メンバー:小西健司(Vo, Electronics)、成田忍(Vo,
Guitar, Electronics)、横川理彦(Vo, Bass, Violin, Electronics)
82年10月に結成。
小西健司、成田忍、横川理彦を核とした形態を4-D mode-1とする。
ソノシートの定期的無料配布や、別ユニット(4-D mode-0、4-D mode-2、etc)の派生など、独自の秘密結社的フットワークで、従来のロック・バンドの枠組から逸脱した総合芸術活動を展開。関西発のエレクトロニック・ポップ・ユニットとして、ポスト・テクノ・シーンをいちはやく開拓する。
85年に12inch仕様の1stアルバム『A STYLE OF BUILDING』をテレグラフより発表後、4-D mode1としての活動は休止状態に。その後は小西健司のユニットとして機能していくことになる。
2004年、オリジナル・メンバー3人が再結集して4-D mode1を再起動。
2008年2月21日、23年ぶりとなるニュー・アルバム『Rekonnekted』を自身のレーベル、4-D Labelよりリリース。組み立て式の特殊ヘキサゴン・ジャケットや多彩なゲスト(平沢進、D-Dayの川喜多美子、エミ・エレオノーラ)も話題となり、ロングセラーとなる。また全米唯一のシンセポップ専門レーベル、A
Different Drumを通じて海外でも発売されるなど、テクノ、エレクトロニカ、ミニマル、アンビエント、インダストリアル、EBM、ブレイクビーツなどが交錯した独自の無国籍電子音響世界が、海外でも高い評価を得る。
その後も「Rekonnekted:Extension Kit」プロジェクト、サブレーベルMultiple Konnektionの始動、マキシ「VERY」のリリースなど精力的に活動。多面体エレクトロ・ユニットならではの新機軸を打ち出し続けている。
現在ニュー・アルバムを制作中。
「変わるのもよし、変わらぬもまたよし
座することにこそ有り」