<その6> 渡辺家の正月
写真:渡辺 正 |
何年ぶりだろう。家族旅行というものを経験。
鬼怒川温泉のホテルで元旦に合流。なつかしい顔がホテルの一室でゴロゴロしている。このだらしなさは素晴らしい。渡辺家のリラックスマインド全開。
美人の姪は年末に離婚。ビートルズマニアの甥は、失業保険が切れてプー状態。母は世の中、幻想に生きていて立派。う〜ん、なかなか素敵なファミリーだ。苦境なんて、いつかは晴れるに決まってる。そう信じて、新年は温泉旅行です。
翌日、家族は日光東照宮へ、私は日光江戸村へ、それぞれ別行動。このフレキシブルな感じもまた、渡辺家のすばらしさ。決してバラバラなまとまりのなさと言うなかれ。
正月はやっぱり江戸だ、となんだか決めたんだ、とにかく。つくりものの江戸が見たかったんだ。で、すぐ入ったのが、なんだかしらないけど、江戸時代の拷問刑屋敷。どうして、こういうものにひかれてしまうの、この私。
それはそれで、私の正月らしいひとコマね。
2001年1月8日
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