土)18:00開店 19:00スタート
場所:高円寺「ショーボート」03-3337-5745
前売り¥2,000+ドリンク代、当日券¥2,300+ドリンク代
出演:jellyfish、Radionix、ひとりくじら(くじらの杉林恭雄ソロ)、コンクリーツ

発売記念LIVE#2
サエキけんぞうのコアトーク vol.62
「真っ昼間から Drive from 2001」15:00開店 16:00スタート
日時:2001年4月22日(日)
場所:新宿「ロフト プラスワン」03-3205-6864
料金:前売り ¥2,000+ドリンク代
出演:巻上公一、スカイフィッシャー、エレキテル、Yセツ王、千葉レーダー、ブラウンノーズ、Q熱(元デッドコピー)、かとうけんそう、B ubble B、jellyfish、コンクリーツ


ルナパーク・ミラージュ演劇公演『火男』、南波トモコも出演

 ルナパーク・ミラージュの演劇公演『火男(HYOTTOKO) 』が、4月14日から22日まで川崎市で行われる。
 作・演出の翠羅臼は、究極の70年代アングラ劇団として伝説的な存在となっいる「曲馬館」の中心人物の一人、その後も「夢一族」などでラジカルな演劇活動を続けている。今回の公演でも、特設小屋を舞台に、ダイナミックな見せ物小屋的スペクタクルが展開されるものと期待される。
 音楽は「渋さ知らズ」のリーダーとして知られる不破大輔が担当。渋さ知らズのメンバーなども加わった生演奏で芝居を盛り上げる。また、公演期間中の一日(16日) は、渋さ知らズのライブに当てられている。
 なお、当サイトの裸族日記でお馴染みの南波トモコが、役者として出演。アングラ女優としての最後の舞台になるか。
新世紀に燃え盛る、本物のアンダーグラウンド・スピリットを体験しよう。

ルナパークVol.3 『火男(HYOTTOKO)』
作・演出:翠羅臼
音楽:不破大輔
出演:後呂良子、獅飢冷蔵、南波トモコほか
期日:2001年4月14日(土)〜22日(日)19:00 開演
16日(月)渋さ知らズ テントライブ
   17日(火)休演
場所:新川崎創造のもり 横 花壇広場内 仮説小屋
料金:前売り予約:2700円
   当日:3000円
   2回共通券(芝居とライブのお得な共通券)4500円
   中高生:1500円
問い合わせ、予約:090-8819-0970 坪田
ホームページ http://www.linkclub.or.jp/~wada-y/


恒松正敏作品展、池袋東武で開催

 
画家としてミュージシャンとして活躍する恒松正敏の作品展が、池袋東武の美術画廊
小サロンで開催される。毎回の個展で、新しい境地に挑んだ新作を発表している恒松正
敏。今回はどんなイマジネーションの世界を見せてくれるだろうか。

恒松正敏作品展
3月29日(木)〜4月4日(水)
池袋東武 本館6階 美術画廊小サロン(Tel.03-3981-2211)
営業時間 10:00AM〜8:00PM 入場無料


『まんがサガワさん』配本拒否を考える会、ロフトプラスワンで開催

 佐川一政初の書き下ろしマンガ『まんがサガワさん』が配本を拒否されたことは、このページでもお知らせしたが、その問題を語り合うイベントが新宿ロフトプラスワンで開かれる。
 参加するのは、当の本人である佐川一政をはじめ、評論家の芹沢俊介、特殊翻訳家としてまた特殊映画評論家として活躍する柳下毅一郎、『A』『放送禁止歌』のドキュメンタリー監督、森達也、それに問題の本の出版元であるオークラ出版の伊藤勝幸。はたして、あの本の流通が拒否されたのは是か非か。一癖も二癖もある参加者がそろって、どんな話に発展するか、興味津々のイベントだ。取次、書店の方の参加も大歓迎とのこと。

「まんがサガワさん」発刊記念
「まんがサガワさん」配本拒否を考え、かつ反逆サイン会決行!
3月23日(金) 19:00 スタート
会場:新宿ロフトプラスワン(TEL03-3205-6864)
料金:お通し 600円のほか各自飲食代
出演:佐川一政、芹沢俊介、柳下毅一郎、森達也、伊藤勝

 


「フジミ・ロックフェスティバル」って何?

 3月10日に法政大学学生会館大ホールで、「フジミ・ロックフェスティバル」なるイベントが開かれる。
 フジではなくフジミ。フジミとは千代田区富士見町で行われるかららしいが、主催者のコメントによると、「不死身の体を欲する人々の祭典」とも「ロックという不治の病におかされた人々(不治身)の集う珍奇なイベント」とも言われるそうな。
 出演者は久々のライブとなる面影ラッキーホール、昨年の大病から奇跡の生還を遂げた蔦木兄が車椅子で復帰する突然段ボール、高円寺の誇る変態ビッグバンド太陽肛門スパパーン、ミック宮川のトランスユニット、ヒロシ・ウルトラなど、多士済々。演劇、コントもぶち込んだこの祭典、「珍奇道をともに歩くべく、みなさんの参加を心よりお待ちしております。−いんぬ堂」

フジミ・ロックフェスティバル
3月10日(土) 14:30 開場 15:00 開演
会場:法政大学学生会館大ホール
カンパ:\1,800(当日のみ)
出演:面影ラッキーホール、突然段ボール、太陽肛門スパパーン、ヒロシ・ウルトラ(
ミック宮川)、川西杏、極楽往来(劇団)、コケシドール、東京アナルボク
シング、在下唯比(ありもとただし)、木村秀子BAND、古墳クラブ(コント)、フル回
転木馬(コント)、コヨーテ村上とモンゴリアンチョッパーズ
※人間(From博多)は出演中止になりました。

問い合わせ:法政大学学生連盟事業委員会 ROCKS→OFF TEL.03-3264-9470


ザ・スターリン、一夜限りの復活ライブ

 日本のパンクロックの王者として絶大な存在感を誇ったザ・スターリンが、一夜限りの復活ライブを行う。これは、1月にリリースされたザ・スターリンのトリビュート・アルバム『365』の発売記念のイベントとして実現したもの。ザ・スターリンの復活ライブは、1995年に戦後50年&ザ・スターリン結成15年を記念して行われて以来、5年振りとなる。
 当日のザ・スターリンのメンバーは、遠藤ミチロウのほか、ギター/ SUZUKI(PULLING TEETH)、ベース/ KATSUTA (鉄アレイ)、ドラム/ KEIGO (ex.THE STAR CLUB) という強者ぞろい。また、アルバム『365』に参加したLoopus(宙也がDe-LAXと別に活動を続けるバンド)、COBRA (アルバムにはThe Kids Legendsとして参加)、そして大槻ケンヂと電車という豪華なゲストも出演する。
 50才を過ぎてもなお、アコースティック・ギター一本で年間 200本の全国ライブツアーをこなすなど、益々エルネギー充満の遠藤ミチロウが、変わることのないパンク魂を爆発させるだろう。

『ザ・スターリンに捧ぐ』
日時:2001年2月28日(水)19:00 スタート
会場:渋谷オンエア・イースト
料金:前売り3990円/当日4725円(税込み)ドリンク別
出演:ザ・スターリン=遠藤ミチロウ(Vo),SUZUKI(Gr),KATSUTA(Ba),KEIGO(Dr)
   Loopus、COBRA 、大槻ケンヂと電車  他交渉中
   DJ:ISHIKAWA(TIGER HOLL)
問い合わせ:ブラックボックスTel.03-5339-0451


細田麻央の舞踏ソロ「カッサンドラの夜」

 「イーター」5号の表紙でもおなじみの舞踏家、細田麻央によるパフォーマンス「カッサンドラの夜」が2/17、西荻窪のライブハウス「音や金時」で行われる。

 「アルベト2001」
出演:細田麻央/舞踏
構成:奥山 孜
2月17日(土)16:30開店 19:00 開演
2000円
会場:音や金時(JR中央線西荻窪徒歩2分)
TEL03-5382-2020

 


