<その41>ボク達の親分

戦争反対、自衛隊派遣反対、はこの際置いといて続きます。

自衛隊のイラク派兵時、当の日本の兵隊さんが現地で駐屯予定の土地借用の交渉をイラク人とやっていた。しかも金銭でゴネられてるのをTVで見て哀しくなった。

兵隊さんにそんな事をさせてはいけません。我々の家族・愛人をギリギリのところで守ってくれるのが兵隊さんなのだから、武器の扱いや体力訓練に命掛けのはず。戦地に行く前に、そんなゼニカネの交渉事は事前に政治家先生が済ませておくのが当たり前だと信じていたから、驚いたり悲しかったり。その報道に先生達は、イラクの人達の狡猾さの前に及び腰に見えました。現地に出向いて交渉成立してやれよ、政治家先生。

ボク達は、国益と称する油ぶん取り合戦にどうやら加担してしまったから、保険のように兵隊さんを人様んちにわざわざ行かせました。良かれと思ったのに、どうやら迷惑のようです。イラクの人達は、どうせの迷惑なら利用しようと逆手にとろうとします、かの地は戦地なのですから。

そうこうするうちに、イラク人による日本人ボランティア〜ジャーナリスト人質事件ってのが浮かび上がりました。連日マスコミ騒がしいです。戦略としての人質だから、解放されました。良かったね。国費を使ったのだから解放費用を請求する、と、どっかの政治家先生はセコイ事を偉そうに言いました。請求しても別にいいけど弱者に対して偉そうに言う事ではありません。イラク土地借用の件には、およそ不慣れな兵隊さんにお任せしといて、なんだよ偉そうに。

政治家先生は偉そうにしてはいけません。偉い人は偉そうにしないから偉いのです。なんだかんだ言ってもボク達が選んだ「親分」なのだから、偉い人であってほしい。

降って湧いたような自己責任は、むしろボク達にある。情けなくも、責任の取れそうも無い私はとりあえず傍観者ってとこ。だから、止むに止まれぬジャーナリストはイラクにどんどん行くべし!写真家も行くべし!気持ちを折っては「偉い人」にはなれない。覚悟のない傍観者のボクこそ責められてしかるべきなのだ。

せめて身の回りを見渡して気持ちをカメラで切り取るだけ。
偉くなれないし、別に偉くもなりたくないボクがここにいる。

2004/5/2

 

 

日付   商品名 形態 値段
(税抜き)
購入者へのコメント
4/26(月) 定休        
4/27(火) 臨休        
4/28(水) VA/東京ダダイズム カセットブック \1000 1989年制作のもので トレモロ/マスターU/マサ子さん/はしか を収録したものですが、当時の混沌が聴き取れますね。
4/29(木) チャンス・オペレーション/hiroshi CD \2000 リアルの1stCDがどうしても見つからない(笑)
4/30(金) 鉄アレイ/force EP \1000 鉄アレイのステッカーを入れ忘れたので、今度いらした時にお申し付け下さいね。
5/1(土) 山桜/天府 CD-R \300 打ち込みのクレスプキュールみたいでしょう?
5/2(日) 赤痢/赤痢の花園 CD \2857 藤原くん何年ぶりだよ!すっかりオヤジになったのう

 

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