10/26 ムサシノ・スタイル


サヨコオトナラ

女性NWバンド「ゼルダ」の歌い手として活躍後、ソロとしてジャマイカで録音したアルバムから名曲「上を向いてあるこう」カヴァーがヒット。パワフルで透明な歌声で、躍動するイノチの世界を歌う、サヨコ(うた)、カリスマファンクバンド「じゃがたら」で人々を踊らせた、地球音楽探検家、OTO(ギター)、アフリカ、レゲエ、奄美島唄など、ジャンルを飛び超えてあるがままにうねりをつくりだす、ジンベたたきの奈良大介(アフリカンタイコ)この3人が母体となって生まれたのが、その名もずばり、サヨコオトナラです。

アースデイ、フジロックなどのイベントをはじめ、日本各地奥地の、自然とともにある暮らし、美味しいご飯、楽しい祭りの場などに集まる人々とつながりながら、愛と感動を分かち合い、音楽のたびをつづけています。天然リバーブが心地よい、かえると小鳥が鳴く谷津田の自然の中で録音した、アルバム「ワと鳴り」もリリース中。3人の作り出す、なつかしくも、新しい、躍動する音、TOKYO発、地球鳴りの音楽をお楽しみください。

「Drive To 2010, 年月を超えて,時空を超えて、今この瞬間に生きる私たちの音楽を楽しんでいただけたら,最高です。」

 

CICALA-MVTA(シカラムータ)

DRIVE TO 80を観客として目撃した19歳の大熊ワタルは、即刻、バンド活動を始める。以後「絶対零度」「ルナパーク・アンサンブル」などを経て20代半ばにて、チンドン屋でクラリネットを開始。かくして94年結成したバンド「CICALA-MVTA(シカラムータ)」では、前衛、伝統、ロック、ジャズ…あらゆる垣根は笑い飛ばされ、破壊/再生のメリーゴーラウンドに乗り、すべては爆笑と号泣の渦に巻き込まれていく。
大熊のクラリネットをはじめ、桜井芳樹(ロンサムストリングス他)、関島岳郎(栗コーダーカルテット他)や、川口義之(栗コーダーカルテット、渋さ知らズ)北陽一郎(渋さ知らズ)、怪物ドラマー・吉田達也(RUINS他)、世界初スラッシュ・チンドンのこぐれみわぞう(元ソウル・フラワー・モノノケ・サミット)など、「東京アンダーグラウンドの底力」と言われた超異才集団は結成15年を迎え、その活動は今も国内外で爆発中。

★この日のメンバーは下記になります。
大熊ワタル(cl)北陽一郎(tp)川口義之(sax)渡辺明子(tb)桜井芳樹(g)関島岳郎(tuba)吉田達也(ds)こぐれみわぞう(chin-dong)

 

I am a Kamura アイ・アム・ア・カムラ

80年代、日本パンクの草分け、女性だけのバンド「水玉消防団」のヴォーカリストとして活躍したカムラアツコは、その後英国を拠点にする日本人ポップ・グループ「フランク・チキンズ」のメンバーとしてカズコ・ホーキと組み、コミカルかつ演劇的ショーで世界を廻り、また即興ボーカリストとして、フレッド・フリス、ジョン・ゾーン、チャールズ・ヘイワード、ロル・コックシル他と共演した。
その幅広いキャリアを持つカムラアツコが、英国芸術基金2008年シンガーソング・ライター賞の最終選考候補に選ばれたイギリス人、ロバート・ストーリーと組み、歌手としての新しい領域に挑戦したバンドが、この「アイ・アム・ア・カムラ」である。2003年の結成から、ロンドンを中心にライブ活動。昨年、初のアルバムを出す。
曲想のルーツは、民族音楽、シャンソン、即興に根ざす直感性と冒険性。あるときは、30年代の場末のナイトクラブ、 線香の煙に霞む 博多の地蔵尊、スペインの赤い砂、ロンドンの寝室。 日本とヨーロッパの間に移ろう幻影を、劇的で繊細な感情の色で織り上げる。今回は、日本人メンバーでのライブとなる。

今回のメンバー

カムラアツコ  (ボーカル)

ヒゴヒロシ(ベース)
日本のパンクムーヴメント黎明期にミラーズを結成。78年、日本初のインディー・レーベル、ゴジラレコードを設立。ミラーズ解散後80年にチャンス・オペレーションを結成し、90年代まで確固たるインディペンデントな動きを展開する。現在は自身のバンド、イハールコネクト、アンノジョウ、MAJIKA~NAHARU、パチクリエレガンスをはじめ、渋さ知らズ、のなか悟空と人間国宝周辺などでも長年に渡り活動を続ける他、多数のセッションを企画、参加し、既成の枠にとらわれない活動を通して、常に新たな視野を求め続けている。


熊田央 (ドラムス)
http://www.myspace.com/tadashikumada
神奈川県出身のドラマー。90年代は、Copass Grinderz、hi-speed、Weed Beats etc で活動。現在は、gnu、ミドリトモヒデカルテット、ヒゴヒロシ氏のモルガナ実験室、マルサンズで主に活動中。他に、フレットレスベーシストのラブ君とのユニットLove-Bear、異形の語り部、ミクニ率いるFreezone Dynamic Audio、ダモ鈴木ネットワーク、ギタリストとして、浮遊にも参加。


