「CASE OF TELEGRAPH extra」ご来場ありがとうございました。義援金についての報告

4月2日高円寺HIGHで開催した「ケース・オブ・テレグラフExtra」は、たくさんの方々にご来場いただき、観客の皆さんと参加してくれたミュージシャンたちの力によって、素晴らしいイベントとなりました。ロックの持つ本源的なパワーを改めて実感することとができた一夜でした。

物販スペースに置いたペットボトル募金には、2日と3日アマリリス・ワンマンライブの二日間で、27,612円の募金をいただきました。このお金は、4月5日付で「日本赤十字社・東北関東大震災義援金」に郵便振り込みによって送金寄付いたしました。



また、2日「ケース・オブ・テレグラフextra」の入場者数は147人、会場経費を差し引いた収益金は138,750円となりました。この収益金138,750円については、被災地への支援金としてより確実に必要な現場へ届く方法を検討しています。決まり次第ご報告します。


延期となった「CASE of TELEGRAPH 2011」は、状況の推移を見つめつつ、あらためて企画を立てなおして実現したいと思います。

来場してくださった皆さん、いろいろな形でかかわってくださった皆さん、本当にありがとうございました。

2011年4月5日 テレグラフファクトリー 地引雄一




コンクリーツ
モモヨ

突然段ボール(飛び入り)

AUTO-MOD

アリス・セイラー(飛び入り)

くじら+佐藤薫 

恒松正敏グループ

アンコールセッション:曲「I Shall Be Released」






◎「CASE OF TELEGRAPH extra

4月2日(土)
出演: コンクリーツ、モモヨ(リザード)、AUTO-MOD、杉林恭雄(くじら)、佐藤薫(EP-4)恒松正敏グループ ほか

(この公演の収益は全額、東日本大震災の被害に対する義援金として寄付されます)


(問)KOENJI HIGH 03-5378-0382 (16:00~)
メール問合せtelegraph2011@mail.goo.ne.jp
なお、3日(日)はアマリリスのワンマンショーが開催される予定です。



◎「CASE OF TELEGRAPH 2011」の前売り券の払い戻しについて。
通し券 ¥5000(店頭販売者、メール予約者)
  ↓
4/2、3使用可(整理番号はそのまま活かします)
返金はありません
※4/2に関して、通し券はドリンク代は別途いただきません。

通し券購入者で4/3の払い戻し希望の方
   ↓
返金に応じます ¥2500

4月2日
4月2日の前売り持参の方
   ↓
入場可(整理番号はそのまま活かします)
その際、¥500返金します

4月3日の前売り持参の方
   ↓
入場可(整理番号はそのまま活かし、4/2の前売分の整理番号と並列入場)
その際、¥500返金します

4月3日
4月2日、3日の前売り持参の方
    ↓
入場可(整理番号はそのまま活かします)
返金なし ドリンク代も別途いただきません
前売¥3000=(アマリリス・ワンマン前売¥2500+1ドリンク¥500)


高円寺HIGH店頭で購入のものはHIGH店頭にて、期限をもうけずに払い戻しを行います。
e+で購入のものはe+において手続きをしてください。
「e+」での購入分の払い戻し期間、方法等
KOENJI HIGH website「FROM HIGH」コーナーをご参照ください。
http://koenji-high.com/from_high/


1981年から5年間にわたって活動したインディーズ・レーベル「テレグラフ・レコード」は、東京ロッカーズのムーブメントを継承し、日本のインディーズ・ロック・シーンの形成に大きな貢献を残している。
テレグラフ・レコードからリリースされた作品は、昨年よりDISK UIONのDIWから「テレグラフ・コレクション」としてCD化されており、その音楽性の多様さと先進性があらためて注目を集めている。

「テレグラフ・コレクション」もスタートから一年をむかえ、既に20タイトル以上がリリースされたが、この機会を得て、テレグラフ・レコードゆかりのミュージシャンが結集し、二日間のライブ・イベントを開催することとなった。
イベント・タイトルの「ケース・オブ・テレグラフ」とは、1983年に新宿ロフトで5日間にわたって開催されたテレグラフ主催イベントを踏襲したものだ。同名のライブ・オムニバス・アルバムも、今回のシリーズの一枚としてCD化再発が予定されている。