とうじ魔とうじの「文殊の知恵熱」第十二回公演

 独創的な音楽パフォーマンスで知られるとうじ魔とうじと、不思議美術家の松本秋則、元舞踏演芸家の村田青朔の三人による謎のパファーマンス集団「文殊の知恵熱」の公
演が、下北沢ザ・スズナリで行われる。いったい何が飛び出すか、予測不能の公演だ。

文殊の知恵熱第十二回公演『BOX−ING』
公演日程:2001年2月8日(木)〜2月12日(月)
会場:下北沢 ザ・スズナリ
構成・演出・出演:松本秋則(不思議美術家)、とうじ魔とうじ(特殊音楽家)、村田
青朔(元舞踏演芸家)
開演時間:8日(木)〜10日(土)19:30 /11日(日)13:30 、19:30 /12日(月)14
:30 (開場は開演の30分前)
料金:電話予約 3,000円 当日 3,500円 (小中学生 1,000円割引)

予約:ザ・スズナリ Tel. 03-3469-0511
予約・問い合わせ:とうじ魔とうじオフィス Tel. 03-3794-5126


森園みるくがエミ・エレオノーラをモデルに、写真展『黄金女神』開催

 レディコミックの女王・森園みるくが、デミセミクエーバーのエミ・エレオノーラを モデルに撮影した写真展『黄金女神 GOLDEN MUSE』が、江古田のカフェFLYING TEAPOTで1月6日から開かれる。まさしくクイーン対決というべきこの写真展、二人の強烈な個性のぶつかりあいが期待される。
 また、期間中の1月28日には同会場で、エミ・エレオノーラのソロ・ライブも行われ る。

 

森園ミルク写真展『黄金女神 GOLDEN MUSE』
2001年1月6日(土)〜2月12日(月)
会場:Cafe FLYING TEAPOT(西武池袋線江古田駅徒歩5分 TEL03-5999-7971)
OPEN 11:00〜22:00 日曜日定休

エミ・エレオノーラLIVE
2001年1月28日(日)19:00 START
会場:Cafe FLYING TEAPOT  料金:1,500 (ドリンク別)
出演:エミ・エレオノーラ、高田彰(exリビドー) 、大久保敬(新宿フォーク)

森園みるくHP
http://www.mangazoo.com/studio/milk/

 


歌と実演「放送禁止歌ショウ」堂々の公演

 オウム真理教のドキュメント映画『A』で知られる映像作家、森達也がテレビドキュメンタリーとして制作した『放送禁止歌』の上映と、放送禁止とされた歌手達のライブを合わせておくる、題して「放送禁止歌ショウ」がBOX東中野でおこなわれる。
 森達也のドキュメンタリー『放送禁止歌』は、放送禁止歌というものの実態をあばきだして、大きな反響を呼び、その取材の背景が本にまとめられて出版された。(森達也著『放送禁止歌』解放出版社刊)
 今回は、そのドキュメンタリーの上映に加え、毎日日替わりで放送禁止とされた経験を持つフォーク歌手のライブや、放送禁止歌コレクターのトークショーが繰り広げられる。森達也も全日出演。目からウロコの画期的イベントだ。
 なお、森達也のインタビューが「イーター」8号に掲載される予定。

「放送禁止歌ショウ」'70年代フォーク魂がここにある。
2001年2月3日(土)〜2月9日(金)レイトショー 午後9:10開演
会場:BOX東中野(Tel.03-5389-6780)
料金:前売り特別鑑賞券\2000 当日\2200 (ワンドリンク付き)

●上映作品
『放送禁止歌〜唄っているのは誰?規制するのは誰?』
(フジテレビ系列で'99年5月22日深夜放送)
監督:森達也 制作:フジテレビ グッドカンパニー 1999年/ビデオ/52分
「かつてシンガーソングライターが花形だった時代、数々のプロテストソングが"放送禁止歌"の烙印を押され、市場の闇に葬られた。何が問題だったのか。誰が禁止したのか。
その答えは…。オウム真理教の内側に密着したドキュメンタリー映画『A』の監督・森達也が、'70年代からムニャムニャのままほったらかしにされてきたメディア界のタブ
ーの核心に迫る。」

出演
2/3(土)日本一の放送禁止歌コレクター/とうじ魔とうじ(サウンドパフォーマー)
2/4(日)幻の名盤解放同盟/湯浅学、根本敬、船橋英雄
2/5(月)自分を貫くロックシンガー/朴保〔パクポー〕
2/6(火)飄々と歌い続ける仙人/高田渡
2/7(水)伝説の放送禁止歌手/山平和彦
2/8(木)フォーク界の生き字引/なぎら健壱
2/9(金)復活したアングラ・クィーン/中山ラビ
連夜出演予定 かつてフォーク少年だった映画監督/森達也

問合せ先:BOX東中野 tel:03-5389-6780 fax:03-5389-6779


根本敬の「映像夜間中学」只今開校中、中途入学大歓迎

 因果世界を探究する特殊漫画家根本敬が、長年取材の際に撮りためた因果者達のビデオ映像を本人のレクチャー付きで上映する「映像夜間中学」が、渋谷のアップリンク・ファクトリーで開校されている。
 根本敬のいろいろな著作でお馴染みの、根本漫画から飛び出したような因果な人々のナマの映像が拝める絶好の機会だ。
 次回12月1日が第四回になり、2001年2月の第七回まで続く予定。今後の内容は以下の通り。

*2000年12月1日(金)四回目(終了)
特殊歌謡祭『ひさご』
 93年クアトロで開催した根本敬企画・演出の特殊歌謡祭『ひさご』のダイジェスト版に、その他のお宝音楽映像を上映。そして75歳のラッパー坂上弘(さかうえひろし)がゲストに登場し、あの「交通地獄」と尾崎豊の「卒業」を熱唱!

*2000年12月15日(金)五回目(終了)
アシッド系特集
 「蠅がUFOに見える男(女)の渦」其風(そふう)画伯のドキュメント映像、電波喫茶他。

*2001年1月19日(金)六回目(終了)
アッパー&ダウナー系特集
 「イイ顔の海に溺死寸前」ドヤで出会ったステキな男たち

*2001年2月2日(金)七回目(終了)
最終因果者思考  「太陽からブラックホールへ」

以上すべて21:00 より。(だいたい23:00 過ぎあたりまで)
 \1,999(ドリンク付き)
場所:アップリンク・ファクトリー 問い合わせ:03-5489-0750(担当・倉持)

Link: UPLINK


まぼろしの世界フェスティバル開催

 ROVOやデミセミクエーバー、ボンデージフルーツなど多彩な活躍を続けるバイオリニスト、勝井祐二の主宰するレーベル「まぼろしの世界」のイベントが、2月1〜2日の二日間行われる。
 「まぼろしの世界」は90年代のオルタナティブ・シーンをリードしてきたが、21世紀にもROVOの勢いからも伺えるように、さらに新たな展開を見せてくれそうだ。
  なお、このイベントは「まぼろしの世界」の2001年の新譜、岡部洋一ソロアルバム「SATIATION」の発売記念を兼ねている。

まぼろしの世界Festival
2001年2月1日(木)、2月2日(金)
会場:吉祥寺 star pine's cafe(0422-23-2251)
料金:前売り¥2600 当日¥2900/時間:開場pm6:30 開演pm7:00
出演:
1日》岡部洋一ユニット(岡部洋一、関島岳朗、竹中俊二)  さかな(西脇一弘、POCOPEN、POP鈴木、勝井祐二)   skist(サムベネット、いとうはるな)
<スペシャル企画>鬼怒無月・勝井祐二・アンド・スーパーガールフレンド(YOSHIMI from Boredoms, ooioo)
2日》BONDAGE FRUIT(鬼怒無月、大坪覚彦、高良久美子、岡部洋一、勝井祐二)、SPANK HAPPY(菊地成孔、岩澤瞳)、ヤドランカ+YEN-CHANG(福岡ユタカ)セッション
<スペシャル企画>鬼怒無・勝井祐二・アンド・スーパーガールフレンド(PHEW)