小沢あき(ギター)
http://www.myspace.com/akiozawa
1997年頃より自己のバンドを中心に、新宿PIT INN、渋谷クロコダイル等で活動。アフリカや東欧、南米等の民族音楽、Jazz、Rock、現代音楽等を融合させたオリジナル曲や完全即興、ノイズ等々、アコースティック、エレクトリックを問わず精力的に演奏。現在、自身が主宰するavant pop jam band「BYFAL」、ジャズやポップスのヴォーカリスト達との共演、エレクトロニクスのバンドへの参加、フラメンコギターによる自作曲の演奏、演劇や無声映画の伴奏など、活動の範囲は多岐にわたる。2005年11月、全曲フラメンコ・ギター一発録りによる初のソロアルバム「La Puerta」をverde recordsよりリリース。

高良久美子(マリンバ・ビブラフォン・パーカッション) 
東京藝術大学器楽科を卒業後、多岐に渡る音楽活動を開始。邦楽を仙波清彦に師事し“仙波清彦とはには隊”に参加。坂田明、黒田京子、芳垣安洋、大友良英等の率いるグル−プへ参加。また、ホッピー神山、巻上公一、千野秀一、松本治、内橋和久、大貫妙子等さまざまなジャンルのミュージシャンとライヴ、レコーディングやツアーを行なう。主要な活動の一つである“ボンデージ・フルーツ(鬼怒無月×勝井祐二×大坪寛彦×岡部洋一)”では海外各地で公演。ほかにもサイレント映画とのライヴ演奏、朗読とのコラボレーション、相米慎二監督作品や数々の香港映画、蜷川幸雄「マクベス」(2001年)、文学座「アラビアンナイト」等の劇団公演の音楽制作なども手がけている。

http://www.myspace.com/iamakamura

THE PANTZ

川田良(gt)AIKO(vo)西村雄介(bass)南タケシ(dr)若林一也(sax)小松悠人(tp)
2005年、THE FOOLSの川田良を中心に結成。下北沢440にてデビューライブ。2007年8月、Good Lovin' Productionより1stアルバム『THE PATNZ』を発売。11月には京都・大阪ツアーを敢行。現在は東京都内ライブハウスを中心に活動中。

 

[BAR STAGE]シネマLIVE

映像とライブ演奏のコラボレーションが実現! かねてから爆音上映などでロックとの共闘を進めているパンク・ムービーの雄、福居ショウジンと、『すみれ人形』で一躍注目を集めた気鋭の若手監督、金子雅和が、DRIVE TO 2010を舞台に新たな試みに挑む。共に新作短編をこの日のために制作し、ライブ演奏とともに上映。その時、映画がライブになる!!


福居ショウジン

石井聰亙や山本政志の撮影チームに参加しつつ、制作集団「ホネ工房」を設立し『ゲロリスト』『キャタピラ』の短編映画を制作。1991年初の長編『Pinocchio√964』を発表。そのパンキッシュな映像で一躍カルト的人気を集める。1966年には『ラバーズ・ラバー』を発表。『Pinocchio√964』とともに海外でも注目を集める。しばしの潜伏期をへて、ホラー・ムービー『伝染』(2004)『怨廻』(2006)を制作、2007年ホネ工房を復活させ、短編『the huding〜潜伏』を発表。エネルギッシュな活動を再開した。
今回は新作『S-94』をプレミア上映。ゴシック・インダストリアル・ユニットDespairのRieuのライブサウンドが映像と激突する。

『S-94』 (2009/モノクロ/30min)
監督・脚本・編集:福居ショウジン  
出演:創木希美、立島夕子、石川ゆうや

 

http://www.honekoubou.jp/index2.html

金子雅和

1978年、東京都生まれ。
19歳から8ミリ、16ミリで映像作品を作り始める。
映画美学校に入学、瀬々敬久監督の指導を受ける。
修了制作として監督した『すみれ人形』が高い評価を受け、2008年、アップリンクでレイトショー公開される。その倒錯的なストーリーと、冷徹なまでに美しい映像とが生み出す独自の世界が広く注目を集めた。『すみれ人形』の音楽はKIRIHITOの竹久圏が担当。続いて『鏡の娘』(2008)、早見純の作品を原案とした『こなごな』(2009)と二本の短編を発表。その錯綜した映像美にいっそうの磨きがかかっている。
今回はこの日のために新作を撮影。音楽とのコラボに新たな可能性を追求する。

 

http://www.kinone.net/index.html

MARBLE SHEEP(マーブル・シープ)

PHOTO:SOH SATO

1987年、元WHITE HEAVENのギタリスト、KENを中心に東京で結成。1990年、アルケミーレコードからファースト・アルバムを発表。カオティックなロング・チューンとサイケデリックな照明を配したライヴで、東京を代表するサイケデリック・グループとして評判になる。2000年以降は音楽性もソリッドでタイトになりヨーロッパを中心に活動を展開していた。今年11月より、アメリカへ進出。現在のメンバーはKEN(G,V)ZIGEN(G)BABY(B)IWAMOTOR(D)で、ライヴ事にゲストドラマーを配しツインドラムで演奏している。今回のロフトは、C.O.B(KIRIHITO)を迎えての編成。

「ロフトは、1990年頃に何回かお世話になりました。久しぶりのロフト、楽しみにしています。」

 

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