今回出演するのは、オリジナル・メンバーを中心に完全復活を果たした「リザード」をはじめ、「恒松正敏グループ」、「オートモッド」、「ノンバンド」、「くじら」、「コンクリーツ」という、今も現役として活動を続けるテレグラフ・レコードに関わりの深いバンドだ。さらに、昨年のCD再発を期に音楽シーンに復帰したEP-4のリーダー佐藤薫が、川島バナナとのユニット「EP-4 unit3」として、実に25年ぶりにステージに立つ。これは新生EP-4の第一歩となるのだろうか。
また、今も関西でカルト・アイドルとして活躍を続けるアリスセーラー率いる「アマリリス」が復活を果たすのも注目される。

これは単に過去を回顧するイベントではない。
80年代に提示されたロックの未来形が、21世紀の現在に、新たな意味をもって甦ってくることだろう。

『CASE OF TELEGRAPH 2011

期日: 2011年4月2日(土)3日(日)  会場: 高円寺HIGH


<出演者>
4月2日(土) リザード、恒松正敏グループ、AUTO-MOD、コンクリーツ
4月3日(日) NON BAND、くじら、アマリリス、EP-4 unit3(佐藤薫+川島バナナ)

18:00 OPEN  18:30 START
前売¥3000 当日¥3200(共に+1 drink¥500)
通し券 ¥5000(20枚限定)
チケット発売中
高円寺HIGH店頭、e+、メール予約(イーターHPより)
(通し券はHIGH店頭のみ)
※当日の入場順は(1)通し券(2)HIGH店頭(3)e+(4)メール予約
※メール予約のチケット引き換えは、開場の1時間前よりHIGH入口受付にて開始いたします。

電話問合わせ: KOENJI HIGH 03-5378-0382 (16:00~)
メール問合せ: telegraph2011@mail.goo.ne.jp
twitter 公式アカウント:http://twitter.com/#!/telegraph2011 

高円寺HIGH
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-30-1
03-5378-0382
http://koenji-high.com/


<出演バンドの紹介>
4/2
LIZARD
紅蜥蜴として70年代アングラ・シーンで名を馳せ、リザードと改名後は東京ロッカーズの中心バンドとして活躍、様々な波乱を巻き起こしながら80年代を疾走した。
90年代以降、長く音楽シーンから遠ざかっていたリーダーのモモヨが、再びステージに復帰したのは2001年のこと。
2009年にはオリジナル・メンバーのワカ、コウ、そしてARBのキースが加わって、ついにリザードは完全復活を果たした。
最新アルバム『LIZARD Ⅳ』もリリース、「DRIVE TO 2010」では30日に渡るイベントの最終日を飾るにふさわしい「歴史」と「今」を感じさせるパフォーマンスを展開した。
 テレグラフ・レコードからはロンドンでのライブ音源を収めた『彼岸の王国』と、モモヨのソロ三部作がリリースされた。
「テレグラフ・コレクション」ではソロ三部作をまとめた『百夜独演音曲集』に加え、テレグラフ・レコード活動停止後にDIWからリリースした『変易の書 / The Book ofChanges』と『岩石庭園』がCD化された。
さらにリザードのファースト・アルバム『LIZARD』も同時に再リリースされている。
 なお、今回のライブはキースの長期休養のため、特別編成となる予定。
岩石庭園 LIZARD 変易の書 / The Book of Changes 百夜独演音曲集

恒松正敏グループ
フリクションのギタリストとして東京ロッカーズ・ムーブメントの中で大きなインパクトを残した恒松正敏。
フリクション脱退後はE.D.P.S(エディプス)を結成、その骨太のサウンドによって広くロック・ファンの支持を集めた。
E.D.P.Sのデビュー・シングルとなったのが、テレグラフ・レコードからリリースした『DEATH COMPOSITION』(1982)だ。
E.D.P.S解散後は画家としての活躍が目立つ恒松正敏だが、近年は恒松正敏グループとして音楽活動に力を入れ、E.D.P.S時代を凌ぐようなパワフルなロックンロールを展開、永遠のギター小僧ぶりを発揮している。