◎両日ともお越しの方には「まぼろしの世界サンプラー2001」CD-Rをプレゼント。2月2日に2日分のチケット半券と引き換えます。

岡部洋一ソロアルバム『SATIATION』(mabo...011)2001年 3月発売!
  ROVOやBONDAGE FRUIT等で驚異的なドラミングを聞かせる岡部洋一のソロアルバム。あのブラジリアンギターの神様バーデン・パウエルをして「岡部で無くては」と言わしめたグルーヴの達人。そして、待たれたそのソロアルバムはラテン・グルーヴから音響へと向かう、新世代の道標となるべき未来の音楽に出来上がった。総ての音楽ファンに届けたい逸作。

・勝井祐二/まぼろしの世界
http://www.asahi-net.or.jp/~uz6t-kti/


細田麻央の舞踏ソロ「アルベト2001」

 「イーター」5号の表紙が印象に残る舞踏家、細田麻央によるパフォーマンス「アルベト2001」が1/26、武蔵小金井の「アートランド」で行われる。

 「アルベト2001」
出演:細田麻央/舞踏
照明:星野修三
構成:奥山 孜
1月26日(金)19:00開店 19:30 開演
2000円(1ドリンク付)
会場:アートランド(JR中央線武蔵小金井駅徒歩2分) TEL042-383-6155

 


新世紀ネオアングラの旗手、オルガンヴィトー新作公演『バロウ〜迷宮鉄道〜』

 劇団オルガンヴィトーの新作『バロウ〜迷宮鉄道〜』が、1月13日から下北沢スズナリで上演される。
  オルガンヴィトーは唐十郎のもとから独立したメンバーによって91年に旗揚げされ、本格派アングラ芝居の精神を現代的センスで展開し、ネオアングラの旗手として注目を集めてきた。また、映画の制作にも取り組み、その過激で幻想的な映像が話題となった『オルガン』に続いて、現在第二作も撮影中という。代表の不二稿京(ふじわらけい=役者名は藤原京)は、映画『鉄男』にも出演しており、「イーター」4号にインタビューが掲載されている。
 今世紀初の公演となる『バロウ〜迷宮鉄道〜』は、オルガンヴィトーの旗揚げ作品『ねむり姫異聞』につながる物語で、地下の穴(バロウ)をさまよう人々が主人公となる。新世紀ネオアングラを告げる力作となるだろう。

オルガンヴィトーVol.10『バロウ〜迷宮鉄道〜』
作・演出:不二稿京/出演:長谷川公彦、奈佐健臣、保村大和、藤原京
2001年1月13日(土)〜1月21日(日)
下北沢ザ・スズナリ(Tel 03-3469-0511)
開演時間:午後7:30(21日のみ午後3:30) 当日券は開演60分前。開場は開演30分前。
チケット: 3,500円(前売り当日共)/チケットぴあ、ローソンチケット、スズナリ
問い合わせ:オルガンヴィトー Tel/Fax 03-3324-1701

・オルガンヴィトー
http://www10.u-page.so-net.ne.jp/gk9/organs/


ROVO、新世紀を告げる2001年初ライブ

 新しい時代を告げるスーパーユニットROVOの今世紀初のライブが、1月の下旬に、東京と大阪で行われる。
 これはPSI-CHO TECH 2001と題されたシリーズの第一回に出演するもので、ROVOが定期的に同じ会場で主催しているMAN DRIVE TRANCEのシリーズより、ロック色の強いものになりそうだ。
  なおROVOのメンバーである益子樹のユニット、DUB SQUAD の新作12インチEP“LEDO" が1月19日にリリースされる。それに続いてフルアルバム “Versus”が、2月21日にCD盤が、3月23日にアナログ(ビニール)盤がそれぞれリリースされる予定だ。

PSI-CHO TECH 2001 vol.1
1月20日(土) 17:00 open/start
新宿リキッドルーム(TEL03-3200-6831) 前売り \3,000/当日\3,500(1drink)
出演:ROVO,RISE FROM THE DEAD,round cross, STROBO
問い合わせ:SMASH (03-3444-6751)

1月26日(金)
心斎橋クラブクワトロ (06-6362-2001)
出演:ROVO,round cross, STROBO and more
問い合わせ:SMASH WEST (06-6361-0313)


吉田達也+津山篤のユニット「赤天」がライブとニューアルバムにやる気満点

IT革命時代のIT(いい加減/適当)バンド、赤天がついにやる気を出した。 新作の録音も猛ピッチで終了し、新ネタ満載約2年振りのライヴを敢行。 赤天と高円寺百景のニューアルバムの超先行販売もあります。

赤天=津山 篤(bass.gtr.vo.per.)+吉田達也 (dr.key.vo.per.)
12/24 大阪ベアーズ (066-649-5564)     
  19:00開演 ¥2000/¥2500     
  ゲスト 中屋浩市(syn. 手品) from NAZCA CAR

12/26 名古屋TOKUZO (052-733-3709)    
  19:30開演 ¥2300/¥2500 D別

12/27 高円寺ペンギンハウス (03-3330-6294)     
  19:30開演 ¥2500 D別     
  ゲスト 知久寿焼 from たま

 名古屋と東京では吉田製麺(吉田達也の実家です)の卵めん試食会もあります。

赤天ニューアルバム『シャトー・ドゥ・アカテン
収録曲目:ワイン/水洗便所/ペットボトル/缶コーヒー/歯ブラシ/釣り/こけし/ 商人/味噌/立ち読み/海溝/野鳥 II/大工/せみ/組曲アメリカ(国立公園/ファー ス トフード/ベースボール/合衆国/レコードカンパニー)世界遺跡巡り(アンコールワッ ト/インドネシア/トルコ/メキシコ)

吉田達也関係のライブ
・12/22 ルインズ at 20000volt with ZENIGEVA / MONEY IS GOD
・2001年1/31 藤井郷子 p,吉田達也 dr,早川岳晴 bass,田村夏樹 tp, at 新宿PITINN
・2/17 ルインズ at 西新宿クラブドクター with スエキチKITCHIN、デンドロカカ リア、賃貸人格、

 


新世紀に蘇る伝説、「東京ロッカーズ ALIVE 」

 日本のオリジナル・パンク・ムーブメントとして、その後のストリート・ロック・シーンの源流となった東京ロッカーズ。それから22年の歳月を経て、シーンは激しい変化をくりかえしてきたが、東京ロッカーズの時代から一貫した活動を続けているミュージシャンも多い。
 やはり東京ロッカーズの時代から、独自のシーンを作ってきたジュネ率いるオートモッドが、新世紀に生きる東京ロッカーズの息吹を伝えるイベントを企画した。
 出演は東京ロッカーズの中心バンド、フリクションのドラマーだったチコ・ヒゲとギターの恒松正敏の現在のユニットに、20年振りに復活したリザードのギタリスト塚本勝巳の新バンドMid Cambrian Period 。そしてオートモッドだ。時代を越えたスピリットを感じとろう。

DESTROY ALL MONSTERS Vol.2 「東京ロッカーズ ALIVE」
2001年1月20日(土)
会場:渋谷DeSeO
料金:前売り \3,000 当日 \3,500 (ドリンク代別)
出演:恒松正敏&VISIONS 、チコ・ヒゲ&THE UNIT、Mid Cambrian Period 、AUTO-MOD

問い合わせ:渋谷デセオ TEL03-5457-0303


鼠派演踏鑑Ω、20C〜21C連闘公演

◆宮下省死舞踏会「S\M=I∞(アイノドレイ)」
構成・演出・美術・振付:宮下省死/出演:宮下省死・夜羽エマ・巨泉
日時:2000年12月19日(火)午後7時開演
会場:神楽坂 die pretze (TEL03-3235-7990)
料金:電話予約\3,200・当日\3.500
問い合わせ:TEL03-3984-4670
  鼠派演踏鑑Ω 「十字架に磔にされたキリストが、磔台の上で絶命するまでの過程に見た、苦悩と恍惚 の錯綜するマゾヒスティックな幻想を、肉体を通して具現化した舞台を再演」

◆「神聖魔羅」−わが心の大久保清賛江−
作・演出・装置・録音・出演:宮下省死 舞踏映像出演:Uzumi (友惠しづねと白桃房) /
ビデオ映像:船橋貞信
日時:2001年1月17日〜20日 午後8時開演
会場:渋谷ギャラリー・ル・デコ2FナカタニD「東京都立不安病院」内(TEL03-5485-5188)
料金:全席自由席\3,000
問い合わせ:TEL03-3984-4670 鼠派演踏鑑Ω
  「日本を代表する強姦殺人鬼・大久保清をモチーフに、強姦を生き甲斐とするある数奇な運命を背負った一人の男の生涯を語る鼠派不滅の代表作」


渋さ知らズオーケストラが新年会コンサート!

 もともとはアングラ劇団の劇伴として発足したフリージャズオーケストラ「渋さ知らズオーケストラ」。不破大輔を中心に、総勢で40名をこえるメンバーが入れ替わり立ち替わり思い思いの演奏を繰り広げる。ジャズはもとよりロック、パンク、ファンク、フォーク、演歌などあらゆるジャンルを凌駕するその音楽性と、ダンス、舞踏などのステージング。それゆえ、この楽団の楽曲を、CDなどではなくライヴで体験されたい。

渋さ知らズオーケストラ新年会コンサート
2001年1月11日(木)
場所:渋谷WOMB 開場:19:00 開演20:00
入場料:当日券のみ¥3500(オールスタンディング)1ドリンクつき
出演:渋さ知らズオーケストラ
問い合わせ:株式会社フォーム 担当:中村 tel:03-5459-3939

Link: 渋さ知らズ Home Page!



OZdiscのトークイベント、毎月開催開始

 インディーズ・スピリット充実のレーベルOZdiscが、毎月第三日曜日に、トークイ ベントの開催を始めた。「東風寄席」と題されたこのイベントは、9月から毎月第三日 曜日の午後2時から8時まで、吉祥寺の「東風」で開催されている。(入場料 800円) レギュラー出演者は幻の名盤開放同盟、岸野雄一、とうじ魔とうじ、高橋敏幸、小万福 、そしてレーベル代表の田口史人という豪華なメンバー。毎回ゲストも加え、トークの 間にライブも行うという。
 詳しくはOZdiscホームページへ。

Link:
OZdisc

 

東京発オリジナル・レイヴ・パーティー「WATER」が一晩だけの復活

 1992年から93年にかけて東京のライブハウスで行われた、日本で最初の本格的なレイヴ・パーティーWATER(ウォーター)が、王子のクラブ「3D」のオープン10周年を記念して、12月23日に一晩だけ復活する。
  WATERは、ロンドンのレイヴを体験したヒゴヒロシ、DJ FORCE、勝井祐二等を中心に、代々木チョコレートシティなどのライブハウスで定期的に開催された。このWATERから、その後の野外レイヴ・パーティー、ドラムンベース・シーン、さらに現在ROVOに代表されるライブ演奏とDJパーティーの融合など、日本のレイヴ・シーンの流れが始まったと言ってもいいだろう。
 今回の復活パーティーには、当時のスタッフやこのパーティーから生まれたユニットDUB SQUADなどが集合し、現在のWATERを演出する。
 また、これに先立つ12月21日には、渋谷ROCK WEST で定期的に開催されているDipAura のパーティーがあり、元フリクションのギタリスト、ラピスのリーダー・ユニットVOOGAhZ(忘我'z)が出演する。これはディジュリドゥとギター、トランペット、DJという変わった編成のバンドで、DJ FORCEも参加している。

Dip Aura
12月21日(木) START: 23:00
@渋谷ROCK WEST(TEL03-5469-7988)
DJs: HI-GO, ERA, EDOA
LIVE: VOOGAhZ (Lapis:guitar + HIDE & mac02:diju + TARO:trumpet + DJ FORCE)
VJ: Gatsuo + SHOUCHANG
FEE: \2500(2d), w/flyer \2000

WATER-3D 10th Anniversary Special
12月23日(土)START:22:00
PLACE:王子Space Ark 3D(03-3927-8814)
DJs: FORCE, HI-GO, ERA, KEI LIVE PA: DUB SQUAD, 勝井祐二(ROVO)+ヒゴヒロシ+ 益子タツキ(DUB SQUAD, ROVO) +α
2nd Floor DJs: HIROMI, SAWAI, LAPIS, HIME, and more...
VISUAL: GATSUO, SHOUCHANG, eyespy
FEE: \3500(at door) \3000(w/flyer)

いずれもメールでの問い合わせは、eraera@jcom.home.ne.jp まで。


くじら、12/23にライブ

「くじら」のライブが土曜日にある!

12月23日(土) 19:30より 渋谷ツインズよしはし(地図
(TEL 03-3770-4484)

link:くじら

 


恒松正敏「映画『白痴』の仕事と新作展」、熊本で開催

 画家としてミュージシャンとして、充実した仕事を続ける恒松正敏の個展が、故郷である熊本で開かれる。

 『イーター』7号でも紹介した、手塚眞監督の映画『白痴』のために制作した美術作品を展示した「映画『白痴』の仕事」展と、最新作を集めた新作展の二つが、熊本市内の島田美術館で同時期に開催されるのだ。

 「映画『白痴』の仕事」展は昨年東京で開催され好評を博したもので、映画の中で印象的に用いられたふすま絵、屏風絵、たんすや石に描いた絵、タイトル用の絵など約30点が展示される。また開催期間中に映画『白痴』が、熊本市内で上映される。

 ミュージシャン恒松正敏のライブも12月に熊本と福岡で開催。また、映画の上映日には手塚眞監督もかけつける予定とのこと。

 九州の皆さん、この機会にぜひ恒松正敏のアートに、そして『白痴』の世界に触れてみてください。

「映画『白痴』の仕事」展
11月2日(木)〜12月24日(日)
水曜休館/開館時間9:00〜17:00
熊本・島田美術館本館(熊本市島崎4-5-28 TEL096-352-4597)
入館料:一般 500円、大高校生 400円、小中学生 300円

恒松正敏新作展
11月16日(木)〜11月28日(火)
水曜休館/開館時間9:00〜17:00
熊本・島田美術館ギャラリー(住所電話は上と同じ)
入場無料/11月16日(木)17:00 よりオープニングパーティ

映画『白痴』上映
11月18日(土)〜11月24日(金)
熊本Denkikan CINEMA (熊本市新市街8-2 TEL096-352-0110)
『白痴』監督:手塚眞、原作:坂口安吾、主演:浅野忠信、甲田益也子、草苅正雄

恒松正敏&VISIONS ライブ
12月15日(金)
下北沢Club251
12月16日(土)
福岡、博多JAJA
12月17日(日)熊本、DJANGO (熊本市新市街1-36 TEL096-355-6960)
19:00START

Link:
恒松正敏&VISIONS


 

『まんがサガワさん』出版記念サイン会のお知らせ

 外国人女性連続暴行事件の容疑者から名前を出され、マスコミからの取材が殺到している佐川一政。もちろんこの事件とは何の関係もないが、白人女性好きは相も変わらず 。
 その佐川一政の初の漫画単行本『まんがサガワさん』がようやくこの12月24日に発売される。あのパリ人肉事件の漫画化というバチ当たりな作品に加え、漫画「サガワさんの交遊録」「喰えなくなったサガワさん」や、根本敬との対談など、盛り沢山な内容だ。
 その発売を記念したサイン会がマニアの集まる本屋、中野ブロードウェイ「タコシェ」で行われることになった。当日は、発売日に先立って『まんがサガワさん』を先行販売。また、根本敬もお手伝いに駆けつける。

『まんがサガワさん』出版記念サイン会
12月16日(土)午後4時から一時間
会場:タコシェ(中野ブロードウェイ3F;TEL03-5343-3010)
出席者:佐川一政+根本敬