1983年のイベント「CASE OF TELEGRAPH」にもE.D.P.Sとして参加しており、その演奏はライブ・オムニバスにも収録されている。

メンバーは恒松正敏:G,Vo/荒木康弘:Ds(ex.ALLERGY,P-MODEL)/飼沼丞二:Bass(ex.北澤組、町田康+GLORY)。


AUTO-MOD
東京ゴス・シーンの帝王、ジュネ率いるオートモッドは昨年結成30周年を迎え、ニューアルバム『CELEBRATION』をリリースし記念のライブイベントを華々しく催した。

オートモッドの結成は1980年、翌年4月にはテレグラフ・レコードの第一弾として、デビューシングル盤『Love Generation』を発表している。それ以降、オートモッドとテレグラフとの繋がりは強く、2枚のシングルと布袋寅泰、高橋まこと在籍時のライブ・アルバム『レイクエム』をリリース。さらに1984年には、オートモッドが中心となりテレグラフ内にヴェクセルバルグ・レーベルを設立、ポジィティブ・パンクのブームを巻き起こした。

華麗でシアトリカルなステージとアグレッシブなサウンドで、常に新たなシーンを切り開いてきたオートモッド。その存在感は時と共に大きくなっている。
「テレグラフ・コレクション」として、ライブアルバム『レクイエム』、シングル・コレクション『SINGLS』、ヴェクセルバルグ時代のアルバムにシングルを加えた『BIBLE+』の三枚のCDがリリースされている。
レクイエム SINGLS BIBLE+



コンクリーツ
ストリート・エンターテイメントの王者として80年代のインディーズ・シーンを賑わしたコンクリーツ。
リーダー/ボーカルのシム・コン・カンは東京ロッカーズ時代からシーンを支えてきたスタッフである清水寛の仮の姿だ。
21世紀に入ってもDRIVE TO 2010などのイベントに出演、軽妙な歌謡ロックでお祭りバンドの本領を発揮している。
昨年から新メンバーが加わり大きな若返りをとげ、新生コンクリーツとして活発な活動を展開中。
テレグラフ・レコードからはデビュー・シングルとなる「スーパーマーケットライフ」をリリースしている。

今回のライブには元祖ガールズパンクのBOYS-BOYSで活躍したKUMMYとチャンスオペレーションのギタリストだったヨシコの新ユニット、「エメラルズ」が特別参加する。

コンクリーツのメンバーは、Vo/Perc.Shim-Con-Kang、Gr./Vo.Nao ken、Gr.Pevo1
号、Ky.KC(from Shampoo)、Per./Dr.Boy(ex.EDPS)、Bs.Ryu the Smash、Dr/Vo.
Tommy Enco、Vo.Y子、Vo.キラ子(トランジスタ気楽)、Cho./Gr.月子。


4/3
NON BAND
ノンの個性的なベースの弾き語りと、バイオリン、ドラムとのトリオによる豊かな生命感にあふれたサウンドによって、80年代初期インディーズ・シーンを魅了したNON BAND。
テレグラフ・レコードから1982年にリリースしたアルバムはテレグラフを代表する名盤だ。
現在は地元・弘前で地に足のついた音楽活動を続けているノンだが、2000年にはオリジナル・メンバーでNON BANDを再結成。
ソロ名義のニューアルバムを発表するとともに、NON BANDとしてのライブを都内でも何度か行っている。
一昨年のDRIVE TO 2010にも参加し、新しい世代のファンも増えつつある。
NON BANDのCDは現在スカイステーションから、テレグラフのアルバムと未発表ライブ盤がリリースされている。

メンバーは、NON(vacal,bass)、山岸騏之介(violin,guitar)、玉垣満(drams)、佐々木絵美(accordion)。

なお今回はこれに先立ち、4月1日にUFOクラブにおいて、弘前で音楽活動を共にしているメンバーとともに弘前バージョンのNON BANDを披露。マニ・ノイマイヤーやキノコ・ホテルと共演する。。
NON BAND NonBandin' Live


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