漫画単行本『まんがサガワさん』
作画・佐川一政、序文と対談・根本敬
発売・オークラ出版、 定価・1,200 円+税、2000年12月24日クリスマスイブに発売


ヒゴヒロシの新バンド Ijar Connect ライブ活動を開始

 レイヴ・シーンでの活躍のめだつヒゴヒロシが、チャンス・オペレーション以来8年振りにリーダーバンドを結成。ブラボー小松、BOYという異色メンバーのそろったこのバンド Ijar Connect (イハールコネクト)が、ライブハウスでの本格的なライブ活動を開始した。

12月8日(金)
高円寺SHOW BOAT  START:19:00
LIVE: Ijar Connect(イハールコネクト)、WAX、DEEP COUNT
問い合わせ:e-mail= eraera@jcom.home.ne.jpまで。

Ijar Connect
 ミラーズ、ゴジラ・レーベルで日本のパンク・シーンの口火を切り、チャンス・オペレーションでストリート・インディペンデントの基盤を築いたヒゴヒロシ(ベース)が、リーダーとして8年ぶりに結成したサイケデリック・ジャム・バンド。
ギターは、畳一畳分ものエフェクターを駆使して異次元サウンドを吐き出すブラボー小松。過去には東京ブラボー、SEX、ピチカートファイヴ、現在はAOA、GUITOO等で活躍中。ドラムには、スピード、E.D.P.S.、チャンス・オペレーション等で独自のタイム感を押し進め、ハード・エッジなプレイを展開してきたBOYが参加。
この三者三様のアプローチにより生み出されるサウンドはまさしく変幻自在であり、絶え間ない時空間を遊動し得るセッションの場を形成している。

WAX
 ex自殺、カノンのジョージ、北澤組で知られるENZO(ドラム)、コータロー(ギター )を中心にしたジャパニーズ・トライバル・アンビエント・トランス・バンド、WAX。 セカンド・アルバム『ケイタラクト』(キャプテントリップ)をリリースしたばかり。なお、アルバムにはヒゴヒロシ(ベース)、ノゲラ(パーカッション)らもゲスト参加。

DEEP COUNT
 じゃがたらの正統的継承者として注目を集めたJazzy Upper Cut のリーダーだったノブが結成した新ユニット。ノブ(桑原延享)は80年代には山本正志のデビュー作「闇のカーニバル」に主演、川田良のジャングルズに参加、90年代に入ってJazzy Upper Cutで活躍した。(イーター3号インタビュー参照)



俳句界のアバンギャルド『独演!俳句ライブ6』開催

 革新的かつ原初的な俳句世界の創造をめざして、肉声による俳句朗読会『独演!俳句 ライブ』が俳句志{もののふの会}によって開かれている。そこでは単に自作俳句の朗 読をするだけでななく、情念のアングラ・パフォーマンス「ギネマ」や天狗仮面怒号など独創的なステージが展開され、まったく新しい俳句表現が模索されつつある。

 次回は12月3日に開催。新宿の片隅のジャズ・バーを舞台に一体何が起こっているのか、興味深い催しだ。出演者も募集中とのこと。

『独演!俳句ライブ6』(俳句志{もののふの会}第六回俳句朗読会)
日時:2000年12月3日(日)開演4時
会場:JAZZ BARサムライ(新宿区新宿3-35-5守ビル5F TEL03-3341-0383)
会費: 1,500円(1drink付き) 客人歓迎、飛び入り可。
主催:俳句志{もののふの会}  
問い合わせ:宮崎二健 TEL&FAX 03-3354-4558


AUTO−MOD、15年振りのライブ・レコーディング

 オートモッドの久々の新作アルバムのためのライブ・レコーディングが、12月2日に 行われる。これは第一期オートモッドの解散ライブ以来、15年振りとなるもの。世紀末を歌い続けてきたオートモッドに相応しい、世紀末レコーディングだ。
 なお、『BURST』1月号(12月4日発売)でAUTO-MODが特集され、ジュネが表紙に登場する。

AUTO−MOD レコーディング・ライブ
2000年12月2日(土) 0PEN 18:00/START 19:00
会場:渋谷 DeSeO (TEL03-5457-0303)
料金:前売り\3,000 当日\3,500(DRINK別)
問い合わせ TEL&FAX 03-3749-2555 DEATHTOPIA

Link: EESTANIA2000-AUTO-MOD

 


富山で「前衛行為音楽祭」

 富山の秋の恒例行事となっている「前衛行為音楽祭」が、今年もこの日曜日(11月19日) に富山市民プラザでおこなわれる。地元のミュージシャンに加え、今年のゲストはフューのユニットBIG PICTURE 。憧れのフューの出演に、「イーター」でおなじみ富山の顔役、大谷氏は早くも緊張している。

前衛行為音楽祭
2000年11月19日(日)
PM3:00〜PM8:00 富山市民プラザ3F
出演:BIG PICTURE(Phew)、シード・マウス、青大将(大谷ファミリー)、とっちゃん、大谷氏、チクロンBゾンビーズ、モザイクフリー、DJアライグマ、セメントheads 、Bugg Superster、熊ノ木

前売り\1800 当日\2000 学割\1000
問い合わせ 0766-86-0490荒野レコード大谷


「イーター」大推薦!立島夕子個展『爆心地のマリア』のご案内

 「イーター」8号のグラビアページでその作品を紹介するペインティング・アーチスト立島夕子の個展が、渋谷ル・デコで今月14日から開かれる。その過剰なまでに繊細で怖いほど激烈な彼女の絵画は、見る者に強く訴える力を持っている。

 また、11月12日(日)新宿アンティノックでのノイズユニット「IKENIE」のライブには、立島夕子がボティ・パフォーマンスで参加。  さらに、既にこのニュース欄で紹介した丹野賢一の11月20〜21日の東京公演(六本木オリベホール)においても、会場ロビーに立島夕子の絵画作品が展示される予定もあり、多方面にその活動を広げている。

 「イーター」8号では簡単なインタビューも掲載し、彼女の個性的な表現世界の一端を紹介するが、その前にぜひ現物の作品に触れてほしい。

立島夕子個展『爆心地のマリア
11月14日(火)〜11月19日(日) 11:00〜19:00 (19日は17:00 まで)
渋谷ギヤラリー「ル・デコ」(TEL03-5485-5188)
渋谷駅から明治通り恵比寿方面約5分 右側東和ビル

18日には会場にてライブを予定(出演:エレファン、なかおちさと)入場無料

Link:
http://www.tk3.speed.co.jp/gewa/mi-ke/


大竹伸朗インスタレーション展「10.08 武満徹 SONGS+大竹伸朗」

 日本の現代アート界を代表する存在となった大竹伸朗。彼は、80年代初頭にJUKEというパンク・ノイズ・ユニットによって優れた作品を残し、最近ではBOREDOMSのヤマタカ・アイと共にPUZZLE PUNK BANDS なるユニットを結成、ライブやCDのリリース等を行っている。オルタナティブ・ロック・シーンとも非常に関わりの深いアーチストだ。

  その大竹伸朗のインスタレーション展が原宿のギャラリー・ナディッフで開かれている。これは彼の尊敬する作曲家、武満徹の作品「SONGS 」の直筆楽譜を中心に展開するもので、大竹伸朗と4年前に亡くなった武満徹とは奇しくも同じ10月8日を誕生日としている。二人のアーチストの世代とジャンルを越えたコラボレーションといえる。

10.08 武満徹 SONGS+大竹伸朗
2000年10月6日(金)〜11月20日(月)
於:アートショップ「ナディッフNADiff」(表参道下車;TEL03-3403-8814)

 


パフォーマー丹野賢一の公演が決定

 田中泯主宰「舞塾」の経験を経て、'85年より独自の活動を続ける丹野賢一の公演スケジュールが決定した。今回の公演はこれまでの大掛かりな装置は設置されず、衣装とメークのみでイメージを広げていく。その衣装をイーターでお馴染みのポワレティカ=流川リコが担当、すでに2月の公演で最初の作品が用いられた。 秋の公演ではさらに新作が作られる予定で、ポワレティカとのコラボレーションによって展開される、丹野賢一の新しい世界に期待したい。

作品
『009-COLLAR』 『010−SKIN』
『011-DOT』 『012-RAG』

  • 9月26日〜27日
    大阪・千日前…TORII HALL
    ※「第6回 OSAKA DANCE EXPERIENCE」参加
  • 10月6日〜7日
    北海道・札幌…琴似日食倉庫コンカリーニョ
    ※「JCDN全国巡回公演」参加(『009-COLLAR』のみの上演)
  • 10月24日〜25日
    愛知・名古屋…七ツ寺共同スタジオ
  • 11月20日〜21日
    オリベホール(東京・六本木)
    ※「東京国際舞台芸術フェスティバル」参加

    2001年1月にはニューヨーク公演も予定

    Link:
    丹野賢一/NUMBERING MACHINE

今年も開催、宇田川町ロック・フェスティバル2000

 昨年好評を得た宇田川町ロック・フェスティバルが、今年も同じ渋谷クラブ・クアトロで11月3日、4日の二日間開催される。

  リアル・インディーズの祭典として、キャプテン・トリップ、OZ disc 、PSF、ギューン等のレーベルが中心となって企画されたこのフェスティバル、毎年秋の名物イベントとして定着しそうだ。今年も全50数組のミュージシャンが出演、混沌と熱気の二日間を演出する。

宇田川町ロック・フェスティバル2000
11月3日(金)、4日(土)
渋谷 CLUB QUATTRO 0PEN/START 14:00
前売り\2,800 当日\3,300 2日間通し券\5,000(チケットピア、ローソン)
出演:
11/3 三上寛、野坂昭如、渡辺勝、向井千恵、とうじ魔とうじ、SUGER PLANT 、光束夜、マーブルシープ、ほか
11/4 灰野敬二、上田ケンジ、JOJO広重、COA 、マニアオルガン、高橋敏幸&the freedom rainbow、Out to lunch、ほか

問い合わせ:CLUB QUATTRO (03-3477-8750)

Link:
キャプテン・トリップ


幻の名盤解放同盟のイベント二連発!

 根本敬、湯浅学、船橋英雄による幻の名盤解放同盟のイベントは各地で精力的に行われているが、この秋に都内で開かれる二つの興味深いイベントを紹介しよう。

9月2日(土)オールナイト (終了)
青山CAY(スパイラルホール)<20時開場>
出演:野坂昭如×CKB(クレージーケン・バンド)×幻の名盤解放同盟(このとりあ わせは二度とない!凄い事だぞ)
 歌手として復活した野坂昭如が横山剣(ex.Cools) ひきいるCKBをバックに、バー ジンブルースをはじめ往年の名曲+新曲を熱唱。CKBは幻の名盤解放同盟とピチカート・ファイブの谷間に橋をかける奇跡のバンドだ。なお、名盤解放同盟は横山剣をまじ えレコードとビデオによるトークショーを行う。「青山を下品のどん底に叩き堕とす!」(根本談

10月21日(木) 19時から (終了)
新宿ロフト・プラスワン
  韓国GS/サイケ/ロックに興味のある者集まれ。 ☆遂に発掘、幻の韓国サイケデリックGS映画「美人(ミイン)」全篇公開とレクチャ ー。
お話:日韓を股にかけるギタリスト長谷川陽平(ファンシネ・バンド、ex.コプチャンチ ョンゴル)&幻の名盤解放同盟
(問)ロフトプラスワン TEL03-3205-6864

Link:
クレージーケン・バンド



「くじら」久々のライブ。新ユニット「ウテナ」のユニークな活動にも期待

 杉林恭雄のソロ・ユニットとしての性格の強くなった「くじら」が、久々にライブを行う。しかも今回は7人編成というドラゴン・オーケストラの時代を思わす豪華版。

10月13日(金) 19:30start
吉祥寺マンダラII (TEL 0422-42-1579)
\2800+ドリンク

 また、杉林とくじらのオリジナルメンバーであるキオトが、新たにユニット「ウテナ」を結成。生ギターに二人の生歌という、初期のくじらを思わせるフレッシュなデュオだ。その活動も型にとらわれず、ライブハウス以外の場所での演奏など、いろいろな試みを行っていくという。9月22日にはワインバーでのライブ、28日には「木星サロン」と題して音楽やトークなどを交えたサロン・パーティを行う。

9月22日(金) 20:00ころより
渋谷ツインズ(地図
よしはし(TEL 03-3770-4484)
\2000+飲食代
LIVE: ウテナ(生音)

9月28日(木) 19:00ころより
高円寺サロン(地図
(TEL 03-5934-8100)
\1500円
内容:「木星サロン」ウテナ(杉林恭雄、キオト)によるトーク、演奏など

Link:
高円寺サロン


元リザードのギタリスト、塚本勝己が20年振りの復活ライブ

 東京ロッカーズの中心的存在としてひとつの時代を築いたバンド、リザードのギタリストとして活躍した「カツ」こと塚本勝己が、20年振りに新バンドでのライブを行う。

  リザードは紅蜥蜴の名前で70年代前半からアンダーグラウンド・シーンで活動。78年にはリザードと名前を変え、日本のパンクロックの幕開けを告げた東京ロッカーズのムーブメントの中心バンドとして人気を集めた。リーダーであるモモヨの逮捕など、常にスキャンダラスな話題の絶えなかったリザードだが、結成時からそのサウンドを支えてきたギタリストのカツが突然失踪したのが、バンドが最も勢いを持って突き進んでいた1980年のこと。その後、まったく消息が途絶えていたが、20年の歳月を経た今、再び音楽活動を再開した。

  新バンド「Mid Cambrian Period 」は昨年9月に結成。塚本勝己のギターに女性ボーカル、ベース、ドラム、さらにピアノやバイオリン、ハーディーガーディーなどの民族楽器を加えた個性的な編成だ。はたしてどんな音楽を聴かせてくれるのだろうか。

  <Mid Cambrian Period ライブ
10月7日(土) 6:30OPEN 7:00START
1800円+ドリンク代(500円)
会場:吉祥寺MANDARAII TEL 0422-42-1579

  また、11月18日には新宿URGA(03-5287-3390)でのライブも決まっている。

 


オールナイト・サイケデリック・パーティ「MAKING JAM」に集まれ

 10月6日(金)の深夜24時から、新宿のクラブ・ドクターで「MAKING JAM」というサイケデリック・パーティが開かれる。琴桃川凛メイキングラヴ、東京ホームランセンターなどのライブのほか、飛び入りジャムセッションも開催。また会場では下北沢HOYHOYが出店し、デッドTシャツなどサイケグッズを特別価格で販売。また特製デルタスープ、麻の実クッキー、ヘンプアイスなどのスペシャルフードも用意。サイケデリック・ワールドにどっぷりとひたることができる。

10月6日(金) 24:00ころより
新宿CLUB DOCTOR (03-5337-1659)
出演:琴桃川凛メイキングラヴ、東京ホームランセンター、VAIWATT 、ランドルブッシュ/DJ:琴桃川凛(ジャムセッション飛び入り大歓迎、サイケダンサー募集)
1500円(1DRINK)
問い合わせ:03-3354-6067 HIP


10/4、YBO2が新宿アンティノックでライブ

 掲示板でもすっかり常連の北村昌士氏率いるYBO2が、10/4新宿アンティノックでライブを行う。

 今回のライブでは、ZOAの森川誠一郎(Vo,G,Kyd)が期間限定で約14年ぶりに復帰加入する。また、会場では、サンフランシスコの4人組バンド「ネザーネザーワールド/NEITHER/NEITHERWORLD」のCD「ENTER THEABBYS」(SSEから発売中:定価2,500円)を無料でプレゼントするとのこと(CDのもらいかたはSSEのホームページ参照)。

 なお、今回のライブはオリジナルメンバーでありThe Stars等でも活躍する日本屈指のサイケデリックギタリスト、栗原ミチオの東京での最後のライブになるかもしれないとのこと。

Link:
YBO2 PRESS RELEASE 2000
SSE



国際ホラー研究所のトークイベントのお知らせ

 「イーター」編集長の地引と、キャプテントリップ・レコードの松谷健、徳間ジャパンの鍋島謙介の三人が、去年から気が向いた時に新宿ロフトプラスワンで開いていたホラー映画のトークイベント「国際ホラー研究所」の第六回が今月27日に行われる。名前は大げさだが、中身はかなりオバカなところが一部で好評だ。前回よりホラーマガジン「スケアード」と提携、内容が一段とグレードアップして、日本のホラー界をリードするイベントへと成長している(妄想)。

 今回はダリオ・アルジェント直撃最新情報、新東宝幻の吸血鬼映画、サメ映画総ざらいなど、盛り沢山の内容。豪華景品付きホラークイズもあり。ホラーマニアじゃなくても楽しめます。

<国際ホラー研究所第六回定例会>ホラー映画最新絶叫計画
9月27日(水) 午後7時開演
新宿ロフトプラスワン TEL03-3205-6864
出演:「スケアード」編集長:神無月マキナ、ABC出版:荒井倫太朗
国際ホラー研究所(地引雄一、松谷健、鍋島謙介)

問い合わせは当ホームページへ info@eater.co.jp


細田麻央+日原史絵「曼珠沙華」

 「イーター」5号の表紙が印象に残る舞踏家、細田麻央と、琴奏者・日原史絵のコラボレーションによるパフォーマンスが、西荻窪のライブハウス「音や金時」で行われる。

 「曼珠沙華
出演:
日原史絵/琴
細田麻央/舞踏

9月23日(土)18:30開店 19:30 開演 2000円(1ドリンク付)
会場:ライブハウス・音や金時(中央線西荻窪駅徒歩2分)
TEL03-5382-2020

 


DJ HI-GOのレイヴ・パーティ「DIP AURA」が渋谷で

 先日の法政大で、ROVOと息の合ったコンビネーションを聴かせてくれたDJ HI-GOことヒゴ・ヒロシ。「イーター」でもロックファンのためのレイヴ講座『RAVE震源録』を連載しているが、かつての日本のパンクロック/インディーズのパイオニアも、現在ではトランス系レイヴ・シーンに欠かせぬ存在となっている。

 各地で行われる野外パーティなどでHIGOのDJに触れる機会は多いが、今月21日には渋谷のクラブ、ROCK WEST で「DIP AURA」と名付けられたパーティが行われる。

Tasty Autumn Devive #3 「Dip Aura」
9月21日(木) 23:00 OPEN
\2500(2Drinks)
会場:Rock West Shibuya(03-5459-7988)
DJs:HI-GO、ERA、Yass
Visual:gatsuo&more
live painting:Miki Kitazawa

  またヒゴはミュージシャンとしても新たにIHARL CONNECT というユニットを結成。メンバーはブラボー小松(ex.東京ブラボー) 、ボウイ(ex.EDPS) という異色の顔合わせだ。すでに法政大の翌晩に奥多摩山中で行われた野外パーティなどで、ライブを行っている。DJパーティとライブの垣根がどんどん取り払われているようだ。

Link:
DoKoMaDeMo (HIGO & ERA)

 


エロ絵師、合田ケムリの作品を販売

  「イーター」6号の表紙とインタビューでお馴染みのエロ絵師合田ケムリが、これまで非売品としてきた自作の販売を始めた。理由は本人によると「経済的な困窮と押入れの整理」のため。 彼女のほとんどの作品はそのホームページで見ることができ、販売に関する詳細もホームページに記されている。

 「イーター」のグラビアで彼女の絵のピュアな魅力にひかれたあなた、ぜひ一度合田 ケムリ衛生博物館を覗いてみたらいかが。

Link:
合田ケムリ


eX-Girl 初のヨーロッパ・ツアー

 「イーター」7号の表紙にも登場した期待の女性グループ eX-Girl が、三月のアメリカ・ツアーに続き、この7月初めてのヨーロッパ・ツアーを敢行している。このツアーはマイク・パットンのニューグループFantomasと共にヨーロッパ6か国を回るもので、そのほかにもロック・フェスティバルにも参加し、一ヵ月で20ステージをこなすというかなりハードなもの。7月1日のフィンランドのフェスティバルでは、ルー・リードやオアシスなどビッグ・アーチストと共演、翌日の新聞で最も大きく取り上げられるなど反響も大きく、スカンジナビアとイギリスのレーベルからのアルバム・リリースも決まっている。日本よりも海外での活動を優先しているeX-Girl、その成果は確実に挙 がっている。

Link:
eX-Girl


戸川純、待望のソロアルバムを今秋リリース

 演劇とともに音楽活動も再開している戸川純が、ホッピー神山の新レーベル「GOD OE AN」から、この秋にソロアルバムをリリースする。アルバムタイトルは芸能生活20年ということから「TWENTYTH JUN TOGAWA 」。全曲カバー曲からなり、ホッピー神山のプロデュースで、これまでの戸川純とは違ったサウンドになるという。取り上げた曲の中には、Phewの「終曲」も含まれている。詳細はおってお伝えする予定。

 また、ホッピー神山がGOD MOUNTAINに続いてスタートさせたGOD OCEAN レーベルからは、同時にホッピー神山とブラッドフォード・リードのユニットBUBBLE MANのアルバム 「BUBBLE MAN 2 / A DAY OF IRON SAUSAGE」がリリースされる。ホッピー神山のインディペンデント・シーンでの新展開にも期待がもたれる。


注目のROVO、法政大で久々のワンマン・ライブ

 そのスケールの大きな音楽性と、突出した時代感覚で今熱い注目を浴びるROVO。 数々のユニットに参加し、自ら「まぼろしの世界」のレーベルを運営するバイオリニスト勝井祐二と、BOREDOMS、思い出波止場、羅針盤など多彩な活動を展開する山本精一を中心に、芳垣安洋(Dr.Pr)、岡部洋一(Dr.Pr)、原田仁(Bs)の最強のリズム・セクションと、レイヴシーンで活躍するDUB SQUAD の益子樹を加え、'97年に結成されたROVOは、オルタナティブとダンスミュージック、ライブハウスとクラブシーンといったボーダーを軽く跳び越え、全く新しい音楽シーンを生み出している。
そのROVOが法政大学で久々にワンマンライブをおこなう。なじみのDJも参加して、強力なROVO空間が出現するだろう。

9月1日(金)
会場:法政大学学生会館大ホール
時間:18:00 OPEN 18:30 START
料金:カンパ2000円
出演:ROVO、DJ HI-GO、DJ FORCE、ASA-CHAN&巡礼

ROVOの所属していたDohb discsがソニーの合理化によって消滅してしまったのは残念だか、今のROVOの勢いはとどまることを知らない。「イーター」次号では、ROVOを大きくフューチャー、山本精一、勝井祐二、益子樹のインタビューをお届けする。

Link:
まぼろしの世界/勝井祐二

 


劇団オルガンヴィトー公演

 「イーター」4号にも登場した不二稿京率いる劇団「オルガンヴィトー」が、オルガンヴィトー&十貫寺梅軒プロデュースの作品「泡のエントロピー<II>」を8月から公演開始。十貫寺梅軒が書き下ろした初戯曲を不二稿京が構成・脚色。公演予定は次の通り。

 「泡のエントロピー<II>」
出演:
十貫寺梅軒/藤原京/長谷川公彦/奈佐健臣ほか

8月24日(木)〜30日(水) 17:00開場 17:30開演(27日のみ14:30開場 15:00開演)
入場料:前売り3,200円(前売り発売開始7/20):当日3,500
会場:下北沢「劇」小劇場
TEL03-3466-0020

Link:
オルガンヴィトー


大友良英も参加しているNOVO TONO、8/20にライブ

 NOVO TONO(Phew、山本精一、えとうなおこ、大友良英、西村雄介、植村昌弘)の久々のライブが渋谷クアトロで開催される。共演は、さかな、スパンクハッピー。めったにライブをやらないNOVO TONOだけに要チェック。年内最後との声も。掲示板もチェック。

8月20日(日)
会場:渋谷クアトロ
時間:17:00 OPEN 18:00 START
料金: 前売り3000円、当日3500円 
出演:NOVO TONO、,さかな、スパンクハッピー

Link:
Novo Tono profile (英語)
大友良英


DESTROY ALL MONSTERS 2000

 パンク、オルタネイティブ界の怪物達が繰り広げる、スーパーバトルロイヤル3DAYS。 期間中は、別ブースでDJ、TATOO STUDIO METAL BEEの実演、BODY PIASロイドのボディーピアッシング、メンディーアート、タロット占いも予定。
(AUTO-MOD オフィシャルサイト「EESTANIA 2000」より
)

8月11日(金)、12日(土)、13日(日)
DESTROY ALL MONSTERS 2000

8/11
#9( BAKI 、ex.GASTUNK )
ASYLUM
BATCAVE
DOOM
AUTO-MOD
DJ:宙也 ( De-LAX、 Loopus )

8/12
遠藤ミチロウ
チコ・ヒゲ
YBO2
Z.O.A
AUTO-MOD
DJ:宙也 ( De-LAX 、Loopus )

8/13
ザ・スタークラブ
恒松正敏
MAD 3
AUTO- MOD
DJ:宙也 ( De-LAX 、Loopus )

会場:新宿LOFT
時間:開場PM6:00 開演PM7:00
前売り:¥3000 当日.¥3500 3日間通しチケット有り(100枚限定、¥7000)
チケット扱い:前売りチケット、3日間通しチケットを5/27池袋サイバーで先行発売。 ぴあ、新宿LOFT、タイガーホールにて、6/10から前売りチケット発売予定。但し、3日間通しチケットは、新宿LOFTのみ。


8/12、エストリアルレコードがジャンルレスイベントを開催

 これまで大友良英氏やeX-Girl、ディスロケーション、デラウェア Computer Soup、One Star etcの参加を得て開催されてきた、エストリアルレコードによるジャンルレスイベント "Metro Vacance〜渋谷コンテンポラリーミュージック〜"のVol.3が8月12日に開催される。
 出演はノイズのメルツバウ、音響派ブレイクビーツの半野、デクーニング(tokyo pop fes. 主宰)、ムーンレース(ex.ネロリーズ、栗原淳)など。「良質のポップミュージックをぶつけて更なる真夏の革命の一夜を演出します」とのこと。

Metro Vacance〜渋谷コンテンポラリーミュージック〜Vol.3
8/12

会場:渋谷デセオ
時間:開場/開演24:30
チケット:2000円+1ドリンク
出演:Merzbow, 半野喜弘, moonrace, De kooning, Kickin' the Lion Dj zeroone Vj FAT

問い合わせ先:デセオ(03-5457-0303)、 エストリアルレコード(090-8084-4574/090-8088-8200)

 


 

オールナイトイベント、テクノポリス2000-1

 昨年のDRIVE TO 2000 で注目のひとつだった、ネオ・テクノポップの若手バンドが勢いのある動きを見せているが、今週末に行われるスカイフィシャーを中心に10バンドが 集まるオールナイト・イベントの情報をお伝えする。

7月29日  21:00 open 21:30 start
前売り2001円 当日2500円 (ドリンク別)
会場/渋谷屋根裏
出演/skyfisher、HiwattElectric、CHIBA RADER.SKOOYER、audiopop etc

Link:
skyfisher


細田麻央+十時由起子「ふたり」

 「イーター」5号の表紙が印象に残る舞踏家、細田麻央と、アコースティク・バンド 「キキオン」のボーカリスト、十時由起子のコラボレーションによるダンスと音楽のパフォーマンスが、西荻窪のライブハウス・音や金時で継続的に行われている。次回の予定は次の通り。

 「ふたり」
出演:
十時由起子/ヴォーカル、コンサルディナ、ギター、スワールプーラ他
細田麻央/舞踏

7月30日(日)18:30開店 19:30 開演 2000円(1ドリンク付)
会場:ライブハウス・音や金時(中央線西荻窪駅徒歩2分)
TEL03-5382-2020


7月〜8月にかけて恒松正敏&VISIONSのライブが続く

 やはりギターを弾く恒松が見たい!という人は通うべし。共演者も#9、CHICO HIGE&THE UNITなど見逃せないメンツ。8月に新宿ロフトで開催されるイベントDESTROY ALL MONSTERS 2000では13日に出演。スケジュールは次の通り。

7月13日(木)
出演:#9(BAKI:ex GASTUNK),恒松正敏&VISIONS
会場: 下北沢shelter  TEL03-3466-7430
開演:19時00分/料金:チケット前売り2,500円/当日2,800円(ドリンク別)6/29発売

7月27日(木)
SHOTGUN VOL.1
出演:CHICO HIGE&THE UNIT, mirrorman, 恒松正敏&VISIONS
会場: 下北沢club251  TEL03-5481-4141
開演:19時00分/料金:チケット前売り2,500円/当日2,800円(ドリンク別)
チケット前売り取り扱い:チケットぴあ

Link:
Cry Baby! (恒松正敏&VISIONS、DA-DAの情報)


今週末は弘前でNONのライブ

 今年一月に17年ぶりにNON BANDのライブを東京で行ったNONが、昨年に続いて地元弘前でライブイベントを開催する。今回はRUINSをメインに、東京から参加するキキオン、弘前在住のビデオアーチスト角田聡によるビデオインスタレーション+DJチームSpeeed (スピーード) 、そしてNONの出演と多彩な内容となった。弘前に新しいシーンが根づきつつある。 (J)

7月8日(
出演:ルインズ、キキオン、NON、Speeed
会場:弘前元町Mag−net(マグネット) TEL 0172-38-1244
時間:開場PM6:00 開演PM6:30
料金:前売り2000円 当日2500円 中高生1000円
チケット扱い: ジョイポップス0172-32-3041 / ビートルーズ0172-37-7003
オレンジカウンティ 0172-34-2277 問い合わせ:マグネット 0172-38-1244


6月〜8月にかけて恒松正敏&VISIONSのライブが続く。やはりギターを弾く恒松が見たい!という人は通うべし。共演者も#9、CHICO HIGE&THE UNITなど見逃せないメンツ。8月に新宿ロフトで開催されるイベントDESTROY ALL MONSTERS 2000では13日に出演。スケジュールは次の通り。

6月21日(水) (終了)
出演:恒松正敏&VISIONS、DA-DA, TELESTAR
会場: 吉祥寺Star Pine's Cafe'  TEL0422-23-2251
開演:19時00分/料金:チケット前売り3,000円/当日3,300(ドリンク別)

Link:
Cry Baby! (恒松正敏&VISIONS、DA-DAの情報)


7月17日〜7月26日 「ダンスがみたい 2」開催

出演:7/17宮下省死、 7/20細田麻央など
会場:神楽坂die pratze TEL 03-3235-7990
時間:開演PM7:30
料金:前売り2200円 当日2500円

 


現在メンバー1人で活動する哀秘謡と、こちらはバンド構成になった青木マリが、吉祥寺Manda-La2でライブ。

6月21日(水) (終了)
出演:哀秘謡、 青木マリBAND
会場: 吉祥寺Manda-La2  TEL0422-42-1579
開演:19時30分/料金:2500円+ドリンク

Link:
灰野敬二
青木マリ


The Bulldog Extractとは、Dancer、Choreographerであるアーティスト鈴木幸夫が主催するダンスの場所、ユニットの総称であり、コンセプトは「身体の自由」、いわゆるダンスと言われるものの枠にとらわれることのない身体の表現、そこにある肉体の躍動、魂の震撼を追求していくことを目的としたDance Performanceです。(案内文より)

6月30日(金)、7月1日(土)
The Bulldog Extract「ダンス バクハツ
出演:The Bulldog Extract
会場:板橋gog TEL 03-3985-4559
時間:開場PM7:00 開演PM7:30
料金:2000円


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